2022年8月24日 水曜日
今日は青コースの夏季保育がありました。夏休みの間、家庭で過ごしていた子どもにとっては1ヵ月ぶりの幼稚園です。預かり保育で幼稚園に来ていた子ども達も、久しぶりにクラスの友達と会えたことを喜んで、嬉しそうに挨拶を交わしていました。そして、園舎建て替えに向けての工事も先日から始まり、見たことのない地盤調査のボーリング工事用の3メートル程高い所まで伸びている機械を見上げながら、「これ何しよるんかな?」とMくんが言うと「幼稚園を新しくする工事の準備をしよんよ!」と預かり保育に来ていて工事のことを知っていたTちゃんが教えてあげていました。
今日は年長さんのお泊り保育があるので、朝から登園していた年長さんが少なく、科学の広場では年中児がいそいそと遊び始め、雨どいをつないで水を流したりボールを転がしたりして、考えを出し合いながら楽しんでいました。2学期が始まろうとしていますが、科学の広場はまだまだ人気のようです。
曇り空でしたが、今日も水鉄砲が盛んです。夏季保育ということで今日のおやつは特別にアイスキャンディーが出てきて、子ども達は目をまるーくして喜んでいて、久しぶりの幼稚園をみんなで楽しんでいました。やっぱり、クラスのみんなが集まって活動することが子ども達は大好きなんだなと感じる夏季保育でした。
午後になると年長さんがリュックを背負って登園してきました。今日は待ちに待ったメルパルクでのお泊り保育です。
14:30。大型の貸し切りバスで年長さんが幼稚園を出発しました。屋外遊ぎ場では、お父さんやお母さん、兄弟たちが手を振ってお見送りをしてくれました。
お泊り保育の様子はブログとインスタグラムで速報を流しますので、楽しみにしていてください。
2022年6月30日 木曜日
最近の子ども達の文字への興味関心の高さには驚かされることが多くあります。今朝、三輪車置き場を掃除していた園長が子ども達が三輪車を取りやすいようにと柵とロープを使った『倉庫』を作ってくれました。そこに集まっていたらいおん組のTちゃん達はカレンダーの裏に「じてんしゃのそうこです みどりのひものじてんしゃわ さわらないでね」と、いとも簡単にすらすらと書いたのです。私が子どもだった時のことを思い返してみると、単語や2語文を書くのがやっとだったように思うのですが、Tちゃん達は『これが何なのか、又何をしてはいけないのか』を誰が見ても分かるように文字と文章で表現することができていて、驚かされるばかりでした。
その数分後のことです。今度は1階テラスにあるタイムスケジュールのホワイトボードに『じけんです ひつじぐみのとまとがたべられています みんなのくらすのとまとがねらわれているよ』という貼り紙がされていました。それを見たひつじ組を始めとする様々なクラスの子ども達がクラスのトマトを守るための対策をクラスで練り始めました。
らいおん組では人に模したかかしを作って、カラスが驚くようにと大きな×印を書いた看板を持たせました。より人間に近づけたいと髪の毛にまでこだわって作ったかかしです。
ひつじ組では、以前にびわをカラスから守りって収穫することに成功した経験から「新聞紙をトマトにかける方法」がいいのではないかと話し合って、早速広告で袋を作るとトマトにかけていました。
その帰り際、ふとくま組さんのプランターが気になった子ども達は、「この段ボールなんやろ?」と興味津々で見ていました。どうやら、トマトを食べに来たカラスを捕獲するための罠らしいです。紐を引っ張ると段ボールを支えている箱が外れて蓋が閉まる古典な仕掛けですが、ひつじ組の子ども達からは「おーっ!!」と歓声と拍手が起こりました。
りす組では膨らませた風船をトマトの周りに吊り下げる作戦を思いついたようです。色はカラスが怖がりそうな赤色で、もし風船が割れても音に驚いてトマトを守ることができるという仕組みです。
どの対策が成功するのか楽しみですね。
降園前にちゅうりっぷ組がトマトを見に行った時のことです。ちゅうりっぷ組のプランターの前にカラスの羽が偶然にも落ちていたようで、これを見たちゅうりっぷ組の子ども達は「トマトを守らなきゃ!」と必死になったそうです。まさにこの羽はカラスからの挑戦状となったのでした。
これから三葉幼稚園を知り尽くしたカラス達と子ども達の知恵比べが始まりますが、どのような結果になるかは今後のブログ内でお伝えできればと思います。
2022年6月14日 火曜日
「今日は雨やけん、外で遊べんかな。」登園してきたNちゃんが空を見上げながらぽつりと言いました。小雨だった雨は、いつか止んでそれに気づいた三葉っ子達が、いそいそと動き始めました。雨上がりの園庭は、三葉っ子にとって最高の遊び場です。裸足になって泥の感触を楽しんだり、泥団子や川を作ったりして思い思いに楽しんでいました。
テントの下では、昨日園長が麦わらを使ってかごを作っていたコーナーに今日も子ども達が集まっていました。園長に教えてもらった編み方でかごを作る子や、今日はカチューシャやブローチを作っている子もいました。そんな年長さんの姿をじっと見ていたのが、年中児のAちゃんとRちゃんです。「私も作ってみたい!」「やってみたい!」とカチューシャ作りに挑戦です。年長の先生に編み方を教えてもらいながらやってみますが、年中児の二人にはまだ難しかったようで、「できん。」と手が進まなくなりました。そんな時、以前に園長が「麦わらをストロー代わりにして、しゃぼん玉を膨らましていた」という話をしていたのを思い出し、麦わらを輪切りにして糸に通してアクセサリーを作ってみることにしました。AちゃんもRちゃんも紐通しは得意なようで、集中して1つずつ通すと長くなっていくネックレスを嬉しそうに見せてくれました。三葉幼稚園では様々な学年が入り混じって遊ぶことで、たくさんの刺激や影響を受けながら学び合い、育ち合っていきます。麦わらを使って制作する年長児の姿に憧れて、「やってみたい!」「作ってみたい!」と思えるような素敵な関係性をこれからも大切にしていきたいと思いました。
登園してきた子ども達の朝の日課となっているのが、カブトムシとかたつむりの世話です。今年はぱんだ組のYくんが、カブトムシのオスとメス合わせて60匹を幼稚園にくれました。今、そこそこのクラスに分けて飼育していますが、「今日も元気かな?」「あっ!ゼリーがなくなっとる!」と興味津々で観察しています。そんな中、園内の田植えで使う田んぼの土を代掻きして置いてあるタライを覗き込んでいる子ども達がいました。「あっ!ここにおる!」「ここにもおるよ!」と目をキラキラとさせてタライを覗き込んでいました。どうしても捕まえたいようだったので、水槽用の小さな網を探してきて渡すと、そっとすくって水を張った虫かごに入れました。
「先生!これみてみて!」私も久しぶりに見て驚いたのですが、それはカブトエビの赤ちゃんでした。去年までは秀野邸で使っていた田んぼの土を繰り返し繰り返し使っていたのですが、今年は田んぼを貸して下さっている堀内さんの田んぼからもらった土に水を張っていたのです。その卵が孵化して、幼稚園のタライの田んぼにも初めてカブトエビが出現したのでした。図鑑で調べると、カブトエビは恐竜が生きていたとされるジュラ紀から現在まで、ほとんど形を変えていない「生きている化石」と呼ばれていることを知り、新たな発見に驚いた子ども達でした。
今、幼稚園内にはカブトムシの成虫や幼虫を始め、たくさんの動物や虫たちが生きています。そんな生き物の世話を通して、命の大切さを感じたり生き物の不思議に気付いたりすることができるように子ども達とかかわっていきたいと思います。
2022年6月6日 月曜日
今日は、雨が降っていたので教師達がテントの下でアスレチックができるよう準備をしていました。すると登園してきた子どもたちが、いそいそとバケツやタライを持ってきて、テントから落ちてくる雨水を集め始めました。とても楽しそうに友達とタライを雨水の流れに添って移動したり、水くみ遊びに発展させたりつながっていくことに満足していました。
そして、今日は歯科検診がありました。長谷川歯科の先生が一人一人優しく子供を迎えて、ていねいに検診してくださっていました。子ども達は自分の番になると、まず初めに元気いっぱいで自分の名前を言い、次に「お願いします」と言うと、歯のチェックをしてもらいます。自分の名前を言うのが恥ずかしい子もいますが年長さんは大きな声で堂々とあいさつをして、名前を言ってお礼を言う流れがきちんとできていて、さすがだと思いました。長谷川先生は、どんな子にも笑顔で対応して下さっていました。一番初めのぞう組さんでは、待っている間にマスクを取り、間を空けて静かに座って待つことができていました。大好きなお友達とくっついたり話したりするところですが、コロナのお陰(?)で間隔を上手にとって、きちんと座って待っていました。
次は年少組すみれ組さんです。先程のぞう組さんとは違い、少し緊張していました。「次は誰の番かな?」と不安そうな表情の子もいましたが、ほとんどの子が泣かないで受けることができました。元たんぽぽ組のKちゃんは口を開けるのが怖くて少し暗い表情をしていましたが、終わると何でもないような表情でマスクを付けていました。終わった安心感から喋ってしまう子もいるかな…?と心配しましたが、そんな心配は無用でした!なんと、すみれ組さんは歯をみてもらうと、「ありがとうございました」としっかりお礼を言うとすぐに黙って列に並びマスクを付け、誰も何も言わなくても座って待ち始めたのです。名前を言い、返事をして、じっと待つ。3歳児がそれを当たり前にしている姿に私は感動してしまいました。必要な時にマスクを付けたりはずしたりを自分で出来るのも、コロナ禍のなかで身に付けた習慣なのです。
ひつじ組さんでは検診が終わると、お部屋で歯についての紙芝居を読むと、すごく真剣に見ていました。歯科検診が終った後、すぐに記憶が新鮮な内に紙芝居を読む事で、より自分の歯について考え、大切にしなければならないと感じられたのではないかと思いました。
2022年5月18日 水曜日
昨日、「明日はみんなで力を合わせてがんばるぞ!」と帰った子ども達。今朝はお父さんやお母さんが作ってくれた特別なお弁当が嬉しくて、年少組のHくんは幼稚園に来るなり、「先生!アンパンマンのおにぎりやけん!」と出会う先生全員に嬉しそうに話していました。又、年中組のTちゃんはお兄ちゃんが作って応援してくれたと言って、家から折り紙のメダルを持って来て、嬉しそうに友達に見せていました。そんな子ども達のわくわくした気持ちを古森先生が汲んでくれて子ども手作りのこいのぼりを出すようにアドバイスしてくれました。先生達も万国旗を張って、更に手作りこいのぼりも泳がせて子ども達が楽しめる雰囲気作りをしました。そして保護者の皆様から送って頂いた家庭からの応援メッセージは、「子ども達に見える高さに飾りましょうね。」と古森先生が飾り直してくれました。そのメッセージを読みながら子ども達の気持ちも徐々に盛り上がり、いよいよ子どもだけの運動会が始まりました。
今回の子どもだけの運動会は、今話題になっている「屋外でのマスクの利用方法について」あいテレビの取材も入り、コロナと共存しながら子ども達が生き生きと活動する姿を撮影して頂きました。
プログラム1番の「アブラハムの子」の踊りではマスクをとり、同じ方向を向いて間隔を空けて踊りました。手足をしっかりと動かして踊って、入園して園生活20日のプレ年少や年少児は、年長のお兄ちゃんやお姉ちゃんの真似をしながら笑顔で踊っていました。
プログラム2番の応援合戦は各クラスで応援をしていって、最後は「頑張るぞ!おー!」と気合いを入れました。古森先生から「みんな帰ったらお父さん、お母さんにいっぱい楽しかった運動会の話をしてあげてね。」と声を掛けてもらい、「よし!頑張るぞ!」と気持ちも高まっていました。
プログラム3番の年長「リトミック」は圧巻でした。T先生の掛け声に合わせて、テンポよくリズム打ちをして交差の隊形移動の場面では、息を合わせて乱れることなく移動をすることができました。今から秋の運動会の鼓笛隊が楽しみになりました。
プログラム4番はプレ年少・年少児が大好きな踊り「サンサンダンス」です。ストップゲームで色々な動物になって間隔を空け、サンサンダンスも満面の笑顔で踊っていました。プレ年少の子ども達も色々な動物になることを楽しんだ後、嬉しそうに踊っていました。
プログラム5番は年中の「玉入れ」です。今日は接戦で、なんとぱんだ組とうさぎ組が30対30で同点1位になりました。今までなかなか勝てなかったうさぎ組の子ども達は、飛び跳ねて喜んでいました。
次の年少の「追いかけっこ玉入れ」は、大好きな先生が持ったかごを追いかけて玉を入れます。年少児でも何個入ったかが気になるようで、たくさん入れることができたと喜んでいました。又、さくら組のN先生は子ども達が入れにくいようにかごを上下に動かしていましたが、これも先生の愛情。子ども達は食い下がったり背伸びしたりして一生懸命投げ入れていました。子ども達と先生との関係が深まった競技になりました。
プレ年少の「ボール拾い競争」は、年少さんの競技の後、転がったままのボールを拾って集める競技です。最後には年長さんに手伝ってもらう場面もありましたが、集めたボールをしっかり本部席まで運ぶことができました。想像していたよりも早く拾うことができていて驚きました。
プログラム8番は年長の「およげ!こいのぼり」です。4人1組で自分達で作った大きな大きなこいのぼりをバトンにしてつないく競技です。大きくて地面を引きずっていたこいのぼりを踏んづけてしまうアクシデントやこいのぼりがちぎれそうになる場面もありましたが、クラス全員で力を合わせて最後までこいのぼりをつなぐことができました。
続いてプログラム9番の年長と年中の踊り「やっぱノリノリ!」を踊りました。4月から楽しんでいた子ども達が大好きな踊りで、身体をたくさん動かして踊っていました。
プログラム10番は「かけっこ」です。プレ年少、年少児は大好きな先生のところまで笑顔で走っていきました。途中で止まってしまう子も年長さんが手を引くと最後まで走ることができました。年中は4人グループで競争して、1位から4位までを目指して頑張って最後まで走り切りました。
〇年少 かけっこ(動画) 〇プレ年少 かけっこ(動画) 〇年中 かけっこ(動画)
いよいよ最後は年長の「リレー」です。今日はアンカーまで大接戦で、大いに盛り上がりました。年少や年中児達も真剣は表情で走るかっこいいお兄さんやお姉さんの姿を見て、一生懸命応援していました。
プログラムが全部終わってから古森先生に「よく頑張ったね!」と褒めてもらい、昨日から楽しみにしていたお土産を教えてもらいました。お土産はキャラクターのノートで、「勉強する!」「早く絵が描きたいな!」と喜んでいました。そして、一人一本ずつアップルジュースと預かり保育の年長児設立の「びわ会社」さんから一個ずつびわも付けてもらって、大満足の子ども達でした。
楽しみにしていた手作りおにぎり弁当は、古森先生に「みんなでお外で食べる?」と声を掛けてもらって、涼しいテントの下でおいしくいただきました。手作りのお弁当が嬉しい子ども達は、「おにぎりの中身はこれなんよ!」「からあげおいしそうやろ!」と笑顔で食べていました。みんなで食べるお弁当は格別です。
間隔をとったりマスクの着脱をしたり、コロナ対策をしながら安全に、そして子ども達の負担を少なくしながらの「子どもだけの運動会」子ども達が主体的に活動し、たくさんの笑顔が溢れる運動会になりました。
今日の運動会の様子を是非ご家庭でも話題にしてみてくださいね。
かんたんメールでお知らせ致しましたが、本日6時15分からのあいテレビのNスタで「子どもだけの運動会」の様子が放映されました。元気いっぱいの子ども達の姿が見られました。
2022年5月6日 金曜日
今朝、昨日の「こどもの日!さんさんらんど特別開放」に来ていた子どもが、「昨日は楽しかったー!」「すべり台、長かったね!」「何回も滑ってお尻が痛かったんよ」と満足そうに話していました。昨日の子ども達の笑顔を思い出し、私もまたまた嬉しくなりました。ひつじ組のYくんは、「年中でさんさんらんどに行こう!」と計画していた日が、ことごとく雨続きで、その度にしょんぼりしていました。そのこともあって、昨日のさんさんらんど開放を家にいる時からワクワクしていたようで、「ずっと楽しみにしてたんだ~」と話してくれました。そして早速、「次はいつ行こうか?!早く行きたいな!」と友達をつかまえてわくわく、ひそひそ・・・相談です。
朝、いつものように遊びの一つとしてアスレチックを出しました。トランポリンや平均台など、子ども達が大好きな遊びのはずなのに、なぜか子ども達が集まってきません。そこを通りかかった古森先生が立ち止まり、首をかしげ、はっと思いついたようにフラフープと柵を持ってきてくれました。そして、それを子ども達がくぐったり顔を出したりして遊べるようにトンネルにしてくれました。すると、キャッキャと笑う声と共に自然と子どもの人数も増えてきました。同じ遊具でも向きや並べ方、少し加えるだけで子ども達の「楽しそう!」「遊びたい!」という興味や関心を引き出せるのです。どこに何を置くか等の環境構成が大事だと感じました。
また、今日は園庭のプランターで育てているいちごを収穫しました。年長さんは、「赤いいちごは何個あるかな?」という古森先生の声掛けに対して、皆で「1・・・2・・・」と数えていました。結果、連休前に冷蔵庫で保管していたいちごを含めて17個あり、各クラス1個ずつ分けました。保育室に帰ってきたきりん組さんは、1つのいちごを何等分にするとみんなで分けて食べられるのかを話し合っていました。そうした何気ない活動が数字にふれる機会に繋がっているんだなと思いました。
ひつじ組とうさぎ組はスナップえんどうの収穫に行って来ました。友達と「これかな?」「これ採れるかな?」と話しながら沢山のスナップえんどうを見て、目を輝かせていました。このように身近で育てた野菜を収穫したり食べたりすることが食育に繋がるんだなと思いました。園の駐車場では、そら豆と少し黄色くなってきているビワが出番を待っています。野菜や花の命を大切にし、子どもと一緒に興味を持って観察をしようと思いました。
2022年3月22日 火曜日
今日は令和3年度卒園生を除く在園児の最終日、終園式の日でした。
昨日松山地方も道後公園の桜の花の開花宣言が出たところですが、幼稚園の桜の木の1本にかわいい花が咲いているのを子どもが見つけて知らせてくれました。4月早々には幼稚園の庭には、預かり保育の子ども達がお花見を楽しむ姿が見られると楽しみです。
さて今日は、先日延期になった進級児のクラス別お別れ会のために、今年は少し早めに終園式を開始しました。終園式が始まると、なぜかそこには先日卒園したはずの年長さんがいるのか?と思う程、かっこいい後姿があるではありませんか。背中をピンっと、目をキラキラさせ上手に話を聞けているのは、なんと、年中さんです!!!ホールにいたたくさんの教師から「年長さんかと思った!」「みんなかっこいい‼」と褒められると、もう一足先に気分は年長さんです。
そんなかっこよく変身している年中さんを横目に、なんと…前の方から「すご~い!!」と声が上がり空気がピシッと変わってきました。そして、前列からも拍手が聞こえてきました。さっきまでキョロキョロ、ざわざわしていたたんぽぽさんたちがひな人形のようにすました顔で背中を一生懸命伸ばして正座しているのです。たんぽぽさんが年少さんになると、年少さんもそのままではいられません。くっと顔つきが変わり、みんな気持ちは大きい組になる準備はOKです!!!そこで園長から一言。「次にみんなが揃うのは4月11日。それまでは大きい組になる準備の時間です。みんな大きくなれるかな。」と声を掛けてもらうと、退場の時も前後に大きく手を振り、クルッと回れ右をして、気持ちは年長さんでもう準備が進んでいるようです。4月11日に変身したみんなに会えるのが楽しみになってきました。
さて、延期されていたクラス別お別れ会、何よりドキドキする新クラス発表は、あいにくの雨の中か…と思っていましたが、やっぱり三葉パワーで太陽が園庭を照らしてきました。保護者の一人一言では、子供たちの成長の話を聞き、私たち教師も自分のことのように嬉しい気持ちでいっぱいになりました。何より、コロナ禍の中で温かく見守って下さり、子どもたちを信じて下さったことに感謝しかありません。
ついに、新クラス発表です。名前を呼ばれえると、ドキドキしながら担任のもとへ駆け寄ります。ドゥルルル~の合図で目をつむります。ギューっと両目をつむる子、気になって片目を開ける子、どの子もかわいい表情がたまりません。目を開けて新クラスの帽子と名札を見ると…口を開けてびっくりする子、両手をあげバンザイする子、無事みんなが大きい組に進級できそうです!ついさっきまで、同じ帽子をかぶっていたのに、次の学年の4クラスの色をかぶると、一気に雰囲気が変わりました。
4月11・12日、進級したかっこいいみんなに会えるのを楽しみにしています♪
コメント (「青コース夏季保育&お泊り保育がはじまるよ♪」 ひつじ組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)