2025年5月15日 木曜日
4月末 年少児に手を繋いでもらって、さんさんらんどまで行ってきた年少児。その時 年長さんに道の端、壁ぎわを並んで歩くことを教わり、車が危険なところは年長児が年少児とさっと入れ替わり、「ここ危ない所だから 僕たちが小さい君達を守るんだ」と言わないばかりに歩いてくれました。それから一か月、今日は年少さんだけで行くことになりました。登園するとすぐ「先生 今日はさんさんらんどへ行くんよね」と、とても楽しみにしていました。そして行く前、各お部屋で集まると「道の真ん中に出たらいかんのよね」「車が来たら止まるんよね」と 先日年長さんに教えてもらったことを繰り返す姿が見られました。
門に並んだ年少さん ワクワクしながら見送りに出てきて下さった園長先生に「行ってきます」と声をかけて出発しました。しかし年少児、道の真ん中に出たらいけないと言っていながら、いつの間にか真ん中に出ていて、「〇〇くん △△ちゃん 端に寄って」と声をかけられたり、「前のお友だちの後ろをかくれんぼしながら歩いてね」と言っていたのに、前の友だちを次々と抜いて歩いたり、「あっ!だんごむし」と虫を見つけて 座り込んでみたり‥しつつ さんさんらんどにやっと到着した年少さん 病児保育やぴよぴよの先生達に元気よく挨拶をしていました。
前に行った時は、築山と黄色い小さな滑り台と汽車の所で遊んで帰りました。プレ年少から来ている子ども達は、長い滑り台を滑ったことがあるので、「今日は黄色い長い滑り台を滑る?」と聞いてきました。そこで「すべりたい?」と尋ねると、元気よくどの子も手をあげたので、クラスずつ上に行って、話をしてから滑り始めました。すると待ってましたと言わんばかりの勢いで、長い黄色い滑り台を滑る子、塔を上る子、スライダーを両手で持って滑る子等どの子も楽しそうに何度も何度もしていました。
途中、お茶とトイレ休憩をして、次は築山、汽車などでも遊び始めました。何度も築山を手をつないで滑りっこをしたり、汽車で遊んだり、ホースの噴水を喜んで走り抜けたりと存分に遊んだ年少さんでした。まだ帰りたくない子は、「帰ろう」と迎えに行った教師の手を払いのけたり、すり抜けてまだ遊んだりして、なかなか帰るようになりません。子ども達はほっぺを真っ赤にして、どの子も楽しかったといういい表情になっていました。
帰りは病児保育の先生やぴよぴよさん達にお礼を言って、出発した年少さん、♪~行きはよいよい 帰りは怖い♬~ではないけれど、遊び疲れたのか 歩くスピードが遅くなって、前のお友達との間隔も次第に開いて、やっと園まで帰り着くことが出来ました。
始めて年少さんだけで行ったさんさんらんど、15~20分かかっていましたが、よく頑張りました。6月にはまた新しい大型遊具がさんさんらんどに入るそうなので、その頃には、行きたいと思います。その時はもっともっと歩き方も上手になっていると思うので、とても楽しみです。
追伸:昨日、ひまわり組のトマトに水をあげようとして、1本折れていることに気付きました。根元から折れていることもあり、木で支え、折れているところは補強して、水をあげて様子を見ることにしました。そしてひまわり組の子ども達と「げんきになぁ~れ!」と魔法をかけました。さんさんらんどから帰って、そのトマトを見に行くと元気になり、小さな花のつぼみがついていました。背丈こそ小さいけど、頑張っているトマトさん、ひまわり組のみんなに命の大切さを教えてくれているように思えました。このような機会を逃さず、命についても考えていきたいと思います。
コメント (「年少さんだけで歩いていってきたよ!」 ひまわり組 谷川幸実 はコメントを受け付けていません)