幼稚園の日記(ブログ)

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2025年6月10日 火曜日

今日は、園の歯科医の長谷川先生に来てもらって園児の歯の検診をしました。昨日降園前に「明日はみんなの歯がピカピカかどうか見てもらうんだよ」と子どもに伝えると、自分から口を大きくあけて見せてくれる子が何人もいました。「歯磨きいっぱいしてくるね」と言って帰っていく子ども達。登園してきた子ども達は、「今日ちゃんと歯磨きしてきたよ!」「泣かない!頑張る!」と元気に登園してきました。トップバッターは年中児でしたが、待っている子達はまっすぐ並んでいて、受診をする子は「おはようございます!〇〇〇〇(名前)です!お願いします!」と挨拶をすることができていました。それを見ていた年児もお兄ちゃん、お姉ちゃんを真似して大きな声で名前やお礼を言っていました。かっこいいお手本として年中、年長児を見て小さい子達は学んで育っていくんだなと思いました。たんぽぽ組は泣いている子も数人いましたが、ᖴちゃんは長谷川先生に大きな声で名前を言うことができていました。外部の病院の先生に見てもらう機会も数回しかないため、チェンスだと思って挨拶をすることやお礼を言うことなど身につけていきたいと思っています。

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また、今日は雨ということもあり、室内で新聞紙遊びをしました。子ども達の前に新聞紙を広げてビリビリと破ってみると、「やりたい!」「ちょうだい!」ととびついてきました。細長く破って見せてくれたO君、クシュクシュと丸めたボールを沢山作って抜げて遊んでいたA君などそれぞれが自由に表現して遊んでいました。細長くちぎれた新聞を見つけて頭にまいてかんむりにしていた女の子もいました。片付けも少しずつ上手になってきたたんぽぽ組さん。散らかっている新聞を友達と競走しながら集めていました。いつの間にか部屋もきれいになっていて自分達で給食の準備もできました。又、園の駐車場に実ったビワと生石農園のビワを収穫して教師達が皮をむいて凍らせていた「びわアイス」も今日子ども達と食べました。シャリシャリ、ヒンヤリしていて「つめたい!」「美味しい!」と笑顔で食べていました。さつまいもの苗植え、じゃがいも、玉ねぎの収穫。そして、きゅうり、ナス等々春の栽培、収穫もほぼ終わり、残すは年長児の田植えで夏を迎えます。次は桃の収穫楽しみです。

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2025年6月9日 月曜日

今日から梅雨入りとなり一週間は雨の予報となっていますが三葉っ子達は元気いっぱいテント下やこども館下で雨水遊び、砂遊び、そして、今日はプール室が魚釣りコーナに変身したりと沢山友達と関わって遊んでいました。そんな中、ちゅうりっぷ組のRちゃんはトマトの苗を見て、「先生!!トマトの実が大きくなって少しお姉ちゃんになってる〜!!」と教えてくれました。Rちゃんにとってトマトは女の子なのかな?と思ったら自然と笑みが出ていました。少しずつ大きくなるトマトの実の成長をまた見守っていきたいと思います。

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そして、今日は年長さんのレインボーファームでの田植えに向けての練習を園内でしました。レインボーファームからいただいた田んぼの土を田植え用に柔らかくするために『しろかき』という作業を教師がしていると古森先生が「子ども達は砂遊びが好きだから一緒にしたら喜ぶと思うよ!!」と言ってくれたので戸外で遊んでいた年長さんに「おーい年長さん!!」と声をかけると「なになに?」と走って寄って来てくれました。土を柔らかくするのを手伝ってほしい事を話すとどの子も「やりた〜い!!」と興味津々で集まって来ました。いつもと違う土に手を入れて「うゎ〜!」「ドロドロ〜!!」と笑顔いっぱいの年長さん。頬っぺたにTシャツに・・・と泥がついても一生懸命土を揉みほぐしながら楽しむ姿がありました。そして、そのまま田植えをしよう!!ということになり、プールで魚釣りをしていた年長さんも急いで集まりました。

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古森先生が田んぼの土を手に持ち「皆が知ってる土と何か違うことない?」と問いかけると「色が違う!!」古森先生は「色も違うけど実はね・・・」と言って手に持っていた土を「ペタペタネジネジ」としながら「皆がお部屋でしている遊びに似てない?」と問いかけると「あ〜粘土遊び!!」と男の子が言いました。古森先生が「そうなんだよ。先生が子どもの時は人が作った粘土はなかったから田んぼの土を粘土にして遊んでいたんだよ!!」と土に粘りがあるから水がなかなか無くならないこと、砂場の砂でするとどうなるかな?ということを話すと「水がすぐなくなるからダメ!!」と子ども達に分かりやすく話してくれて田植えスタート!!教えてもらった植え方でしっかりと根を土に入れていました。途中、植えた苗がくっついていると大きくなれない事を教師同士がくっついて見せて話すと子ども達も上手に植え直していました。

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当日は広いレインボーファームでのびのびと粘土土に足を入れて田植えを楽しむ子ども達の姿が見られるのが楽しみです。当日はお知らせしているとおり汚れても良い服装で登園させてください。

2025年6月7日 土曜日

コロナも明け、新園舎での生活が始まった本日、3年振りの1年生から4年生までの三葉幼稚園同窓会を開催することができました。三葉幼稚園大好きのみんな!参加人数は345名(1年生91名、2年生86名、3年生88名、4年生80名)でした!元気なみつばっこのインフルエンザ流行期程度の欠席数で教師達はびっくりです!門を早足でくぐると、「ただいま〜久しぶり〜」と、笑顔で寄ってきてくれる女の子達。ちっぴり照れながら名前を言って受付けにくる男の子達。背がぐーんと伸びてもうすっかり小学生。幼なさをを残しながらもお兄さん、お姉さんでした。バスにも乗れてよかったね♪

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まず、久々に集まったみんなで写真を撮りました。そして、古森先生からのお話し「こんなにたくさんのみんなが帰ってきてくれて嬉しいです」と。先生達み~んな同じ気持ちです♪本当に帰ってきてくれてありがとう♡

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外で4学年で玉入れ勝負をしました。「たま入れ久々!手が大きくなったから玉いっぱい持てるよ!」と3年生になったYちゃん。久々に集まったみんなで力を合わせてたまいれを楽しんでいました。負けたらいおんぐみの1年生の子どもたちは「来年はがんばるぞー」と、次に期待を持っている姿があり、私達も来年の同窓会がとっても楽しみになりました。

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いっぱい遊んだあとは、みんなでカンパイのジュースと疲れた身体にぴったりのアイスクリームを食べました。「先生こっちきて!一緒に食べよ!」と誘ってくれる子。「かんぱーい!久しぶりにみんなに会えて嬉しい♪」と楽しそうに話す子。みんなの『楽しい』が詰まった表情がどの子も可愛いくて、可愛いくて!とっても幸せな気持ちになりました。

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幼稚園が楽しくて帰ってきてくれたみんな♪いつもは来たくても来れなかった子も来てくれてありがとう!!いつでも先生達は待っています。困ったとき、壁にぶつかった時、楽しいことを話したい時、いつでも帰って来てください。また来年の同窓会、今日来れなかった友達も誘ってね!またみんなに会えるのを楽しみにしています。今日は来てくれてありがとう!!

PS.保護者の方からの嬉しいエピソードがありました。

⭐︎受付でお金を払う子ども達が持っている封筒にお母さん達が『今日はよろしくおねがいします』、『楽しみにしていました』と、メッセージを書いて下さっている方がいて心がほっこり♡そして、とっても嬉しかったです。

⭐︎ドライブスルーでお母さん達の顔を見ながら子どもの名前を呼んでいると、それに気付いたお母さんが「先生!覚えてくれているんですか!名前呼んでくれて嬉しいです!」と言って下さいました。少し車が混む場面もありましたが、誰一人文句言わずに待って下さっていました。大すきな子どもたちと労ってくださる保護者の皆さん、応援ご協力ありがとうございました!来年また,元気で優しくて可愛い卒園生達に会えるのを楽しみにしています♪

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2025年6月7日 土曜日

今朝早くから園庭で遊んでいた幼稚園のお兄ちゃん・お姉ちゃん達が、今日は素早く片付けてお出かけの準備を始めました。そこでれもん組の子ども達に「お外に行こうか?」と声をかけると、気配を感じたのかいつにも増して急いで帽子をかぶり始めました。自分で帽子をかぶることのできるAちゃんですが、反対にかぶってしまうことも・・・「帽子反対になってるよ!」と直しても、また自分でかぶり直し、「自分でできるよ!」とアピールしていました。くつも自分で履こうと頑張ります!長靴を履いてきたBちゃんは「もう履けたよ!」と得意気です。

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そして砂場を目指し先生と「よーい、どん♪」で出発です!・・・が、まずはうさぎさんのところへ直行です。うさぎ小屋の中で元気よく走っているうさぎを見たり、近寄ってくるうさぎがちょっぴり恐くて後ずさりしたりしている幼児たちの姿がありました。また、スコップを持ってきてうさぎに草を食べさせてあげようとする姿も見られました。

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目的地の砂場では、スコップや小さい入れものを出すとすぐに集まってきて砂遊びが始まり、砂遊びを楽しんでいました。しばらくすると、スマイルハウスの周りにも次々に子ども達が集まってきました。いすに座り、カウンターの上に入れものを置いて、料理も始まりました。砂をすくって少し混ぜただけの特製の料理を「はい♪」を手渡してくれたので「ありがとう」と言いながら食べる真似をすると小さなシェフ達は嬉しそうに見ていました。

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また、幼稚園児がロープにぶら下がっているのを見たCちゃんは、スマイルハウスで使ういすの上に上がり、手を伸ばしてロープをつかもうとしていました。しかし、なかなか思うようにロープに手が届きません。しかたなく諦めたCちゃんは別のいすに上がってロープをつかんでいる友達の様子を見ていました。

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そして、幼児達はまたまた砂場へ。自分の使いたいスコップをあれでもない、これでもない、と選びながら気に入ったスコップを見つけると満足そうに砂場へ入っていきました。そこで幼稚園児達が作った砂山が残されているのを見つけて、嬉しそうに堀り?ながら「よいしょっ!」と砂を移していました。

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保育園児達は同じ遊びがなかなか長く続きません。途中で座り込んだり、他に移って遊んだりしていましたが、それでも目に映るもの全てが物珍しく一人ひとりの顔はとても満足気でした♪久しぶりにお外で思いっきり遊びきった子ども達は、みんなで元気よく保育室へ戻っていきました。

2025年6月6日 金曜日

さ昨日は、河野先生が生石の農園でたくさんのびわを採ってきてくれていました。今朝、「何かいいものがあるよー!」と声をかけると、園庭で遊んでいた子ども達があっという間に集合しびわの歌を歌いながら、びわの実のなり方について古森先生から教わりました。🎼びわは優しい木の実だから抱っこし合って熟れているうすい虹あるろばさんのお耳みたいな木の影に びわは静かな木の実だからお日にぬるんで熟れているママといただくやぎさんのお乳よりかもまだ甘く…歌詞の中にもあるようにびわの実は三葉っ子と一緒で仲良しこよしで抱っこし合って美味しい実になるように頑張っていることや、葉の形がろばの耳のように細長いことを改めて知ることが出来ました。すると、河野先生が「まだまだ生石の畑にびわがなってるけど先生だけじゃ手が足りないんよ…」と呼びかけると「行きたい!!」「行く!!」とあちこちから声が挙がり、年中組が生石の畑へ行くことになりました。

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初めて行った生石の農園にあったのは、幼稚園の駐車場のびわの木とは比べ物にならないくらい大きな木でたくさんのびわの実がなっていました。昨日は駐車場のびわが病気になって腐っている実を採って、世話をしたところだったので「でかー!!」「めっちゃ美味しそ〜!」と驚きとわくわくで、子ども達も大興奮!!ということで収穫する前に皆でちょっとお・あ・じ・み♪お日様の光をほどよくあびて熟した実はとっても甘く、子ども達も「あまい!!」「美味しすぎる〜!!」とより気合いが入っていました。教師が脚立に登って採った実を子ども達がせっせとキャリーに入れたり、自分達の手が届く所は取り残しがないように手分けして採ったり、「はったらくぞー♪はったらーくぞー♪」と、幼稚園のみんなの分を協力して採って帰ることが出来ました。年中組の子達のおかげで給食のデザートとお家へのお土産として持ち帰ることができ、ちゅうりっぷ組のRくんはお母さんが迎えに来た目の前でかばんの中からお土産のびわを出して「一緒に食べよう!!」と手渡していたと心温まるエピソードを聞くことができ、とても嬉しく思いました。年中組でのバスの子はかばんを抱っこしてびわが潰れないようにしていたり預りの子は潰れていないか確かめたりと可愛らしい一面も見られ今日はびわの収穫1つで三葉っ子らしい姿にたくさん出会う事ができ、びわのように優しくて仲良しこよしであま〜い楽しい1日となりました。

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本日持ち帰った小さくて可愛いびわですが家族で召し上がってください。自慢そうな子ども達の顔が目に浮かびます。

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2025年6月5日 木曜日

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今日、年長はお菓子工場見学の招待をいただいて、株式会社ハートさんへ行きました。数日前から「先生、お菓子工場行くんやろ?」「お菓子工場ってどんなところかな。」とわくわくしていた年長児。そして前日の昨日、降園前に子ども達に話をしました。「明日はお菓子工場に見学に行くから、朝幼稚園に来てからお砂場で遊ぶのも、泥団子作りもしないでね。お洋服を泥んこにしないでほしいの。どうしてかわかる?」と聞くと「お菓子工場はきれいじゃないと入れない!」「汚れた服やったらお菓子が汚くなって食べられなくなる!」といろいろなつぶやきが聞かれました。一同納得の中、くま組のAくんは「先生、じゃあ何したらいいん?」とぽつり。砂遊びや泥団子づくり、水遊びがだ~い好きなAくんは制服を汚さない日はない!と言っても過言ではないほど毎日三葉っ子らしく思いっきり遊んでいるのです。Aくんのきょとんとした表情と言い方がかわいすぎて教師は大笑い。すると周りの友達が「ぶらんことか、滑り台かな?」「アスレチックがいいよ!」と泥んこにならない遊びをAくんに教えてあげてAくんも「そっかそっか!」と頷いていました。そして今朝。2階のテラスから「ど~れ~に~し~よ~う~か~な~?」と園庭の環境を見渡して相談する子どもたちにまたまた笑わせてもらいました。保護者の方々も清潔なスモックを持たせてくれたり、畑の泥のついた靴ではなくきれいな靴を履かせて登園させてくださったり、たくさんのご協力ありがとうございました。

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株式会社ハートさんは大可賀にあるので第一班、第二班と2クラスずつバスに乗っていきました。映画の影響なのか「お菓子工場ってチョコレートの海があるかもしれん。でもその海には入ったらいかんよ。」とAくんが話していました。子ども達にとってお菓子工場って何だろう?とバスの中でも夢のような世界が膨らみます。ハートさんに到着するとたくさんの社員さん達が笑顔で出迎えてくださいました。会社の玄関から入れてもらい、最初のお部屋まで歩いていると広いオフィスでお仕事をされている大人がい~っぱい!子どもたちに「かわいい~!」「いらっしゃ~い!!」と手を振りながら立ち上がって挨拶をしていただきました。そんな大人の周りにはカラフルでかわいい商品がいっぱい!いろんなキャラクター、キラキラの袋…子どもたちは「挨拶しなきゃ!でもあっちもこっちも見たい!」と口をぽかんとあけてきょろきょろする子もいました!

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魅力的なオフィスを通り抜けると広い広い作業できる部屋を準備してくれていました。各テーブルに、お兄さんやお姉さんが付いてくださっていて、まずはお菓子の製作体験です。今日はハートさんがマイメロちゃんとクロミちゃんの「しゅわりんちゅー」というお菓子を用意してくれました。「まずは帽子をかぶりましょう」とお兄さん。今日はカラー帽子を被る予定だったのですが、数日前、古森先生が「清潔にしていかないといけないから調理師さんが被っている不織布のヘアキャップを子どもたちに被らせようか。」と提案してくれました。お兄さんの声かけでヘアキャップを頭にかぶる子ども達。会社のお姉さんたちはその姿がかわいくて、被っただけで「かわいい~!!」と褒めてくれました。「えへへ。そう?」なんて照れてはにかむ子ども達。お菓子工場の人たちも製作するときは清潔な格好で、同じような帽子を被ったり、手袋をして作業することを教わりました。

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そして用意してくれたカゴの中には「もこもこの粉、ゼリードリンクのもと、ストロー、カップ、外装の袋、賞味期限のシール」が入っていました。それを一つずつ手元に置いてカップの中にもこもこの粉とゼリードリンクのもとを入れていきます。カップに入れる前にはしゃかしゃかと振って粉が漏れていないか、封がきちんとされているか確かめます。全部手作業で確認しながら作っているそうです。普段お店で買うお菓子もこうやっていろんな人たちの手によって作られていることに驚いた子ども達。私も先日打ち合わせに行かせていただいてこうして作られていることを知って驚きました。考えてみれば、誰かがしてくれているから実在しているのだけれど、そこまで想像することは正直あまりなくて私自身勉強になりました。改めて、社会は人の手によって作られていること、誰かの仕事のおかげで成り立っていることを感じました。

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丁寧に製作体験をさせて頂いて、次の工場へ歩いて移動です。株式会社ハートさんの敷地は広く、子どもたちも「広いんだね~!」と辺りを見渡して話していました。

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次は商品の材料などの管理をされている倉庫を見せてもらいました。学校の体育館より大きな工場の一つのお部屋には天井まである大きな棚がいくつか並んでいました。「今から棚が動きま~す!」とお兄さんが言うと自動で棚がす~っと動くのです。まるで魔法の棚のようできりん組のYくんは「すっげ~…なんで?」と口がぽかーん。次にフォークリフトに乗ったお兄さんが左手でくるくるとハンドルを回しながら運転して棚の上の荷物を降ろすところを見せてくれました。フォークリフトのアームは天井まで届くほど伸びるんだよと、実際に動かしてくれました。「(天井に)当たる当たる~!!」とドキドキしていると上手に操作して、ぴたっと止めるお兄さんにくま組のOくんは「おれも乗ってみたい。大きくなったらフォークリフトを運転するお仕事がしたい。」とつぶやいていました。会社のおじちゃんたちもOくんのその言葉に大喜び!「まずは免許とらないかんねぇ」「入社してくれたら後から免許取れるけんね~!!」なんて大人たちが大笑いしました。またフォークリフトを使ってトラックに荷物を積み込むところも見せてくださいました。普段よく目にする後ろがぱかっと開くトラックではなくて横が大きくがば~っと開くトラックでした。荷物が積み込みやすいように横が開くそうです。その理由に子ども達も「確かにね!」と大人のような感想を言っていました。先ほどのフォークリフトのお兄さんが作業を見せてくれたのですが、らいおん組のTくんは「すご~い!!」と感激。手をつないでいた私の腕を何度も引っ張って「先生。かっこいいねぇ、先生すごいねぇ」と憧れのまなざしで見つめていました。Tくんと一緒にフォークリフトのお兄さんに「運転上手だったよ。」と話しかけに行きました。お兄さんが「ありがとう」と言ってくれました。お兄さんが「乗ってみた~い」と言うTくんに気付いて鍵を抜いて「乗ってもいいよ」と運転席に立たせてくれました。Tくんは嬉しくて嬉しくて「やった~!!」と大喜び。ハンドルに触ったり、フォークリフトの運転席から教師に手を振ったりしてTくんの心は大満足!降りてからの足取りも軽く、ルンルンで歩いていました。そして何度も「楽しかったねぇ。」と言っていました。

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最後に写真撮影をしてからご挨拶をして園に帰ります。古森先生が「こうやっておじちゃんたちやお姉さんたちがお仕事をしてくれているからみんなもいろんなお菓子が食べれるんだね。」と話してくれました。バスに乗っても会社の方々がたくさん手を振ってくれて子ども達み~んな大満足のお菓子工場見学でした。園までのバスの中でも「このお菓子は食べたことない。お店にもない。絶対売り切れなんよ。」「こんなかわいいのお母さんは買ってくれん。」(笑い)、「サンタさんに頼もうかな」など子ども達がお菓子工場見学が楽しかったとわかるような言葉がいっぱいで、こんな機会をくれた株式会社ハートさんには感謝の気持ちでいっぱいです。園に帰ってからも工場の絵を描いたり、レゴブロックでフォークリフトを作ったり、余韻を楽しみながら遊んでいました。明日は廃材でお菓子工場を作りたいと言う子がたくさんいました。三葉っ子のなんでも喜んで吸収する姿に、見習わないといけないな~と満足そうな子どもたちを見て思いました。今日のお菓子工場見学で、自分たちが楽しく安心して生活できるように周りの人たちが守ってくださったり、働いてくださったりしていることに気付き、感謝の気持ちをもつ良いきっかけになりました。株式会社ハートの皆様、工場へのご招待、ご案内、体験、本当にありがとうございました。

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今日の夕方、不織布のヘアキャップを気に入ってお家でもかぶっていたRくんがお散歩がてらそのままお母さんとおばあちゃんと幼稚園に見せにきてくれました。あまりにもかわいい姿に教師一同癒されました♪工場で「これを被ると清潔」と聞いたRくん、お家に帰って卵焼きを作るお手伝いをするそうです。見せにきてくれてありがとうRくん♡

2025年6月4日 水曜日

月曜日にじゃがいも掘りに行った子どもたちは、今日のさつまいもの苗植えを楽しみにしていました。出発前、古森先生に「じゃがいもはお母さん芋に灰をつけて植えたでしょ?」「さつまいもはお母さん芋じゃないんだよ」と話してもらうと、「え〜!!」「なんで!?」と子どもから声が上がりました。「さつまいもは苗って言って、こんなツルを土に刺すと〝私が根っこになりますよ〜!”って言って根っこが生えてきて、その1番元気な根っこからさつまいもができるんだよ」「だから、さつまいもの苗をまっすぐ植えたらどう?」と質問されると、「下だけしか土につかないから根っこが出ないよね。だから、茎を土の中に斜めに植えたらいいんだね」と古森先生から教わりました。植え方をしっかり教えてもらってからレインボーファームへ出発です。

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レインボーファームまでの道中、「秀野邸よりも遠いね」とバスの中でもワクワクな子どもたちです。バスは古川の橋を渡って乗馬センターの馬が見えてくると、レインボーファームに到着です。レインボーファームのおじちゃん、おばちゃんにご挨拶をして、畑に案内してもらって、もう一度おじちゃんからさつまいもの苗植えの仕方を教えてもらい苗植えの始まりです。

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黒いマルチ赤い印があり、「1人2本植えるから、こことここね!」と、教師が何も思わずに子どもたちを誘導していましたが、古森先生に「右手と左手で赤い印を押さえたらいいよ」と話してもらうと、子どもたちはすぐに理解して赤い印を押さえることができ、1人2本ずつ植える場所が決まりました。子どもたちに全てやってあげるのではなく、出来ることは分かるように説明して、自分で考えさせ、理解できるようにすることが大切だと反省しました。

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子どもたちは、よく話を聞いて植えたので、予定していた苗植えはあっという間に終わりました。「じゃあもう1つの畑もやっちゃおう!」となると、レインボーファームのおじちゃんたちも「元気いっぱいですごいな」と褒めてくれました。

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そして2回目の苗植えが終わると、レインボーファームの方が蒸かし芋を用意してくださっていました。小さい一口サイズの蒸かし芋をを見て、子どもたちの目はキラキラです。

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「いただきまーす!」と食べると、ホカホカ塩が効いていてとっても美味しくて、子どもたちからは「おいし〜!」と声が上がりました。

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レインボーファームの周りには普段は見れない植物が沢山あります。それを古森先生が「これは何かな?」と取って子どもたちに見せてくれます。

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そしてそれを見たレインボーファームのおじちゃんも「これも持って帰っていいよ」「これもこれも!」と子どもたちの手にいっぱいの野菜のお土産をくださいました。

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きりん組のIちゃんは今朝、「ニラみそきゅうりをずっと食べときたい」と話していました。おじちゃんからきゅうりをもらったIちゃんは、「やったー!これでニラみそきゅうりが食べれる!!」と大喜びです。幼稚園に電話をすると、年中さんが駐車場のニラを取ってくれて、調理師さんがニラみそを作ってくれていました。今日は、おみやげでもらっただいこんもニラみそにつけていただきました。

レインボーファームでたくさんの経験ができて、子どもたちも教師もとっても楽しかったです。