幼稚園の日記(ブログ)

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2025年9月19日 金曜日

夕方、幼稚園の園庭ではツクツクボウシが盛んに鳴き、夏の終わりを教えてくれています。今朝、イチョウの木の下で年少児が数名集まっていたので覗いてみると、「先生!これ何?」とお椀に入った木の実を見せてくれました。それは黄色く熟した銀杏でした。「これはぎんなんっていう実なんよ。」と話していると、傍にいた年長児が「ぎんなんは触ったらかゆくなるけん、気をつけんといかんよ!手をちゃんと洗ってね!」と教えてくれました。普段の何気ないやり取りの中でも、年少児達はお兄ちゃんやお姉ちゃん達から色々なことを教わっています。

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そうこうしていると、年長児達が自分で育てている稲のペットボトルを持ち出して来て、藻や雑草を取り始めました。「雑草がお米に混ざったら分かりにくくなるんよね。」「藻も生えてきとる!」と友達と話しながら雑草を抜いていたきりん組のIちゃんは、雑草を抜いているとあることに気付きました。「この草、三角の形しとるよ!」そう言って見せてくれた雑草の茎は、確かに三角形の形をしていたのでした。「なんでお米は丸いのに、この雑草は三角なんやろ?」「三角の方が折れんのやない?」「三角の形やったらおいしくなさそうやけん、虫に食べられんようにしとるんかも!」子ども達の推測は今までの経験からどんどん広がっていきます。年長児のやり取りを見ながら、さすがたくさんの経験をしている三葉の年長さんだなと感心しました。抜いた雑草は、その後雑草相撲に使われたそうです。何でも楽しみに変える!それも三葉っ子達の素敵なところです。

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今日はお昼前まで涼しかったので、年中児は踊りの練習をしました。踊っているとちょうど古森先生が見に来てくれて、「先生と踊りの競争!」と声を掛けてくれました。すると子ども達の表情がぱっと明るくなり、自然と手足が伸びて踊りが大きくなりました。最近、職員会では運動会の練習をどのように楽しくするかについて先生達で話し合っています。「先生の指導主体の練習になってしまっては、子ども達は面白くないよ。どうすれば楽しくなるかを考えることが大切!」という古森先生のアドバイスから、各学年の先生達が『子ども中心』の楽しい練習を取り入れられるようにと考えています。運動会本番まで1カ月を切りましたが、子ども達が楽しみながら練習に取り組んでいる様子を今後も紹介していきたいと思いますので、楽しみにしていてください。

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