2025年10月22日 水曜日
昨日、園長が園庭に太鼓橋や平均台柵などの遊具を並べてアスレチックを作ってくれました。すると、子どもたちは柵の隙間に足を乗せて遊んだり、平均台を渡ったりと魅力的なアスレチックを楽しんでいました。その後、子どもたちの遊びの切れ目に、教師が全てを片付けてしまっていました。子どもたちの「楽しかった」「またやりたい」と言う気持ち、「余韻を大切にしないといけないよ」と環境を大切にすることの大切さを、古森先生から学んだ教師たちです。そして今日、雨が降っていましたが、ずっと教室で過ごしたわけではありません。大きな緑のテントの下には包丁ままごと、室内プールの中には昨日の楽しかったアスレチックがあります。
アスレチックでしばらく遊んでいた子どもたちをふと見ると、キャリーの置き方が変わっていました。「なんでだろう、、」と思っていると、ぞうぐみのR君が「僕が変えたよ!キャリーの間隔を広げたけん、難しくなったんよ!そっちの方が楽しいやろ!?」と教えてくれました。
それを見た他の子どもたちもキャリーを、「こっちにしてみようか」などと変えてみたり、「平均台の下は海やマグマになってるから気をつけて!」などルールを作ったり、何度も挑戦する中で、柵に足をかけて横に進んでいたのが、「柵の下に足を置かなくても、手の力だけで行けるようになったんよ!」と嬉しそうに話す子など、子どもたちがそれぞれ遊びを変えていき、発展させる姿がありました。
また、包丁ままごとで遊んでいた年長児たちがきゅうりを使って調理し始めると、きゅうりのしっぽの先を切って、グルグルと、回していました。夏にきゅうりの塩もみをしたときに、古森先生がきゅうりのえぐみを取る方法を教えてくれたのを覚えていたのです。
昨日、自分たちで作ったナスの塩もみを作っている子もいました。
子どもたちが今まで経験したことを活かして、遊びを広げて、さらに発展する姿を見て、さらに環境作りの大切さを学ぶことができました。