2024年5月2日 木曜日
久々の晴天。色々な所で子ども達の発見や気付き、これがみつばっこだよな~!と思えることがたくさんありました。さんさんらんどの園庭では、毎日誰かはやっている色水コーナー。「見てみて!宝石みたい♡」と何色とも決められないような色の色水を見せてくれました。
ままごとコーナーでは、野菜を切ったりちぎったりして、フライパンで炒めたりレンジで温めたりしながら楽しそうに料理を作っている子も!
又、園庭の水たまりを利用して流しそうめんのように水を流したい!と廃材を部屋から探してきて水が流れるようにと水路を作っていたぞう組のM君が「やった!流れた!」と嬉しそうに言うと、それを聞いたちゅうりっぷ組のKちゃんが「私もやりたいな」と、水をボールに入れて待っていました。「いいよ!」とぱんだ組のY君。気付けば異年齢児3学年みんなで遊んでいました。泥遊びだけではありません。色水コーナーもままごともどこを見てもひょっこり年少さんが入っていて楽しそうに遊んでいるのです。誰も入ったらだめー!とも言わずに、自然に仲良くしてあげているのです。それがとっても素敵で、ひょこっと入っていける年少さん達も可愛いなと思いました。
他にもあります!三輪車に乗りたい子どもたちの為に三輪車の道路を作ると、始めは楽しそうに乗って遊んでいました。すると、さすが経験を積んできている年長さん。自分たちで歩き椅子やコーンなどそこにある物(使ってもいい物)を持って来て、駐車場を作って休憩コーナーにしていました。古森先生が(お茶やジュースが飲みたいな」と言うと、「自動販売機を今度は廃材で作るから!」と何でも作ろうとする子ども達です。遊びの中には、守らなければならないルールや決まりごとがあります。中には、社会のルールだってあります。それを子ども達はいろんな学年の子と遊びながら見て考え教えてもらい、時には失敗もしながら学んでいくのです。日々その創造性、行動力はすごいなと感じますが、それが子どもであり伸びて行こうとする能力が遊びの発展につながっていくのだろうと思いました。遊びの環境を作る時に、今子どもは何に興味があり、何に関心を持っているのかそして、教師はその中で何を学ばせてあげたいのかを考えてしていきたいと改めて思いました。
さんさんらんどのてっぺんの展望台からぞう組のMちゃんが「ちょっと早く来て~!」と呼んでいました。どうしたのかと思って行ってみると・・・遠くの方にこいのぼりがた~くさん泳いでいました。それを見た年長児達が「私達のも飾りたい!!」と急いで降りて、古森先生にお願いをしに行っていました。子ども達の希望はさんさんらんどではなく、「私達の幼稚園にこいのぼりを飾りたい!」ということだったので丸山先生にもお願いしてロープを屋根の上から図書館までピーンと張ってもらいました。そして、みんなが作ったこいのぼりを神様?龍?にお願いをして(内緒の話=実はまだ本園の園庭は工事中で入れないのです)にお願いして、空に飛ばすことができました。あがる時には「すご~い!きゃ~♡」と大喜びでした。
その後に食べたこどもの日給食もとっても大喜び!美味しかったね!
いよいよ明日からゴールデンウィークですね。オレンジになりかけていたビワを見つけ、お休みの間カラスがビワを食べないように、年長児達は新聞で袋を作って被せました。
そして苺も大変!赤い実ができていたのですが・・・よく見ると、虫に食べられて穴がボコボコ。もう1つのプランターは黒く固くなっていたのです。綺麗な赤い実は5つ。本当だったら10個も収穫できたはずなのに・・・今日は5つのいちごを年長と年中児で分けて食べました。これからどれも大切に育てていきたいと思います。食べる時期を逃さない。と学んだ1日でもありました。