幼稚園の日記(ブログ)

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2024年7月17日 水曜日


先週から不安定だった天候が一転して今日は晴れ渡り暑い1日となりました。そんな中で子ども達は「お日様だ〜‼︎」と言って元気いっぱい戸外に飛び出して遊んでいました。

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それぞれ涼しい場所を見つけて遊ぶ中「うわ〜‼︎」と子ども達の声が聞こえたので近づいてみるとI君の周りに子ども達が集まり「せみだ〜‼︎」と騒いでいました。「天気が良いから見つけれたよ」とI君が笑顔で見せてくれると他の子も「色んな所から鳴き声聞こえるから見つけれるかも」と言って探しに行く子がいるかと思うとI君と一緒にセミを観察する子に分かれていました。一緒に観察していたS君が「でも、せみってすぐ死んじゃうから逃さないといけないよね」と教師に言ってきたので「そうだよね!」と言うとみんなに「後で逃してあげようね」と言っているのを聞いて温かい気持ちと同時に野菜の収穫から始まった生き物や自然の声を聞いてみると言った学びが子ども達に生きているのかな?と思いました。

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そして、今日はあいテレビの方が子ども達の撮影に来てくださいました。不安定な天候続きで出来なかった水遊びも子ども達は今日思う存分にすることができました。他学年のクラスが水遊びを始めると「俺たちもやりた~い‼」とわくわくの子ども達、「着替えるから片付けるよ」と一言言うといつも以上に早く室内を片付けて水着に着替えていました。「水鉄砲始め~‼」のかけ声で「わぁ~」とにこにこ顔で友達とかけ合いをしていて「冷た~い」「キャ~」等、子ども達のかわいい声が園庭に響いていました。また、室内プールも魚つりコーナーからプールへ戻り、今日は入れるぞと大喜び‼水のかけ合いやわに歩き等全身水を浴びながら遊ぶと出た後はどの子もさっぱりとした表情で着替えて「楽しかった~‼」とクラスへ戻って行きました。

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これから天気も安定し、30℃を超える日が続きますが影を作りながら元気に夏を過ごしたいと思います。

2024年7月16日 火曜日

先週からの大雨に引き続き、三連休もたくさん雨が降っていましたが、今朝は三葉っ子パワーのおかげでしょうか、過ごしやすい天気で外に出て遊ぶことができました。

大人気のシャボン玉のコーナーでは、今日も多くの子どもたちが集まって楽しそうに遊んでいました。すると、大きな大きなシャボン玉が空に浮かんでいました。「めっちゃおっきい!」と子どもの声がする方を見てみると、何やら変わった道具を持ったT先生がニコニコしながらシャボン玉液を付けています。「いくよー!」と言って手を伸ばすと、たくさんの大きなシャボン玉ができて子どもたちも大盛り上がり。「えいっ!」と指でシャボン玉を割ったり、「もっと上がれ〜!」と言ってうちわで仰いだり、それぞれで遊び方を変えて楽しんでいました。

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シャボン玉同士がくっついているのを見つけたうさぎ組のYくんは、「先生見て〜同じのできたよ!」と、三つ子のシャボン玉を見せてくれました。「そーっと息を吹いたらできるよ」と、周りの子たちにも説明していて、「よく気が付いたな〜」と感心しました。さらに、その隣ではハートの形になっている吹き具でシャボン玉を使っていたRくんを見て、ひまわり組のWちゃんが、「これで吹いたらハートになるの?」と聞いていました。Rくんが吹いてみるとシャボン玉は丸い形のままだったので、「ハートにならんのやね」と残念がっていましたが、次に「じゃあこれも丸かな!」と、星型のもので吹いて確かめていました。何気なく遊んでいたシャボン玉でも、様々な遊び方や発見することができ、私も日々勉強になっています。

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ビックボスで遊んでいた子どもたちに「先生来て〜」と言われ行ってみると、みんなが指差して「セミがいる!」と教えてくれました。よく見ると木にセミが2匹とまっていました。「あれはアブラゼミだと思う!」と、見ただけでわかったくま組のYくんは虫に詳しいようで、セミの抜け殻を集めていました。周りにいた年中さんたちにも教えてあげて、一緒にセミ探しが始まりました。子どもたちは見つけるのが早く、嬉しそうにあちこち指を差していました。これからさらに暑くなるとセミもたくさん鳴き出すと思うので、みんなでセミ探しもしていきたいと思います。

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遊びの中や自然の中でたくさんの発見があり、子ども自身が考えたり調べたり視野を広げ、探究していく様子に驚かされます。これからも子どもたちの考えや遊びを尊重しながら楽しく過ごしていきたいと思います。

2024年7月13日 土曜日

今週は気温がぐんぐんあがり、37℃ととても暑い日が続くかと思えば、一転、大雨で土砂災害の心配もしつつ、時折吹いてくる風に涼を感じ、一息ついていると、雨上がりの日差しで蒸し暑くなったりと、天気・気温などの変化が大きい1週間でした。

 

保育園児たちは、暑い日はタライに水を入れて、テラスで水遊びを楽しんでいます。初めての水遊びの日、もも組の子ども達の反応は様々で、手を洗う時の水道の水の感触とは違って、タライにいっぱい入って波打っている水に目を見開いて不思議そうに見たり、じーっと他の友達がしている事を見て、ちょっと手を伸ばすも水を触って手を引っ込めたりと様子見している幼児がいるかと思うと、「水が大好き!顔にかかってもへっちゃらだよ!」と、バシャバシャしぶきに大喜びする幼児や、カップで水をすくってバシャバシャと水をちらして、全身全力で水遊びを楽しむ幼児の姿もありました。

 

室内でもボールプールや段ボール、トンネル、すべり台などを出すと、自分で好きな所に行って遊ぶ子ども達です。ボール遊びでは保育教諭と「どうぞ」「ありがとう」のやり取りをして、ペコリと頭を下げる仕草をすることも増えてきて、「かわいいね」「じょうずだね」と褒められると嬉しくて、何度も繰り返し遊んでいます。たくさんの人に褒めてもらって成長する子どもたちです。

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水分補給も、以前よりスムーズにできるようになりました。「さぁお茶飲むよ~」と声をかけながら水筒を保育教諭が運ぶと、自然と子ども達が集まってきます。名前を呼ばれて水筒を受け取ると、グイグイ飲んで・・・ポイっと。まだ「終わったらお片付け」までできる子は少ないですが、まねっこ大好き、何でも自分でやってみたい年頃の子ども達なので、あともう少ししたら、できるようになる。。。はずです!!毎日の生活に必要な習慣を身につけていく子ども達の学びの力に期待しています。

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水曜日、もも組の部屋の前に、年長さん達がたくさんやってきて、せっせと業者さんが運んできた段ボールの荷物を運び始めました。気になる子ども達がソファの所に集まります。箱の中は磁石になっている、布製のブロックです。3階まで運ぶために集まっていたようで、それに興味津々な子ども達でした。じっと見ていると古森先生が「ひよこさんも どうぞ」とブロックを数個渡してくれました。軽くて1個づつ、もも組の子ども達も持って歩けるほど良い大きさのもので、ハイハイしかできない子も、片手に持ってハイハイ移動ができる軽さの物です。もも組の部屋にはちょうどホワイトボードもあったのですぐに子ども達とペタリと貼り付け楽しんでいました。1つ貼り付けるたびに拍手して喜んだり、中には、カラー磁石をそのブロックの磁石の部分に、くっつけたり外してみたりと違った遊びをする幼児もいました。

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いろいろな物に興味を示す子ども達の遊びが1つではなく、色々な遊び方になるように、保育教諭も子どもの心になって一緒に楽しみ、アイデアを出すなど工夫しなければいけないなと思いました。

2024年7月12日 金曜日

松山市緑町(松山城北側)で、明け方土砂災害が起こりました。そこで朝、警戒レベル4が発令されると共に、三葉幼稚園も自由登園ということになりました。各クラス、欠席する子どももいましたが、クラスの半分以上の子ども達が登園してきました。警戒レベル4が味生地区にも出ていることもあり、水遊びこそありませんでしたが、子ども達が登園する頃には雨もやみ、砂場、泥場、包丁ままごとコーナーはもちろんのこと、水汲み遊びコーナー、足をつけて遊べるプール、そして室内プールでは、昨日から始まった魚釣りコーナーが出来ていました。年長・年中児達は早々に外に出て、つりかんで遊んだり、砂場で山や川を造って遊んだり、プールでの魚釣りを楽しんで、釣った魚を見せ合ったりする姿も見られました。

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遅れて年少児達も園庭に出てきて、三輪車に乗り合い「後ろから押してあげる」「僕 乗りたい 貸して」等と声を掛け合いながら遊ぶようになってきました。また雨上がりの園庭にできている水たまりを見つけて、年長・年中児がしているのを真似して、葉っぱを浮かべてみたり、泥団子を作ったりしていました。包丁ままごとコーナーでは、野菜を切り、それをお椀に入れ、水を入れてお料理を作っていると、見学に来た子どもも一緒に入って、野菜を切るのを楽しんでいました。

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昨日、プールの池で園長先生が魚釣りをしているのを見て、魚を廃材で作っていたさくら組の子ども達は、魚を作るだけで一日が終わってしまって、魚釣りが出来ず、今日を楽しみにして登園してきました。そして11時頃、やっと魚が完成にし、釣りをすることが出来ました。「先生 見て!釣れた」と嬉しそうに釣り上げたところを見せてくれたり、「ここは釣れない」と流れの早いところに気づいて、移動して行ったRちゃんに「凄い!よく気が付いたね こっちなら釣れるかもしれないね」と声をかけると、嬉しそうに釣っていました。

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また泥場では、泥だんごが作れるようになり、「先生 見て!」とできた泥だんごを見せたり、新しいさら砂を作る道具が出ているのに気付いたMちゃんは、さっそく友達と一緒にさら砂を作り、「わぁ!きれいなさら砂 先生触ってみて」見せてくれたりしました。

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自由登園で登園していない子もいましたが、幼稚園では楽しい子ども達の声がいっぱい響いていました。

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2024年7月11日 木曜日

今日は朝から大雨で昨日までの夏日から一転梅雨に逆戻りの一日でした。

朝、プールを見に来ていた古森先生を見つけた年中さんは「何してるの?」と集まってきました。いつも古森先生がいる所には楽しい事があることを知っている子ども達は、今度は何をしてくれるのかな?と興味津々です。楽しい事が大好きな子ども心いっぱいの古森先生は、プールのそばのタライの中にあったカップをプールの中に投げ入れると、ひしゃくでそれをすくいながらそばにいた教師に「釣り竿持って来て~」と声をかけました。それを聞いた年長児が廃材で魚を作って放流しプールは釣り堀になりました。思えば何年か前まではプールを使って魚釣りを楽しんでいましたが、園舎の建て替えにともなってしばらくお休みしていたのです。大きなプールでの魚釣りは久しぶりで、子ども達もワクワクしてる様子でした。

流れるプールに廃材で作った魚たちが次々まわって流れてきます。その魚を釣り竿を使って、釣っていくのが難しく、子ども達も「つれーん」「難しい!」と言いながらも何度も挑戦しているうちにコツを掴んで釣れるようになっていきました。

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そして、大きなプールに魚が少なくなってきたのを見た年中さんのクラスで魚作りが始まりました。お部屋を覗いてみると、ハサミでトレーを切って足やヒレを作るとマーカーで色を塗ってカラフルな魚にしたり、トレーにヤクルトカップをたくさんくっつけてタコを作ったりと思い思いの海の生き物を作っていました。りす組のSくんは魚を作った後に自用の釣り竿を作っていました。次々作った魚を泳がせているうちに紙製の魚は水に溶けてしまうことに気が付いて、紙で作っている友達に「水に溶けちゃうよー!」と教えてあげる姿も見られました。また、プラスチックの廃材は水に浮かんで流れることが分かり、プラスチックの廃材を選んで作っている子の姿もあり、気が付いた事、学んだ事をすぐに生かしている年中さんに驚かされました。晴れの日のプール遊びを楽しんだ子ども達は、雨の日もプールで遊ぶ事ができて楽しい一日になりました。たくさんの魚達もできて「明日も雨かな~」と魚釣りがより楽しみです。

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今日は、たんぽぽさんは3クラス合同で過ごし一緒に遊んだり、給食を食べたり仲良く過ごしました。黄組さんよりも少しだけ月齢が早い青組、赤組さんは準備や片付けを手伝ってあげたりと数ヶ月の差ですがちょっぴりお兄さん、お姉さんになってお世話をしてあげていました。

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2024年7月10日 水曜日

今朝「先生!こんなのがあったよ!」とひつじ組のSくんが見せてくれたのはセミの抜け殻でした。園庭の桜の木を見ていくと「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・。」と何個もの抜け殻があることに驚きました。そうしていると「ジー♪ジー♪」とセミの鳴き声が聞こえ始めて「どこだ?どこ?」とセミ探しが始まりました。まだ梅雨は開けていませんが、夏がすぐそこまで来ていることを感じることができました。ぱんだ・りす組の靴箱の前で人だかりができていたので覗いてみると水槽の中で飼っていたおたまじゃくしに手足が生えてカエルになろうとしているところでした。年中組の子どもたちは図鑑を広げて「今度はしっぽが短くなっていくんやって!」「しっぽがなくなったら緑色になるんよ!」と興味津々で言葉を交わしていました。おたまじゃくしの間は水槽の中の水草を食べて大きくなっていましたが「カエルになったら何を食べるんだろう?」と疑問をもったようでした。命ある生き物を飼うために、どうしていかなければならないのかを子どもたちと一緒に考えていきたいと思います。

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今日は年長児たちが1階から3階のホールへ何かをいそいそと運んでいました。それは、四角や三角の形をした布製のブロックで、中には磁石が入っていて新しい園舎の壁にくっつくというものでした。そのブロックをなんと300個も古森先生が買ってくれていて、早速年長児たちがホールの壁にくっつけて遊び始めました。

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年長児たちが話し合って作ろうと決まったのは「幼稚園」でした。会議室の三角の屋根や2本をブロックを上手く組み合わせて作っていて、「さすが年長児だな!」と感心していると、古森先生が「幼稚園はこんなにぎゅっとくっついてできているかな?ちょっと苦しそう。」とつぶやきながら、ぎゅっと詰まっているブロックを一つ、二つと抜いていくと、なんと園舎の窓のようになりました。それを見た年長児たちは「これをお部屋にしよう!」と思いつくと「お部屋の看板がいるね!」「クラスの名前を書くよ!」「たんぽぽ組さんのお部屋も作らなきゃ!」と次々にアイデアと創造が広がっていきました。そして、園庭のブランコや白鳥の乗り物、バスまで作ると自分たちの絵も描いて幼稚園に飾っていきました。私はブロックを上手く組み合わせて幼稚園を形作ったことだけでもすごいなと感心していたのですが、古森先生が少し手を加えてブロックに隙間ができたことで、こんなにも子どもたちの活動が広がるのだと保育の面白さに驚かされるばかりでした。

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お昼には代表の年長児たちが、新しいブロックを買ってくれたことやホールに幼稚園を作っていることを放送すると、降園前に色々な学年の子どもたちがブロックでできた幼稚園を見に来て、たくさんの刺激を受けたようでした。頭がとっても柔らかい三葉っ子たちが頭をくるくるっと働かせて次は何を作っていくのか、今からとても楽しみです♪

2024年7月9日 火曜日

今朝は少し曇り空で、昨日よりは涼しい感覚からか、子どもたちも園庭中を走り回って遊び、暑くなったら自然と日陰に入っていました。水汲み遊びの所では今日もピタゴラ遊びをしていて、トイが上手くつなげない、段差がなくてボールが転がらない…と友達と試行錯誤しながら遊んでいた年中さん達の姿がありました。その様子をしばらく見ていた園長が「ここにあるのはなんでも使っていいよ」とアドバイスをするとピン!ときた子がポリバケツを裏返し、大きいタライも使って段差をつけました。そして何でもつかっていいと聞くと、なんと近くにいたひつじ組のT先生にも「ちょっと先生手かして!ここもって」と先生も使っていました。本当に何でも使って?遊んでいて、ちょっとした一言で子どもたちの察する能力に驚かされました。この子達の遊びから産み出される知恵全てがかわいく、生きていく力に繋がるのだろうと感じています。

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子どもたちが遊んでいる中、テラスでこそこそ…よいしょっ!と先生たちがなにやら準備をしはじめました。すると”んっ?”とすぐ気がついた子どもたちが集まってきました。どこにそのアンテナがあるんだろう?とよく思うのですがちょっとした異変にも気づき「おもしろそうだな!」と集まってくるのです。机が出てきて何やら大きな機械も出てきて、かき氷の看板が貼り出されると「えっ!かきごおりやさん!?」「やったー!」と喜ぶ子もいれば年長のE君は「お金持ってない!急いで作って友達にも教えてあげなきゃ!」と今までの経験から考えて動く子もいました。そして1番最初に来店したのはきりん組のH君、つづいて同じくきりん組のR君、くま組のKちゃんH君とやってきてお店の前に並びます。

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しかし、今から並んでいてもまだ準備中です。遊べないからと予約表を作って準備ができ次第呼ぶことになりました。その間も待っている子が大勢いたので園長が「今かき氷を食べたらお腹冷えてプールもできないよ。体をあたためてからじゃないとお腹痛くなっちゃうよ。どうする?」と言われてそこにいた年中児は「うーん…あ!いっぱい遊ぶ!」「じゃあ自分の先生にいつプール入るかきいてお願いしてきたら」「うん!!」と素直に担任の所へ行ってお願いしていました。そんな話を聞いていたのか、いないのか、年少すみれ組のKちゃんも園長の所に来て「Kちゃんもいちごのたべたい」とお願いしに来たのでまたまた園長は「先生に早くプール入って、かき氷たべたいってお願いしておいで」と声をかけました。するとタタタターっと担任に駆け寄って自分の言葉で伝えることができていました。年少のうちからお兄さんお姉さんたちの姿を見てできることが増えていくんだろうなと感心しました。

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みんなが水鉄砲、プールと体を動かし、着替え終わった頃、♪ピンポーンパーンポーンかき氷やさんからお知らせです。分からお店をありますので予約表に名前を着いていたH様R様K様・・・はお先に並んで頂き、他の方はその後から順番にご用意いたします」と本当のお店でありそうなアナウンスが流れると、名前を呼ばれた予約者はききながら「ハイッ!」と元気よく返事をしていました。さあいよいよかき氷やさん開店です。「いちご1つ下さい!」「はい、200円です」「はい」としっかりやりとりしてかき氷を受け取ると溶ける前に!とパクっと食べ「つめたくておいしい!」「今日はかき氷あって良かった~!!」と喜んでいました。また、朝は雲が出ていたのに、天気も味方してくれ、かき氷を食べるときにはお日様も顔を出し暑い日にぴったりのかき氷屋さん開店となりました。これからまだまだ暑さは厳しくなりますが夏の暑さだからこそ味わえる食べ物、今だから感じられる水の心地よさなどを体験しながら、楽しく乗りこえていきたいなと思う今日この頃です。1学期も後少しです。夏休みはお休みの子もいるのでみんなで1日1日を大切に、笑顔いっぱいで家庭にバトンタッチしたいと思っています。

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