幼稚園の日記(ブログ)

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2025年12月17日 水曜日

今朝も雲の多い空の下子どもたちは帽子取りやサッカーをして汗をかきながら遊んでいたり、ままごとや砂場でも友達と山や料理を作ったりして遊んでいました。

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そんな中、園庭のつりかんの近くでちゅうりっぷ組の子ども数人が集まっていました。行ってみると一人一つづつのジョウロを持って一昨日植えたばかりのちゅうりっぷに水をあげてました。近くにいた教師に聞くと、朝園庭に遊びに出たときに子どもたちから「ちゅうりっぷにお水をあげないと」と言って水やりをし始めたそうです。すると他の年少児も水やりに気がつきジョウロを持って集まってきました。たくさん水を入れて嬉しそうにやってきたのですが、昨日のブログにも書いてあったように、ちゅうりっぷの球根に水をやりすぎてしまうと球根が傷んでしまいます。たんぽぽ組に水をたくさんあげなくていいよと教えてくれた年少さんはどうなるのかなと見ていました。水やりを一緒にしていたMちゃんが突然「お水いっぱいしたらちゅうりっぷがしんどくなるよ!」と言いました。すると、その声を聞いた周りの年少児たちが水やりをするのをやめたのでした。教師が「土が乾いたらあげたらいいよ。乾いた土ってどれかわかる?」と聞くと周りにあるプランターを見ていき、まだ自分たちが水をあげてないプランターを指差し「これが乾いてる!」と言っていました。「でもせっかくお水持ってきたから少しあげてもいいよ」言うと、さっきは勢いよく水をあげてたのですが今度はジョウロの水を少しずつ出すよう気を付けながら水やりをしていました。その姿がとても微笑ましく思いました。

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登園してきたたんぽぽの子どもたちとシール帳などの片付けをしていて、ふと新園舎に目を向けるとちゅうりっぷぐみのベランダで古森先生と子どもたちが何やらしていました。気になって様子を見に行ってみると食べごろな干し柿を前に話をしていました。しかし、そこにいた年長児の口がモグモグと動いていたように見えたので、口の動きをよく観察してみると食べた種周りについている実を味わっていたのでした。その様子に気がついたのは自分だけではなく、下の園庭で遊んでいる子どもたちも気が付いていたのです。楽しいことを嗅ぎつける嗅覚はさすがみつばっ子!!園庭の芝生のところで「柿食べたーい」と手を出している子どもたちにも分けようと餅まきならぬ干し柿まきが始まりました。上から落としてくれる干し柿を教師が受け取り、またおいしそうな干し柿を探しては教師に渡しを繰り返しました。そして干し柿を受けった教師の周りにはそれを察した子どもたちが集まり小さな集まりがたくさん出来ていました。その様子を見ていた古森先生から縄ごとクラスに持っていき分けたらと言ってもらったので、各クラスで取りに行くことになりました。教師と一緒に二階のベランダに行った来た子どもたちは、すぐに干し柿を数え「八個あるよ!」「こっちは九個ついてる!!」と一つでも多くそして大きくて美味しそうな干し柿を見つけては嬉しそうに各クラスへ持って帰っていきました。部屋に戻り青組の子どもたちに伝えに行くと「干し柿いるー!」「いっぱい食べる!!」と大喜びしていました。代表の子どもと選んだ干し柿を持ち帰ると「Aちゃんこれがいいな」「僕これやけんね!」と早速自分が食べたい干し柿を選んでいました。昨日食べた干し柿がよっぽど美味しかったようです。

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昼食後歯磨きをしに行くと、年長さんたちの方からドーンドーンと音がしていました。青組の子どもたちもすぐに気がついて「なんか音するね?」と恐る恐る年長さんの部屋を覗き込んでいました。部屋では年長さんたちが発表会の大太鼓やシンバルなどを試しで叩いているようでした。青組の子どもたちは歯磨きを終えてもしばらく見ていたので部屋に戻るように声をかけたのですが楽しくて動こうとしませんでした。「一度部屋に戻って帰る準備をしてから見させてもらおう」と説得しやっと一旦戻ることに。準備を終えた子どもたちと年長さんの部屋に行くと、声を掛ける前に自分たちで入口に並んで座っていました。運動会で見た年長さんの鼓笛隊が子どもたちにはとても印象的だったのでしょう。年長さんは演奏はしていなかったのですが、目の前で自由に叩いている年長さんを真剣な眼差しでいつまでも見ていました。これからも残り三か月で卒園する年長さんたちのかっこいい姿を見に子どもたちと行きたいと思います。

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