幼稚園の日記(ブログ)

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2023年5月19日 金曜日

今日は午前中から雨が降り始め、お部屋で遊ぶことになりました。ままごとや粘土遊び、お絵かきなどで遊んでいると、古森先生から「プールのお部屋に遊ぶ場所を作ったから小さいクラスのお友達から遊びに来ていいよ!」と言ってもらいました。最初はみんな頭に「??・・・プール?」が浮かんでいて、中には「プールは行かない」「水着持ってきてない!」と言う子もいました。「お水には入らず、プールがあるお部屋でみんなで遊ぶんだよ。古森先生がみんなのために準備してくれたんだよ」と伝えると、子どもたちはすぐに嬉しそうな表情になり、お片付けが出来た人から移動をしました。

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プールの部屋に行ってみると、そこにはすべり台やトランポリンなどがあり雨でも楽しく遊べるよう環境を作ってくださっていました。子どもたちは遊具を見た瞬間からすぐに遊び始め、夢中になって遊んでいました。雨だということを忘れるくらい体を動かして遊ぶことができていました。

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さらに、いつもは園庭に出ているうさぎも今日は雨に濡れないようにプール側の屋根がある場所で過ごしていて、たんぽぽ組さんがエサをあげる姿もありました。いつもは大きい組さんに混じってだとうさぎに中々触れることができなかったたんぽぽ組さんたちは、うさぎさんに釘付けで「うさぎさん食べてくれた〜」と嬉しそうに教えてくれました。

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三葉幼稚園は晴れの日はもちろん、雨の日でも体を動かしながら遊ぶことができます。雨の日は遊びが限られてくると思いますがアイデア次第でたくさんの遊び方ができると私自身実感できた1日でした。また、雨の日だからこそできる遊びもあると思うので、これからの時期に子どもたちと楽しい遊び探しをしていきたいと思いました。

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コメント (「雨にも負けない!」 ひまわり組 藤田夏帆 はコメントを受け付けていません)

2023年5月18日 木曜日

「昨日楽しかったね。」「お弁当おいしかった。」「帰って残りのおやつ全部食べちゃった!」「風船(ゴミ袋)おもしろかった」と登園した子が口々に遠足の思い出を話していました。

数年前まで秋の遠足は動物園に行っていました。広い園内を帰りのバスの出発までに周ろうとすると子どもの足ではとても大変で、それなら距離も近い城山公園にして、思いっきり体を動かして遊んで、澄んだ空気と青空の下おいしくお弁当を食べようと変更したのでした。

まさか進級・入園して1ヶ月の春の遠足があんなに充実した時間になるとは、三葉っ子の遊ぶ力ってすごいねと職員会で話し合いました。翌日の今日も疲れ知らずの三葉っ子たち。朝からリレーに砂場に包丁ままごとに存分に遊びを楽しんでいました。

国庭のまん中で笑顔いっぱい走っていたのはすみれ組のAくんでした。「かわいいな~楽しそうだな」と思っていると、また一周、またまた一周、と何度も何度もバトンをもらってぐるぐると走り続けていたのです。しかも、走るのが速いのです!!

そんなAくんを見て同じクラスのTくんが隣に来て、すっとAくんと手とつなぎ2人が走り始めました。1周ぐるっと走ると少しAくんの方が速いのでゴール直前でAくんが少し待ってTくんと揃ってゴールする姿がとてもかわいらしかったです。まだ勝敗というよりは自由に動く体をめいっぱい楽しむ方が嬉しい年少さんたち。三葉っ子の遊ぶ力のたくましさは一朝一夕で身につくものではなく、小さい時からの積み重ねだなと思いました。

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 カゴメさんからトマトの凛々子が届きました。

各クラス、苗を2本ずつ植えました。年長児は特に、過去の経験から植物や野菜の生長に土と水と太陽が必要なことは知っていて、「土はお布団の代わりよね〜」「お水飲まないと城山公園で熱中症になるって言ってた。人間は血がどろどろになって体の中をまわらんって教えてくれた。だからトマトもお水飲まんといかんのよ。」「お日様はごはんの代わりかなぁ?」と思ったことをつぶやいていました。「みんなもお日様に当たらないと骨が弱くなってお病気になっちゃうんだよ。」と言うと「じゃあ、トマトもお日様いっぱい当たるところに置かないとかわいそうよね。」とトマトをまるで人間に置き換えたように優しい言葉が聞こえてきました。

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野菜にも命があって、それを頂いて私たちが生きていけること、三葉っ子の永遠のライバル、宿敵カラスにも命があってその命を永らえるために三葉幼稚園のいろんなものを狙いに来ること、園で経験することが子ども達の根っこに残っていつまでも優しい心、感謝の気持ちを持てる人になってほしいなと思います。カゴメさんから頂いた大切な凛々子を育てながらいろんなことに気付けたらいいなと楽しみです。

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それでも!!宿敵カラスにトマトを取られないよう早速看板で牽制していたくま組さん。「カラス平仮名読めるかな?」と首をかしげる子と「カラスは賢いけん大丈夫よ。」と相手の力を見くびらない!?子と思わず笑ってしまうやりとりをするかわいい年長児でした。

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 インフルエンザ感染症が数名出ております。室内活動の際にマスクを着用することがあります。先日のお手紙の通り、マスクの予備を数枚持たせてください。よろしくお願いします。

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コメント (大きくなってねりりこちゃん くま組富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)

2023年5月17日 水曜日

「今日おやつ買いに行くんよ」「私は休みの日に買いに行ったけど買いすぎた〜」「はないちもんめしようね!」などと何日も前から子ども達の間で話題になっていた春の遠足。いよいよ今日が子ども達が待ちに待った遠足の日です。朝から遠足の話題で大盛り上がりでした。年長児が1番に出発するために部屋に戻り、準備をしていると第1駐車場に大きな大きな子ども達の目には巨大なバスが2台やってきていました。それに気付かず年長児達は、正門にいつも通りバスに乗り込むために並んでいきました。全く大型バスに気付いていない様子です。そんな年長児に教師が「あのバスで行くんだよ」と声を掛けると初めて気付いて、声を合わせて「え〜!?」と驚き、飛び跳ねて喜びを表現する子もいました。そしてバスに乗るために駐車場へ向かいます。バスに近付くにつれ、自分の背丈もある大きなタイヤと見上げる窓!その迫力がすごくて期待とちょっぴり緊張感を持った表情で次々にバスに乗り込んでいきました。バスの中では、座席のふかふかシートに感動したり、座席の仕組みを不思議そうに見たり、子ども達の興味は止まりません。バスの座席は高く、窓から外を見ると道路を走っていた車は小さくてまるで「トミカみたいだね〜」と子ども達が話していました。子ども達の発見、表現の仕方は面白くて楽しいなと改めて感じました。城山公園のお堀が見えてくると、子ども達の心はみんな同じ!1つです。「もうすぐだ〜!」とドキドキが止まりません。

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 城山公園に着くとすぐに園長先生から遠足でのお約束事を話して頂きました。「あっちの道路に行ってみたい人!」と園長先生に聞かれると何人かが勢いよく手をあげました。そんな子ども達に「でも信号あるし、車もバスも電車も通ってるけど、、」と話してもらうと「危ないからだめだよね!」と子ども達同士で話し合い、「行きたいけど、、行きま〜?」「せん!!」と約束を誓い、遊び始めました。

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 ところが、、なんと、、。

三葉っ子達の黒い敵が城山公園にもやってきていました。その敵というのは、いつもビワやイチゴを狙いにくるカラス達です。幼稚園ではイチゴやビワなどカラスから守るために日々知恵と工夫で戦っている子ども達ですが、今日は隙あり〜!!なんとお弁当が入ったカバンが開いたまま、、。カラスにはカバンの中に入っているおやつが見えます。そしてAちゃんのカバンの中からお菓子の袋をくわえたカラスが飛んでいきます。「大変だ〜!」と急いでカバンのチャックを閉めに行く子どもたち。そしてカラスが落としたお菓子を拾って戻すと「なんでここまできたの〜!?」「こらー!」とカラスにプンプン怒っている子もいました。子ども達とカラスの戦いはまだまだ続きそうです。

 広くてどこまでも続く芝生で遊び方は自由です。かけっこ、しっぽとり、だるまさんが転んだやはないちもんめなど「次は何する〜」と友達と遊びを決めたり、クラス関係なくいーっぱい遊びました。今日は天気が良く気温が高かったですが、水分補給はしっかり行うことは最初のお約束で話してもらっていたので「暑くなってきた〜」「かけっこした!」「汗かいた〜」と自分でタイミングを考えて水分を取っていました。木の影や園から持って行ったテントの下で休憩してから遊びを再開する子もいました。

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 年長児は城山公園の広い芝生を使ってリトミックをしました。幼稚園みたいに水線で目印が引けず、目印は四隅に小さなコーンを置いてそれが並ぶ目印です。どうなるかなと心配していた教師達ですが、心配なんかいりません。広い芝生に大きな青空の下で子ども達がのびのびリトミックを楽しむ姿は見ていて美しくとても気持ちのいい光景でした。

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 待ちに待ったお弁当の時間。沢山遊んで汗をかいた後のお弁当は最高です!お弁当を開いた時の嬉しそうな表情はもうお母さん達に見せたいくらいの笑顔でした。そして自慢そうに近くの友達とお弁当を見せ合っていました。お弁当もゆっくり食べたいけどその先のおやつの時間も待ち遠しく、子ども達の話題は自分の持ってきた「おやつについて」です。持ってきていたおやつはそれぞれですが「食べたことあるー!」「同じの持ってきた!」とまたまた会話が止まりません。木影や風を浴びて頂くお弁当の時間はとても幸せな時間となりました。

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 三葉の遠足恒例ビニール袋(ゴミ袋)遊び。もう知っている子どもは、「袋で遊んでいい?」と袋を持って駆け回ります。初めての子も周りの子が楽しそうに遊んでいるのを見て自然に入ってきます。走ると自然と空気が入ってきて鯉のぼりのように膨らむビニール袋は遊具が無く、芝生だけの広場で飛ばしたり、バレーボールのようにして遊んだり、自然の遊びがとっても楽しいのです!遊び方は自由!口を結んで風船を作ったり、足を入れて跳んでみたり、穴が開くと首を通して洋服にしたり、新しい遊びも生まれ、結局帰るギリギリまで遊びは止まりませんでした。

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 帰りは、年少児も大型バスに乗れることになり、大きすぎるバスに開いた口が塞がらなかったり、大きなフロントガラスから見える景色を座席から大きく覗いて真剣に見たりしていたそうです。今日の遠足のエピソードはまだまだありますが、この辺りで止めておきます、、。また子ども達の話も聞いてみて下さい

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コメント (「城山公園でもさすが!三葉っ子!」 ぞう組 大隅咲 はコメントを受け付けていません)

2023年5月16日 火曜日

33年前に「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」(ロバート・フルガム著)という本が流行しましたが、三葉幼稚園の砂場は、本当にそのものではないかと思うことが今日もありました。

朝早くから登園してきている子ども達が砂場で穴を掘り、そこに水を入れ、素足になって、水や砂の感触を楽しんでいました。その横で年中のR君が穴を掘ると、高低を考えて坂道を掘って繋げました。1つのあなに水を流すと自然と低い方の穴に水が流れ込んでいました。それを見た、横で穴を掘り、そこに水を入れて、裸足になって楽しんでいたK君が入ってきました。それを見たR君は「いいんよ K君だから」と言っているうちに、楽しそうと感じた他のクラスの子が2人入って来て、穴が潰れそうになりました。「やめて」と何度も訴えても、やめないので、諦めたR君とK君は砂場のあいている別の所に行って、再び穴を掘り始めました。すると最初に穴を掘っていた子ども達が「何でK君はそっちへ行くんよ もう遊ばん」と怒り始めました。年中児なのにきちんと友達に思いを伝えられたことを認めながらも、「一緒に遊べなくなったら 楽しいかどうか」聞いてみると、「ううん」と首を横に振りました。では「どうしたら楽しくなるかなぁ?」と声をかけると、「一緒にしたらいいんよ」と答えが返ってきました。「本当だね」と声をかけると穴と穴を川を作って繋ぎ始めました。

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繋ぎ終わると、砂場の横にある水道の蛇口にホースを繋げて、水を流し始めました。水が沢山流れてくることに気付くと、青のすのこの板を持って来て、上手に流れる川の上にかけて、「橋が出来たよ」と声をかけてきました。川には船があることを思い出した子が、プラスチックの容器等を持って来て、その川の流れにのせて、容器の船が流れていくのを見ていました。それを見たM君は「ここを掘るね」と掘っていると、他の子が「僕はここ」と言って掘っていき、自然と川が蛇行して長く長くなっていきました。そして水が流れるように掘っていくと、そこにその流れにそって、水が吸い込まれるように流れていっていました。

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その近くでは年長児達が高低をつけた上にトイを置いて、水を流すと水がはじいたり、水が流れていって落ちる様子を見たり、工夫しながら楽しんでいました。その中に異年齢の子が入っても怒ることなく、自然と一緒に遊んでいます。この経験が年中児の時からの遊びの中にも沢山蓄えられていて、こういう時に活かされていくのだと思いました。それだけでなく友達とのかかわり、思いを伝えること、駄目な時はどうしたらいいか考えて、解決していくなど、本当に人生に必要な多くの事を、この砂場という空間で学んでいるのだと思いました。また明日は、どんなことがおこるかとても楽しみです。

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今日の給食です。3D589F64-FEDA-4028-8F9A-553326E8BF6CCCDD8A79-B73B-4380-B514-39EB38F34EF7

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コメント (「砂場で今日も沢山学んだよ」  ひつじ組 谷川幸実 はコメントを受け付けていません)

2023年5月15日 月曜日

月曜日から、さくらぐみに新しいお友達が入ることになったので先週金曜日にそのことを伝えると子どもたちはすぐにその友達の名前を覚えて楽しみにしている様子でした。そして、今日さくらぐみに入ったSちゃんは色々なことに興味がいっぱいで、バスに乗ると「こんなバスなんだね〜」「あのこもさくらぐみなんだね〜」と1つ1つ珍しそうに話していました。そしてバスが幼稚園に着くと、部屋に入り教師や友達に教わりながら、シール帳にシールを貼って、カバンを片付けていました。

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そこに泣いてやってきたEちゃんはSちゃんを見るとさっと涙をふいてSちゃんと一緒に園庭に出て行きました。Eちゃんはさっきまで泣いていたのが嘘のようにSちゃんに「靴箱はこっちだよ〜」「おいで〜!」と手を繋いで教えながら遊びに誘っていました。

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Sちゃんは園庭に出ると、はだしで遊んでいる友達を見て、「みんなの足、はだかんぼうだね〜」と不思議そうに話していました。そしてSちゃんもさくらぐみの友達と一緒にはだしになって砂場に足を入れると嬉しそうに「みてみて〜!」と見せてくれました。初めての裸足に怖がる事なく砂場に入ったSちゃんの姿はたくましく見えました。

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その後、年長さんが放送で年少さんにいちごが赤くなってることを知らせてくれたので急いでみんなが集まって各クラス1人代表でいちごを収穫しました。

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あまりに美味しそうないちごを見て「食べてもいいですかー?」とK先生が1個つまむと子どもたちがすかさず「だめー!みんなで分ける!!」と手をバツにして大きな声でダメ出しをしていました。

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そして、この4つのいちごを年少さんで食べていいのか年長さんや年中さんに聞きに行くことになりました。その中には、4月にまだ赤くなっていない緑色のいちごを採ってみんなから注意された、すみれぐみのTくんもいました。

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そのTくんは、今日はクラスの代表として、各クラスを回る役に選ばれ、まず、ぱんだぐみに着くと、いちごを食べていいか聞いている友達の後ろから「年中さんもみんなで分けたらいいんだよ」と言っていました。4月には、まだ分からず緑色のいちごを採ってしまったTくんでしたが、1つのいちごをみんなで分けることが出来るようになってきたことに驚きました。

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その後、すべてのクラスを周り、年少児で4つのいちごを分けることができました。1つのいちごをクラスのみんなで分けると小さな小さなご飯の1粒ほどのいちごですが、その貴重な1粒のいちごの味は格別でみんな「おいしい〜!」と顔を見合わせていました。

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コメント (「みんなでわけっこ」 さくら組 中村真衣 はコメントを受け付けていません)

2023年5月12日 金曜日

今日も暑い一日となりましたが子ども達は涼しい場所で遊んだり休憩しながらリレーをしたりと元気いっぱい遊んでいました。

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三葉っ子の大好きな砂場では、年長組の男児が雨樋を使って水が流れる道を作るとボウルの中に砂を入れてその雨樋を突き刺して立たせていました。「何のためにさしたの?」と聞くと「動かないようにするため!」とR君が教えてくれました。その話を聞いて「さすが年長さんだな〜」と感心しました。また、砂場は子ども達にとって自由に変化し不思議で魅力的な遊び場でもあります。R君、T君、H君が水を流すとボウルにある砂が舞って泥水へと変わりました。ここまでは子ども達も驚くことなく「泥になったね」と笑っていました。しかし、水を流すためにやかんに水を汲んでもう一度流そうとすると子ども達はびっくり!!泥水が透明な水になっていたのです。「キレイになってる!」と驚いていました。大人にとっては当たり前でも子ども達は、沈んでいた砂が水に混ざって濁っていた砂が底に沈んで元の水に戻っていたということに驚いているのを見て遊びから学ぶというのはこういうことなんだなぁーと改めて思いました。

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たんぽぽ組の子ども達も元気いっぱい室内やテラスで遊んでいます。M君は磁石の玩具が大好きです。沢山タイヤが付いているパーツを集めると「新幹線だ〜!!」と大喜びです。そして、新幹線に必要な線路を磁石で作ると「ガタンガタン」と言いながら並べた磁石がバラバラになるのも気にせずタイヤで作った新幹線を走らせていました。また、Rちゃんはドーナツを作って遊んでいました。

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今日は午前中年長児がCATVの撮影のため外遊びが出来ないので青組では誕生日会をしました。Mちゃんも朝から勲章をつけてもらってにこにこしていました。そして、皆で絵本の付録のケーキを分けて皆もにこにこになりました。そして、Mちゃんは皆から「おめでとう!!」と言われて緊張していましたが嬉しそうでした。

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そして、今日は保護者の方にもサプライズがあります。それは、大塚製薬から家族の日(母の日)のためにオロナミンCを全員分頂きました。オロナミンCのスタンドになるケースには『おめでとう』の文字と可愛いお花の絵が描かれていました。仕事や家事を頑張ってくれているお母さん、お父さんのために子ども達は家族の話をしながら一生懸命クレヨンで色を塗っていました。また、お家で子ども達の楽しい話を聞きながらコミュニケーションをとっていただけたらと思います。

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コメント (「いつもありがとう!」 たんぽぽ組 笹本 慎悟 はコメントを受け付けていません)

2023年5月10日 水曜日

今日の年少児はさんさんらんどの遊具で遊ぶことと、6月から自分達が生活するようになる仮園舎の工事の様子を見ることを目的に屋外遊ぎ場へ行きました。今回でさんさんらんどに遊び行くのは3回目なのですが、今までは年長さんや年中さんのお兄さんお姉さんに手を引っ張ってもらいながら、交通ルールや園外の人とすれ違う時に挨拶をすることなどを教わりながら行っていました。しかし、今回は年少児だけで行くことになり教師達は少々緊張気味で出かけて行きました。ちゅうりっぷ組では園庭に並ぶ前に教室で子ども達に「今日さんさんらんどに行くんだけど行く時にお約束があったの覚えてる?」と聞くと、Hちゃんは手をまっすぐに伸ばして「壁にぺったんこで行く!!」と大きな声で答えました。するとHちゃんに続けとばかりに「おはようって言う」「渡る時手を挙げる」などたくさんの声があがりお兄さんお姉さんに教えてもらったことをしっかりと覚えていることに感心しました。話を終え、子ども達に「頑張って歩いてさんさんらんどでたくさん遊ぶぞー!!」と声を掛けると「おー!!」と大きな声で応えていました。

出発すると園舎の裏山側にある非常階段から年長さん達が「頑張ってねー」と応援をしてくれました。子ども達はその声を聴いて「行ってくるよー」「頑張るよー」など言いながら手を大きく振って応えていました。あとから追いかけてきた古森先生から「お友達から離れないようにしないと」と声を掛けられた子ども達は前にいる友達と間が空いてくると、年長さん達のように手をつないでいた友達の手をしっかりと握って引っ張り合いながら前の友達について行っていました。さんさんらんどに着くと、古森先生や工事をしている方から年少さんやたんぽぽさんが生活するようになる部屋やトイレの場所を教えてもらいました。部屋割りの話を聞いた教師達は「トイレから近いからここがいいな」などと自分のクラスのお部屋をどこにしようかと話し合っていました。その傍で子ども達はというと、「お部屋おっきいね」「まだ入ったらダメなんかな」と楽しみにしている様子でした。

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話を聞き終えて「年少さん遊びに行こうか」と声を掛けると我先にと入口の階段に向かい、さんさんらんどのローラー滑り台や汽車の遊具などで遊び始めていました。新入園のちゅうりっぷ組のM君は初めてさんさんらんどで遊んだ翌日から「今日はさんさんらんどに遊びに行かないの?」「今日は雨が降っているから遊びに行けないよね?」など毎日さんさんらんどで遊ぶことを楽しみにしていました。そんなM君は近くの友達に「ローラー滑り台に遊びに行こう!!」と声を掛け一番に滑ろうと階段を駆け上がっていきました。M君達がローラー滑り台から「おーい先生」と滑りながら手を振り滑っていく様子を見たAちゃんは「私も早く滑るー」と小走りで駆け上がっていきました。さんさんらんどの下から子ども達が遊んでいる様子を見上げると、子ども達が遊具の取り合いや順番待ちで揉めることなく伸び伸びと遊んでいる姿を見て改めてさんさんらんどの広さを実感しました。子ども達は時間いっぱいさんさんらんどで遊び満足した表情で帰途につきました。6月からは年少とたんぽぽさんは、さんさんらんどの仮園舎で生活することになるので、古森先生や教師達で話し合い子ども達が安全に生活していけるように気持ちを引き締めて見守っていかなければなと思いました。

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幼稚園に帰ってくると、ビワの木の上部になっている実が熟れていてすでにカラスに食べられているものもあることに気が付いてすぐに収穫することになりました。年少児の帰りを待っていた年長さんや年中さんが駐車場に来る待ち時間に先に到着した年少さん達に「この前びわを採った時にはなかったんだけど新聞紙が付けてあるのどうしてか分かる?」と質問すると、Mちゃんが「カラスから守らないといけないから」とすぐに答えていました。前回採れたてのびわを駐車場で食べて部屋に戻ったぱんだ組さんが外を見ると、早速カラスが食べに来ていたことを他の学年に知らせ年長さんと年中さんが袋作りをしてくれていたのです。そんななか今日、古森先生から上部の届かない所は熟れているのですぐに収穫したら良いことを指導してもらい収穫することになったのです。上部の枝を子ども達が収穫できるように教師が切っていると「頑張れー」の子ども達の声援を受けて教師が枝を切り取っていきました。その後、収穫したびわは年長さんがクラス毎に分けて持って来てくれました。降園前に子ども達に切って渡すと、前回びわの皮むきが分からない子どももいたのですが、配り終えると自分の手で皮むきをし、パクっと口を大きく開けて一口で食べたり、一口一口味わいながら食べていったりと各々で味わって食べていました。ちゅうりっぷさんも年長さんや年中さん達みたいに袋を作ってびわをカラスから守ろうと言うと、「まだたくさん食べたいからびわを守ってあげんといかんね」などと言って、袋を作ってカラスから守ってたくさんびわを食べられることを楽しみにしていました。年長さんに分けてもらって食べることだけではなく、年長さんや年中さんがしている姿を見てたくさんのことを学び3歳児なりにできることを見つけてやろうとする姿を認め支援していきたいと思います。

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