2025年8月29日 金曜日
いよいよ出発の時間が近づき出発式です。みんなでホールに集まり古森先生のお話を聞きます。「実はみんなよりもお父さん、お母さんの方が寂しいんだよ。」と聞くと頷く子ども達。そして、「寝る時はみんなの先生が分かれて一緒に寝てくれるからね。古森先生はみんなのチームだからね」と聞いた子ども達からは「それなら大丈夫だ!」と頼もしい声が返ってきました。
そして、出発です。今年も特別感を出発から!と古森先生が大型バスを手配してくれました。駐車場いっぱいの大型バスに大興奮の子ども達!そして、在園児はじめ職員みんなに見送られて出発です。遊ぎ場での家族と学童、病児園のみんなにも見送られて笑顔いっぱいの子ども達!それではお泊まり保育に行ってきます。
2025年8月28日 木曜日
9月から幼稚園のプレ年少のお兄さん、お姉さん達のクラスが4クラスに増えるということで、みかん組、れもん組の子ども達は3階へお引っ越ししました。
古森先生や幼稚園の先生方に手伝ってもらい、広々としたお部屋をロッカーで区切りながら保育室と遊び場ができました。
さあ、子ども達はわくわくしながら3階へ。手すりを使ったり、ハイハイしたり、「よいしょ♪よいしょ♪」と言いながら階段を上がって行きました。
入口を目指して元気よく上がって行く子ども達!上りきると広いお部屋にちょっぴり戸惑っている子もいましたが、すでにセッティングされた見慣れたおもちゃやマット、タオル掛けを見て安心して遊び始めました。
Aくんは今までの保育室と同じようにセッティングされたコーナーを見つけ、いつも遊んでいる電車の線路を並べたり、くっつけたりしていました。
一方では、マットを別の場所に移動させおもちゃを出すと、れもん組の子ども達はすぐに集まってきて思い思いの場所で遊び始めました。
Bくんはホールの壁面のクライミングに気づくとすぐに駆け寄って行きました。そして手を伸ばしている様子をみていた他の子ども達も「なに?なに?」と集まってきて興味津々で見ていました。
周りの環境をひとしきり見終わって落ち着いたところで、子ども達はロッカーの前に座り自分のマークを探しながらカバンや給食セットを片付ける場所を確認していきました。戸惑っている子に気が付き「ここにあったよ!」と教えてあげる子の姿も見られました。しばらくすると、自分でロッカーに中からおむつを取り出したり、給食セットを持って来たりといつもと同じ姿が見られるようになりました。
とは言え、部屋の広さ、階段の昇り降り、トイレの利用の仕方、まだまだたくさんの違いがあります。時には新園舎探検など新しいこと、珍しいこととの出会いが待っています。
この3階のお部屋での保育の中で、部屋の配置やロッカーの使い方など保育教諭で話し合いながら日々工夫して楽しく過ごしていきたいと思います。
2025年8月27日 水曜日
昨日同様久しぶりの再会に喜び合う子どもたちや教師たちの姿が印象的でした。
登園後学年ごとで8月の誕生児のお祝いをしました。園内放送でも紹介され、勲章を胸に付けた誕生児の歌を歌ってもらったりして楽しいひと時を過ごしました。
次はプール遊びです。急いで着替えを済ませるとシャワーをしてプールへ入ります。バタ足やワニさん泳ぎなど大分上手にできるようになりました。プレ年少も小さなプールで水遊びを楽しみました。
プールから部屋に戻ると、一枚の貼り紙があることに気が付いた年長児。それはこのような内容でした。
「あいすくりーむやさんだって!!お金を作らないと!!」と言って、早速自分たちでお金を作り始めました。
たんぽぽ組も何度か作ったのを思い出し喜んで作る姿が見られました。
そこでアイスマン登場!!「あ、アイスマンや!!アイスをください。」そう言ってじぇやに来てもらうと、作ったお金と引き換えに好きな味のアイスを選びました。アイスマンに「ありがとう。」とお礼を言いいただきますをして一口かじると「冷たくておいしいね!!」とみんな笑顔になり最後までおいしく食べることができました。
おやつの後は帰る準備、9月からも元気に来てねと挨拶をして降園しました。
そしてその2時間後、何やらバタバタと騒がしい足音が・・・。何とミニアイスマンの登場です!!
アイスを持って来てくれたアイスマンがとても印象に残ったのでしょう。自分たちもアイスマンになろうと作ったそうです。「僕はみかん味!」「私はマスカット!」「僕はチョコレート!」それぞれ色も付けアイスマンになりきって園内を歩き回っていました。何でも興味を持ちやってみようとするところが三葉っ子!!さすがです!!
さてあと少しで2学期も始まります。どんな楽しいことが待っているのでしょうか。お楽しみに!!
2025年8月26日 火曜日
今日は赤コースの夏季保育でした。久しぶりに登園した子ども達は、にこにこ笑顔で泣いてくる子はおりません。預かり保育の子ども達も「久しぶり!会えて嬉しいね〜」と笑顔で話していました。そこへ、古森先生からの放送で最近連休明けから松山でも「コロナが流行り始めていること、そのため本日予定だったかき氷はできないが何か楽しいことができるかも!」と子ども達が楽しみになるような放送をしてくれました。その放送を聞いていたぱんだ組のJくんは「コロナまた流行ると大変だから話したい時は手で口を隠しながら喋るといいかな?」と友達と話しながら口を押さえていてその姿が印象的でした。そして、室内プールで泳いだ後は、りす組ぱんだ組の部屋に「あいすやさんが来てくれるかも!」という噂が流れました。この噂を誰よりも真剣に聞いていたぱんだ組のNちゃんは、教師の所に来て小さい声で「あいす何円で買えるかな?」と聴きに来てくれて、100円と知ると紙とクレヨンを用意し、100円玉を作り始めました。早くできた子は教師が何も言わなくても、できていない子はいないかと探して、100円作りを手伝ってあげている子が両方のクラスにいてら夏休み前との成長を感じました。そうしていると、アイスやさんが近ずいて来ました。その瞬間子供たちの顔がパァーと嬉しそうに輝き手作りのお金を持って並びました。買う時にお金が落ちてなくなってしまった子にりす組のOくんは100円玉を渡していました。周りの子がすぐ助けてあげられる三葉っ子、そのおかげで新米教師の私もいつも助けて貰っているのでみんなには感謝でいっぱいです。その後、色々な種類のアイスの中から自分で選んだアイスをみんなで美味しそうに食べて喜んでいました。三葉幼稚園は、毎日違った楽しみなことがあります。あと少しで2学期が始まります。これからも子供たちから楽しみ事いっぱい教わるのが楽しみです。
2025年8月23日 土曜日
先週からお盆でお休みしていた子ども達も登園し、にぎやかさが戻ってきたひよこ組です。久しぶりの登園に涙が出る幼児もいましたが、しばらくすると落ち着き、思い思い、好きな遊びを楽しんでいました。
みかん組の子ども達は、少しずつおしゃべりも上手になってきて、友だちと関わって遊ぶ姿が見られるようになりました。
Mちゃんが「どんないろがすき?」の絵本を開いて見ていると、周りには数人の友だちが集まってきて座ります。そしてページをめくると、「あか!」と口々に言う子ども達。「あか」を認識している子もいれば、中には絵本を繰り返し読んでいるので、順番を覚えていて、言っている子もいます。
「これは?」と質問するのが大好きな子ども達は、絵本を指さして聞いてくるのですが、答えが待ちきれず自分で「これはー?いちごー!」と・・・それはもう、得意顔で答えます。自分の分からない動物の時は、「これは?」と聞いて、保育教諭が答えるのを待って、真似して言って覚えようとしています。月齢の高い幼児になると、「これは、うさぎ!ぴょんぴょん」「これは、らいおん!がおーー」「これは、ぞうさん!ぱおーん」と、動物の名前と鳴き声や動きを表現する幼児もいます。
同じ単語を繰り返し聞いたり、発語したりして、言葉遊びの中から言葉を少しずつ獲得していく成長過程を見られます。幼児期は言葉の獲得の大切な時期。言葉の意味もいつの間にか理解して会話が成り立っていくのです。こんな言葉をいつ覚えたのかと驚かされる時もありませんか?子どもにとって一瞬一瞬が発達のチャンスです。
その後、お部屋にたくさんある廃材の箱を開いて、ペットボトルキャップを表裏に貼り付けて、コマを作って遊びました。新しいものに興味がある子ども達はすぐ寄ってきて遊び方も見様見真似で覚えます。中心のキャップ部分を持って上手に回せる幼児もいれば、なかなかうまく回せなくて苦戦しているKくん。まわりの羽の部分にちょっと力を加えれば回転することに気付き、くるくると回すことができると、嬉しそうに回転させて楽しんでいました。
Aくんはコマを回転させるたび「くるくる~~くるくる~~」とコマが回っている様子を言葉に出して表現して、保育教諭に「みてみて!」とアピール!たくさん褒めてもらい、ニコニコのAくんでした。
言葉遊びを楽しみながら、身体を動かしたり、手先を使ったあそびを取り入れたりなど、様々な工夫をしながら、身近な物を使った遊びを取り入れ、日々の保育を変化させながら、子ども達の「できた!」を増やしていきたいと思います。