2025年4月28日 月曜日
今日は朝から雨でしたが、三葉幼稚園の遊びの場は保育室だけではありません。泥場では、泥団子づくりをしている年長児たちがいました。友達と話しながら泥を固めると、せっせと手を休まずにくるくると磨き続けていきます。更にざるを使ってサラ粉を集めると、今度はツルツルにしていく作業を根気よくする姿が見られました。
大きなテントの下では、遊びコーナーがいくつか準備されていました。色水コーナーでは、赤、ピンク、黄色と色々な花びらが用意されていて、そこでは好きな色の花を選んで何色の色水ができるかを楽しんでいる子や色々な花を混ぜて何色になるかを試している子等、それぞれの楽しみ方をしていました。また、キッチンペーパーの間に花びらを挟んで木槌でトントンと叩いて叩き染めをしている子は、ペーパーに色を写しとり、開くと両面に写っていて「綺麗だね!」と喜んでいました。ままごとコーナーでは、野菜を包丁を使って細切りにしたりみじん切りにしたりと、自分で考えて料理をしていました。ままごとコーナーには、包丁の他にもフライパンやすりおろし器等、たくさんの本物の料理道具があります。ひつじ組のYちゃんは、ぱんだ組のNちゃんと家族ごっこをしながら「子どもたちが帰ってくる前にシチューとおまんじゅう作るわよ!」と話しながら楽しそうに作っていました。
プールのお部屋では、腕まくりをして裸足になってやる気いっぱいでアスレチックをしていました。平均台から落ちないように頑張っている子やゴールをして喜んでいる子等、元気いっぱいに遊んでいました。りす組のKくんは「楽しいよ!」と話しながらニコニコの笑顔でアスレチックを何周もしていました。ぱんだ組のNちゃんは、バスの中で「今日は雨だね…。」と話していましたが、園に着くとたくさんの遊び場があるのを見て「どれから遊ぼう!」と喜んでいっぱい遊んでいました。雨の日でも三葉幼稚園には、子ども達がワクワクする楽しい遊び場がたくさんあるのです。
さて、ぱんだ組とりす組は廃材大会をしました。そこへ古森先生が来て、テープの上手な使い方について教えてくれました。「大きな廃材をくっつけるためには、クラフトテープを使ってみるとセロハンテープよりも頑丈にくっつくよ。」「紙と紙は貼り合わせる時にはのりを使うといいね。」と教えてくれました。ぱんだ組のHくんは、古森先生と一緒に廃材をクラフトテープでくっつけると頑丈にくっつけることができて、友達に嬉しそうに見せていました。また、ぱんだ組のNくんとりす組のFくんは、兜を作るとすずらんテープを付けていましたが、のりではくっつかない事に気づくと「セロハンテープならくっつくね!」と話しながら作っていました。三葉っ子はみんな廃材遊びが大好きで、自分たちで思い思いに作っていて、誰1人同じものがありません。遊び中心の保育の中で自分の作りたい物、欲しい物を創造性豊かに制作して楽しんでいます。新米教師の私は、子ども達から楽しいことをいっぱい教わっていきたいなと楽しみになりました。
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