幼稚園の日記(ブログ)

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  2013年12月7日 土曜日

ぴよぴよの部屋からはいつものように幼児達の元気な声が聞こえてきます。今日は登園してきた子からブロックやおもちゃの他に部屋にある廃材のあき箱に手を入れたり足を入れたりして遊んでいました。時々保育士の上ぐつにも足を入れて「歩けるかな?」と試しています。

その側で保育士がそっと牛乳パックやティッシュの空き箱に包装紙を貼り小さないすを作って出しました。それをいち早く見つけた1歳児のAくんがやってきました。最初はころがして遊んでいましたが座ってみると高さが丁度よくそのいすにちょこんと座って周りを見ていました。するとBくんもやってきてそのいすに座ったり、ふたつのいすを重ねたりして遊び始めました。その様子を見ていた2歳児のCちゃんはAくんとBくんが終るまで順番を待ち自分の順番がくるとぬいぐるみを抱っこして座わりました。2歳児になると1歳児が使っているものを取ってしまうのではなく、自分より少し小さい友達の事を気使えるようになります。そして隣に座っている友達に優しく話しかける姿も見られます。1歳児同士の間でも「貸して」という動作が身ぶり手ぶりで見られるようになりました。まだまだ言葉が出ない幼児達でもお互い通じ合うものがあるようです。ブロックやおもちゃだけでなく何でも身近にあるものが幼児達の遊びの環境になることを実感しました。そしてその遊びの経験が頭の中に貯えられ年齢と共にイメージや創造性となって製作活動やセロハンテープの使い方など技術や知識の習得につながっていく大切な環境であることに気付きました。私達は日々小さくてもいろんな発見をしていく幼児達の成長を気付き見守っていきたいと思います。