2025年1月9日 木曜日
昨日、平年より20日遅れで初雪が降りましたが、今朝もぐっと気温が下がり寒い朝になりました。しかし、そんな寒さに負けないのが三葉っ子たちです。いよいよ今日から3学期が始まり、いつものにぎやかさが幼稚園に戻ってきました。
さて、昨日の話しになりますが、古森先生がさんさんらんどにサザンカが咲いていることを預かり保育に来ている子どもたちと教師たちに教えてくれました。それを聞いた子どもと教師たちは「さんさんらんどに見に行きたいね!」と言って、みんなで見に行くことにしました。さんさんらんどに着くと、展望台のすぐそばにきれいな色のサザンカがいくつも咲いていて、それを見た子どもたちは「これがたきびの歌に出てくるサザンカなんだ!」「ピンク色のお花でかわいいね!」と会話を弾ませながら、喜んで見ていました。そして、「明日はみんなも来るよね!みんなに見せたいね!」と言うと、運転手の山本さんに剪定してもって大事に幼稚園まで持って帰って花瓶に飾ったのでした。
始園式では、今日から始まる幼稚園の生活が楽しくなるようにと古森先生が温かいマットを敷いてくれて、何やら考えているようでした。「クラスの表示のペープサートはないの?」と言うと、動物やお花のクラスの表示を積み木にくっつけて、子どもたちの座席のところに置くと、普段とは違ったちょっと特別感のある可愛らしい座席になりました。「準備ができましたよー!」という合図でカーテンを開くと、「いつもと違う!」と子どもたちは笑顔になって「かっこよく行進したいね!」と、どの学年の子どもたちも手を振ってかっこよく入場することができました。式の中では「これから大きい組さんになる準備をしていくよ。発表会もあるから頑張らないとね!」と古森先生から声を掛けられると、先頭に座っていたたんぽぽ組のHちゃんが「先生のお話をきちんと聞いてるから大丈夫!」と自信満々に言って、みんなを驚かせていました。また、年末に作った鏡餅のお話では「おもちを開いて神様を送ったら、みんなおしるこにして食べたくない?」と古森先生が聞くと、みんな笑顔で「はーーい!」と元気よく手を挙げていました。鏡開きにおしるこという楽しみが、また一つ増えた子どもたちでした。そして、子どもたちからは古森先生になにやらサプライズを用意しているようでした。それは、お正月の間に誕生日を迎えた古森先生へのプレゼントでした。「もう、あまり歳はとりたくないんだよね。」と言っていた古森先生でしたが、突然のプレゼントを喜んでくれて、とても温かい雰囲気の始園式になりました。
3学期も子どもたちが幼稚園や先生たちが大好きで、にこにこの笑顔で過ごせる環境づくりに努めていきたいと思います。今学期もよろしくお願いいたします。
2024年12月28日 土曜日
今年も残すところ、あとわずかとなりました。年末に近づくにつれ、気温は下がり、日に日に寒くなり、師走を感じますが、その日の気温や様子を見ながら、室内やテラスで遊んでいるもも組です。また、日差しがあり、暖かい日は外遊びも楽しんでいます。
室内遊びでは、室内用のカートと共に、先日園長が購入してきた動物の可愛いい椅子が大人気です!!椅子のはずですが背もたれの後側が顔になっているので、子ども達は反対向きに乗って、まるでカートのように上手に床を滑らせて楽しんでいます。教わったように「か~し~て~」と交代の声をかけても、なかなか首を縦には振ってくれず、聞こえているだろうけど全く目も合わすことなく、聞こえないふり!!その子なりに知恵を使って「まだ交代したくないよ!」という無言のアピール??それ程、気に入っているようです。
また別の日も、動物椅子に乗れたけど、ままごともしたいKくんとHちゃんIちゃんは、椅子に座ったままで、そっとままごとに手を伸ばしていました。少しでも椅子から離れてしまうと、取られる事を分かっています(笑)兄弟のいない子もここで思いが通らないことや、ゆずりあう事、仲良くする事などを学習しています。
ままごと遊びでも、みんな集まるところでお皿に食材を入れていると、横から手が伸びてきて、取られるということをMくん、Mちゃん、Hちゃんは分かっているのか??自分でお皿に食材を入れると、ままごとコーナーから離れて、お部屋の隅まで運んで、誰にも邪魔されることなく落ち着いてパチンと手を合わせて「いただきます」をしていました。色々と生活の中で学び、どうすればいいのかと、子どもなりに考えての行動なんだと、感心しました。
まだ、食べることが好きなSちゃんは、ままごとコーナーに参加して、1つ食材をお皿に入れると、自然とパチンと手を合わせて「いただきます」をしていました!そしてその後ろで、こちらも食べるの大好きFちゃんが、その様子を見て、目の前に何もないのに、手を合わせて「いただきます」をいていました。一緒に遊んでいるわけではないのですが、同じようなことを真似して遊ぶ2人の姿はとても可愛くて、ほっこりしました。この時期の幼児にとって、他の子を真似ての一人遊び(平行遊び)がとても大事なのです。
テラスでは、ポカポカ暖かい日に、ジャングルジムやすべり台、ブランコなどをして身体を動かして遊んでいます。テラスに行くと、もも組の日課になっているのが、木彫りのふくろうの置物への挨拶です。誰が何を言ったわけではないですが、1人がふくろうの頭を「よしよし」しにいくと、自然と子ども達が集まるようになり、3つあるふくろうは、瞬く間に人気者(!?)になりました。テラスに行くと、まずはふくろうへの挨拶は、習慣になっているもも組です。
このように、共に生活したり、個々の遊びを通して、身につく動き、考えて行動することなどの知恵は、友だちとのやりとりが言葉でうまく伝えられないので、手が出るなどのトラブルを繰り返しながら身についていくもの。そのような相手があってこそ気付き学んでいく経験や体験を大切に、その中で学びながら成長していけるよう見守ったり、必要に応じて援助したりしていきたいと思いました。
2024年12月21日 土曜日
園庭の桜の木の葉もハラハラと舞い散り、冷たい空気に本格的な冬の訪れを感じる今日このごろ。
外遊びが大好きなぴよぴよ組が、園庭に出る10時くらいには、お日様の恵みでほどよく暖かくなり、「気持ちいいね~‼」と遊ぶことができます。
靴を履くと早速、好きな遊具や遊びを目がけて、それぞれ走り出していく子ども達。
遊び方もどんどん進化してきて、最近の一番のブームは、汽車の遊具の下にある、黄色いすべり台です。
一人が山の方に登っていくと、みんな追いかけるようにしてついて行きます。黄色いすべり台は少し長いので、慣れるまでは緊張した面持ちですべる子や、すべり出すのに少し時間のかかる子もいますが、みんなが楽しそうにすべっているのを見ると、「僕も‼」「わたしも」と張り切って何回もすべっています。
また、ログハウス(ビッグボスと言うそうです‼)の屋根にあるロッククライミングに登ったり、道路側の砂利が敷いてある方に行って、石ころをカップに集めたりと、行動範囲や遊びの幅も広がってきました。
同じくらいの月齢で、仲良しのKくんとHくんが手をつないで一緒に歩いているのを見ると、ほのぼのと心が和みます。
室内遊びでは、風船やボール遊びが盛んです。風船をポーンと上に上げると、下に落ちないようにみんなで一生懸命追いかけてツンと突いて上げたりしています。ボールハウスの中で、子ども達同士で盛り上がり、とっても元気に遊んでいました。
テーブルの上にキッチンセットやお皿、ご馳走を並べて、パーティーをしている様子も見られますよ。
先日は、保育園のお楽しみ会にぴよぴよ組も参加しました。
その日はたまたま利用する子が多く、会場の本園に移動するのは大変でしたが、小型バスを出してもらい、会場への移動を手伝ってもらったり、色々な先生方の協力を得て、無事に参加することが出来ました。
子ども達も、いつもと違う雰囲気に緊張ぎみでしたが、大きいバスに乗ったり、クリスマスの衣装を着た大きい子のダンスを見たり、「三匹の子ぶた」の劇のお手伝いをしに前に出たりして、嬉しそうに参加する事が出来て、とても良い経験になったと思います。
ぴよぴよ組でもクリスマスにちなみ 、“トナカイさん”と“クリスマスツリー”の制作をしたり、共同制作で大きなリースの壁面を作り飾りました。
制作の時には、「どの飾りを貼ろうかな」と一生懸命に選んだり、トナカイさんの目をクリクリとかわいらしく描いたりして、出来上がったキラキラとした作品に、みんなでウキウキ、クリスマスが待ち遠しくなりました。
あっという間の12月。慌ただしい年の瀬ではありますが、子ども達がそれぞれ自分のペースで、大きくたくましく成長してきた一年を振り返る節目の時期でもありますね。
最後まで元気一杯、成長を感じながら過ごしたいと思います。
今年一年、ぴよぴよ組にご協力頂きありがとうございました。
2024年12月20日 金曜日
昨日は、楽しいおもちつきでした。今日登園してくると「お母さんと一緒に食べたよ。」「お父さんはまだ食べてないからちゃんとおいてあげてるよ。」とみんな口々に私の話、聞いて〜!の表情で一生懸命話してくれました。たんぽぽ組は初めてのもちつき。自分の身長よりも長い杵を持ち「ぺったんぺったん」と臼の中のおもちと力くらべしていました。そして、自分の小さな手で丸めたおもちをお弁当箱に大切に入れ、お家の人と一緒に食べるんだと楽しみにしていて、とても嬉しそうな満面の笑みが見られました。
さて、今日は終園式。朝、らいおん組のYくんが「今日は防災頭巾を持ってホールに上がってください。」と教えてくれました。さっそく、その防災頭巾を手にして3階ホールへ上がり、この頭巾を座布団として使用し、温かく参加することができました。
式の中では終園式、お正月について古森先生が話してくださいました。「今日は何の日〜?」「終園式!」「2学期はおしまいですよの日です。明日からは冬休みになり、29日からのお正月は幼稚園もお休みになります。2024年たつ年ばいば〜い。2025年へび年おめでとうございますですよ。」と話してくれました。そして、鏡餅。昨日のおもちつきで作った鏡餅を橙、裏白とともに飾り、その意味を教えてくれました。「むかしむかしの鏡は丸い鏡で、みんなの心がうつります。」みんなの心はどんなかな?にこにこ笑顔だとその顔がうつります。今年も仲良しこよしでいましょうね。」話を聞いているみんなは大きくうなずきました。そして裏白の白は、嘘をつかない正直でいること。なので白を上にすることも知りました。「お正月が終わったら、またにこにこで会いましょうね。」と約束です。
さあ、式が終わり今度は座布団にしていた防災頭巾で避難訓練です。みんなでホールに集まっている時の練習です。みんなスムーズにできました。
部屋に戻ると、お、た、の、し、み・・・の干し柿を食べました。お日様と仲良ししたので、とっても甘くて食べると元気もりもりになりました。食べる前に干す前の渋柿を思い出します・・・そうそうあの時は舌ががじがじする感じで渋かったよね。さあ、それがどうなっているでしょう。大きかった柿は、小さくしわしわにしぼんでいます。1つの柿をお友達と分けっこしていただきま〜す。「あまーい!!!」「なんかゼリーみたいになってる〜。」「おいし〜い!」と、とってもとっても笑顔になり、食べた口のまわりはオレンジ色になりました。幼稚園のお友達、また来年もたくさん遊びましょうね。皆様、どうぞよいお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願い致します。
2024年12月19日 木曜日
年長児が火曜日にもち米洗いをしている時からおもちつきを楽しみにしていた子ども達。朝バス登園の子達は、幼稚園が近くなり園庭が見えてくると、「あれ?今日は遊んでない…。あっ!おもちつきの準備してる!」と大興奮。かまどが並んでいてそこから煙がモクモク出ているのも子ども達は嬉しかったようで「早く準備しないと!」と走って部屋に入って行きました。
教師達が準備しているうちにまず1うす目のおもちがつきあがり、まず1番に鏡もちを作ります。1うすで鏡もちの上下を作ります。園長が下準備をして続きを教師に教えて引き継ぎます。すると、自分の担任の先生が鏡もちを作っている姿を見た子ども達は、嬉しそうな顔で応援し始めると担任の教師も嬉しくなって更に力が入ります。又一方では、男性職員やお手伝いに来て下さったレインボーファームのおじさん、もち米を育てて頂いた学さん。そして、業者さん達が6つのうすで並んでつき始めると「よいしょ!よいしょ!」と手を叩きながら応援していました。年少児は2階のテラスから見ていましたが、「なんかおもちのいいにおいがしてきた!」と鼻の前で手であおぎながら美味しいにおいをかいでいました。そしてお兄ちゃん、お姉ちゃんがしているのを上から見ながら「まだかな。」と自分達の順番が来るのを待っていました。
一方では、教師がいもあんを丸めて準備をしていると、窓から子ども達が真似て手の平をコロコロしていました。自分も作っている気分になっている子ども達がとても可愛いかったです。
また、蒸したもち米の試食も美味しかったようで、口に入れると「甘い!」噛んでいると「おもちになった!」と言って喜んで食べていました。おもちになる前のもち米を食べる機会もなかなかないので良い経験になったと思います。
今回のおもちはなんと、子ども達が掘ったさつまいもを使ったいももちといもあんのおもちが初登場しました!いもあんの入ったおもちを作っている時は園長の指導のもと、まるで和菓子教室のようになっていて不思議な空間が広がっていました。賢い年長児は、園長の近くにいると良いことがあることが分かっており、すぐに園長の隣を陣取っていました。早速丸めたおもちの味をさせてもらった友達を見て、「いいなあ」と言っていたきりん組のS君。そんなS君も味見をもらえて満足そうにしていました。
おもちつきをしたことがない子ども達は、きねが重たいのとおもちがねばねばしていることにびっくりしていました。たんぽぽ組のᒍ君は、家でついたことがあったようで嬉しそうにおもちをついていました。すみれ組のT君は、おもちがきねにくっついて離れなかったことが面白かったようで「重たい~」「おもちくっついてる~」とクラケラ笑いながらきねを握っていました。おもちをお弁当箱につめてお土産にして、そして給食をお雑煮にして食べた子ども達は大満足で、バスで帰っている時もおもちつきの話でもちきりでした。ひまわり組の〇君は、自分の手の平のにおいをかいで「おもちのにおいがする!見て!」と嬉しそうに見せてくれました。園長手作りのあんこも子ども達は大喜びで「全部食べた!」と言っていました。
今日の子ども達のお弁当箱にはお土産のおもちが入っています♪お家で子ども達の自慢話を楽しみながら味わって頂ければと思います。いよいよ明日は2学期終園式です。子ども達と2学期の楽しかったことを思い出しながら今年を終わりたいと思います!
2024年12月18日 水曜日
・2学期も、残す所、あと3日となりました。毎日のようにサッカーをしているHくんは「昨日は2点とれたけど、M君にボールとられて3点とれんかったんよ」と朝から、くやしそうに話していました。そのため「今日は3点とる」と、意気込んで試合に入りました。いつも以上に強気のH君!!なんと宣言通りに3点勝ち取ることができ思わずとびあがってハイタッチ!!H君にとって特別な日となりました。一方、ままごとでは雪だるまやトナカイ、クリスマスツリー等々、とっても素敵なクリスマスディナーがテーブルに並び、みんなで記念撮影をしました。
終園式の日に食べる予定の干し柿ですが古森先生が味見をしたところ、中身の熟している部分が少しかたくなっていたようで干し柿を揉む作業が足りていなかったことが原因だったようです。そこで完成したのが”もみもみ機”!!みんなで優しくもみもみ♪おいしくなーれ♪もみもみ♪柿の大きさによってもみ心地が違うためやっている子ども達もとても楽しそうでした。干し柿は終園式の日、みんなで味わいます。その日が待ち遠しいです。
一方年中は、4クラス合同で、チューリップの球根を植えました。今までの経験を思い出しながら育てるものによって苗や種、球根など、色々な種類があることを教わりお布団のかわりになる土の入れ方の他にも大事なポイントを聞いて、作業をしました。球根を逆さに植えることなく”大きくなってね”と声をかけながら、土をかぶせることができました。来年の春、きれいなチューリップが咲くよう、大切に育てていきたいと思います。
さて、今日は、いつもにぎやかな年中の預かりの様子をお伝えしたいと思います。古森先生が通りかかるたびにすごく褒められる年中は、遊び方も片付けもとっても上手です。各コーナーで仲良く遊んでいます。最近は年長のお店屋さんの影響で”あめやさん”がオープンしたり、どんぐりごまやシール遊び等々、楽しんでいます。そして、打倒ひつじ組!で盛り上がっているのが”しっぽとり”です。人数調整もせず、クラス対抗なのですが15回以上もしていまだにうさぎ組は1回しか勝っていません。今後どうなるのか楽しみです。
もうすぐ冬休みに入りますが、それまでの毎日が楽しい1日となるよう工夫していきたいと思います。
今日は2学期最後のお弁当でした。お父さん、お母さん方ひとまずお疲れ様でした。
明日はお餅つきです。忘れ物がないようお願いします。
年長、年中・・・空のお弁当箱、三角巾、エプロン
年少、プレ・・・空のお弁当箱、スモック
※持ち物には記名を必ずお願いします。