2025年4月9日 水曜日
さあ、いよいよ今日から新学期です。ちょっぴり大きめのピカピカの帽子にピカピカの名札!何となく大きくなったように見えるみんなが元気に登園してきました。しかし、卒園して1年生になった元年長さんと比べるとまだまだ幼な顔の年長さんですが、今日はみんなのために駐車場から「スナップえんどう」を収穫して、すじをぴゅーっと取って下ごしらえしてくれました。年長さん!初のお仕事ありがとうございます♪美しくなぁれと調理師さんにお願いして、調理仕上がりを楽しみに待ちました♪今年の始園式の日はとーってもいい天気、そして桜もちゅうりっぷも綺麗に咲いています。クラスではじめて集まって進級おめでとう!の写真をパシャリ♪とってもいい笑顔です。
始園式では、古森先生に「進級おめでとうございます。」と言ってもらうと、嬉しそうな顔で「ありがとうございます」とかえすことができていました。「すごいね♪かっこいい大きい組さん♪」と褒めてもらい背すじがぴーんと伸びる子どもたちでした。
さぁ明日は入園式です。小さいお友達がたくさん来ます。古森先生が「困っている子がいたらどうしよう。靴箱も分からない子がいるかもしれないよ」と言うと、年中児は「お名前読めないかもしれないけれど、どこか教えてあげる!」と♪年長児は、「全部分かるよ!泣いてくるかもしれないけれど大丈夫」とすっかりお兄さんお姉さんです。外での遊び方についても、いろんな遊び教えてあげてね♪それだめー!ばっかりは「いやー!」って小さい子もなってしまうから優しくね♪と約束をしました。幼稚園には、生活の中にも遊びの中にもルールがあります。でも優しい年長さん、年中さんなら安心です。先生たちからも「頼りにしています。おねがいします」と言われ「任せてください!!!」と古森先生からの『任せたよ!ボール』をしっかりとキャッチしていました。年長さん、年中さん、よろしくね♪
部屋に帰ってからは、新しいシール帳にもシールを貼ったり、持ち物を片付けたりして初めての1日を終えました。年長さんが収穫してくれたスナップえんどう、甘くてとっても美味しかったです。これから、いちごやじゃがいも、トマトなどもみんなで大切に育てて、おいしくクッキングして食べましょうね♪年長さん年中さん!金曜日からよろしくおねがいします!みんなで楽しい1年にしましょう♪
2025年4月5日 土曜日
園庭の桜が満開になり、春真っ最中、新入園児も4月1日から仲間入りして幼稚園は賑やかです。ひよこ組も4月1日から新年度がスタートし、もも組にはたくさんの新入園児が登園してきました。ほとんどの子が保護者から離れるのが初めてで、泣いて来るのは当たり前のことです。しかし、お母さん・お父さん、安心して下さい。保育園には幼稚園のお兄さん・お姉さん達が遊びに来て、よしよししてくれると、いつの間にか泣かずに遊び始めます。すぐに泣かないで登園するようになり、笑顔で過ごせるように私たち保育教諭も抱っこしたり、お手々繋いで歩いたりしてたくさん関わる事ですぐに笑顔になって好きな遊びをするようになります。もも組には、12名の新しい幼児が入園してきました。まだ、朝はお母さんと離れると泣く子もいますが、すぐに慣れて遊び始めます。テラス前に作った広場では、ボールを投げたり、泥舟の砂で砂遊びをしたりと、その子なりに周りを観察しながら、そっと手を出してみながら、慣れていきます。私達も慌てず、見守りながら環境を広げたり、遊具を動かしたりしてその子なりに楽しめる物を準備していきます。
10時のおやつ前にぐずり始めると園庭で遊んでいた年長さんのお姉ちゃんたちが‼︎‼︎寄って来てあやしてくれ、その瞬間に泣き声がピタッと止まり、お姉ちゃん達の所へ集まって来ます。絵本の読み聞かせが始まると、お姉ちゃんの膝の上に抱っこしてもらったり、お姉ちゃんが近くに座ったリして安心すると、とっても静かに絵本を見る事が出来ました。(実は、前日は泣き声で絵本を読む事が出来ませんでした…。)幼稚園のお姉ちゃんの膝に座っている姿、お姉ちゃんにピッタリくっついている姿はとっても可愛いかったです。そして、給食の時間も又、準備からずっと世話をしてくれ、給食も優しく食べさせてくれていました。幼児達もしっかりと口を開けて上手に食べさせてもらっていました。前年度からもも組にいる子達は自分で食べられるはずなのに、ア〜ンと口を大きく開けてて、その姿がまた可愛くて、笑ってしまいました。つい最近まで年中さんだった年長さんがこんなにしっかりもも組の世話が出来るのに驚かされました。このように食べさせてもらっていた子ども達ですが、大人だと泣いてしまう子が年長さんが抱っこしてくれると泣くのをやめる姿は、子ども同士だからこその姿なんだなと感じました。保育士達の突然のs o sにもすぐに来て、世話をしてくれる姿は幼稚園、保育園が同じ敷地内で交流できる三葉だからこそです。今日も保育園児達の遊び場の芝生広場で遊んでくれていますが、これからもたくさん幼稚園の子ども達と関わって、たくさんの事を吸収出来ればと思っています。
2025年3月29日 土曜日
あと数日でプレ年少に進級する子どもが多いれもん組です。昨年からの1年間の園生活の中で、どんどん成長し遊び方もどんどん変化してきました。
大型積み木を出すと取り合いばかりしていた子達が、一緒に何かを作ることを楽しむようになり、積み木を横に並べて座ったり、ぐらぐらと不安定な積み木の上を歩いて渡ったりしていた遊びは、積み木をコンロに見立てて料理を開始!「じゅーじゅー」「ちょっとまってくださいね〜」「はい、できましたよ!」とレストランを開店してごっこ遊びに変わってきました。しかし、みんなで料理を作って、みんなでお客さんをする姿には幼く、まだまだひよこ組だなとほっこりさせられます。また、積み木を積み上げている子どもたちも手が届かなくなってくると、積み上げた積み木の横に積み木を置き、その上に立ってさらに高く積み上げるなど知恵を使って遊ぶ姿も見られるようになりました。
テラスのブランコでは順番待ちをする子ども達の姿が見られます。以前は「か〜わって〜!」と交渉し交代してもらえず「せんせ、〇〇ちゃんが代わってくれん。」と助けを求めてきていた子が多かったのですが、最近では、自分達で手を叩きながら「い~ち、に〜い、さ〜ん···」と10まで数え「か〜わって〜!」と呼びかけ、ブランコに乗っている子も10数えて「代わって」と言われると、すっと降りて順番を代わる事ができるようになっているのです。日々の繰り返しの中で、自分達だけで数をかぞえられるようになったこと、友達と譲り合えるようになったことなど、1日1日、1つ2つと遊びの中で知恵を貯え、行動していく姿に成長を感じるのです。
他にもおしゃべりが上達したり、指先が器用になったりと子ども達の成長は著しく生活も豊かになっています。4月からは1段階大きくなりプレ年少たんぽぽ組に進級する子ども達。クラスは変わっても、仲良くな助あって一回りも二回りも大きく成長したお兄さんお姉さんになる姿を私達も楽しみに応援しています!
れもん組さん、新しいクラスでも頑張ってね!お部屋からみんなのこと見ているからね♪
2025年3月26日 水曜日
職員一同、楽しみにしていた卒業おめでとう会の日がやってきました。遊ぎ場に集まった子ども達はちょっぴり恥ずかしそうにしながら久しぶりに会った先生や友達と挨拶を交わしていました。幼稚園に移動し、年長の時のクラスに並ぶと、「あっ!○○君や」等と思い出し、またそこでも会話が広がっていました。今日は2学年で118人の卒園児が「おかえり~!」「ただいま~!」と帰ってきてくれ園庭に集まりました。幼稚園児が集まると広く感じる園庭が、新中学1年、2年生118人が集まると狭く感じ、園長が思わず「満員電車みたいだね。大きくなったね!」と笑っていました。
みんなが集まって写真を撮るのも、幼稚園の時と違って速い!それだけで感動する教師たち!片付けも自分たちで率先してやってくれる卒園児たちにまた感動の教師たちでした。
その後は、クラス対抗のドッジボール大会を行いました。各学年コース別に4チームに分かれトーナメント形式の大会です。最初は照れがありましたが、だんだんと力が入ってきます。最後はトーナメントで一番になった中学2年生のらいおん組・ぞう組と先生たちで対決です。やる気いっぱい、負ける気なしの先生たちでしたが結果は明らかな実力差の完敗でした。「幼稚園の時には勝てたのに~!」と悔しがっている先生たちでしたが、なんだか嬉しそうでした。
ドッジボールを楽しんだ後は、ホールに集まって近況報告ならびに中学校で頑張りたいことの発表をしました。「野球を頑張っています。」「バスケットを頑張ります。」とスポーツを頑張りたい子、「勉強とスポーツを両立します。」という子、「英語を頑張りたいです。」という子、中には「友達を作りたい。」と目をキラキラさせながら発表してくれました。今年度は特別に平成30年と平成29年度の卒園生が集まったことで、先輩の三葉っ子が「○○中学校です。」というと「○○中学校やって、一緒や!」と喜ぶ姿も見られました。ちなみに発表の途中でサプライズ!ステージの幕が開くとお菓子やジュースが準備されていて「お~!!」と歓声が!!そんなところは幼稚園の時と変わっていなくてかわいく思いました。
みんなの発表を聞いた後、最後に古森先生が大事な時期を生きる中学生に話しをしてくれました。「今みんなは、親の事が嫌だと思ったり、大人がばかに見えたりする時期じゃないかな。けど大人も今まで頑張って生きてきて今のみんながあるんだよ。時にはみんなが負けてあげることもありなんじゃないかな。それとね、みんな頑張りたいことを話してくれたけど頑張ることを2つ決めておくといいよ。1つだけだと絶対頑張らないといけなくなっちゃうけど、2つあればどちらか頑張ればいいじゃない。古森先生もそうしてきて、今は幼稚園の先生で頑張れているんだよ。」と古森先生が話すのを素敵なまなざしで聴く三葉っ子を見て、頼もしくこれからが楽しみになりました。
会が終わって、帰り際にRちゃんとIちゃんに「おめでとう会楽しかった?」と聞くと「めっちゃ楽しかったです!勉強頑張れます!」と言ってれまた感動!!今日は卒業生の背中を押す会でしたが、それ以上に教師の背中を押してもらったように思います。最近、三葉幼稚園に卒園児たちがふらっと顔を出しにきてくれます。これからも卒園児が戻ってきたいと思える園であり続けられるよう教職員一同頑張っていきますので、いつでも「ただいま~!」と帰ってきてください。
2025年3月22日 土曜日
みかん組の子どもたちは4月からプレ年少さん(たんぽぽ)に進級する子が多くいて、その子たちは進級に向けて自分でできることは自分でしようと練習しています。入園したばかりは給食セットの巾着やスプーン・フォークセットが開けられなかったり靴の履き方が分からず保育教諭と一緒にしていました。しかし、日々の積み重ねで保育教諭の手を借りず、自分で給食の準備をしたりスプーン・フォークセットを開けたりすることができるようになってきました。また、エプロンを付けて食事をしたり手づかみで食べたりしていたみかん組さんですが、今ではエプロンを付けずに食事をしたりスプーン・フォークを使って食事をしたりしています。食べることが大好きでおかわりもしている子どもたちです。
この日は、天候に恵まれていたので園庭で遊びました。自分の靴を取って、マジックテープを上手に剥がしながら1人で履ける子たちが増えてきています。それぞれ履き方には個人差がありますが、立って履いたり、座って履いたり中には左右反対に履いて、満足そうにしている子など自分たちでやり遂げようとしています。
外に出て夢中で遊んでいると…もうお部屋に帰る時間!!ちょうどたんぽぽさんも遊んでいたのでたんぽぽさんに「おてて繋いでテラスまで連れてて行ってほしいな〜」とお願いをすると目を輝かせて、手を繋いでテラスまで連れて行ってくれました。「ありがとうね」とお礼を言うと嬉しそうなたんぽぽさんでした。元ひよこ組だった子どもたちも普段の関わりの中では、恥ずかしそうにしているのにお願い事をするとすっかりお兄さん・お姉さんになっている姿に嬉しくなりました。1年間、ピンク帽子が似合っていた子どもたちも4月からクリーム色の帽子になってしまいます。少し淋しいですが、たんぽぽさんみたいに優しいお兄さん・お姉さんになってほしいなと思いました。
2025年3月19日 水曜日
園庭の桜の蕾が少しずつ膨らみ始めた今日この頃。第1駐車場には菜の花が咲き、アジサイの新芽も芽吹き始めました。新園舎建て替えの時に植樹した若い桜の木は、蕾がピンクに色付き、今にも開花しそうな様子です。最近は朝晩寒い日が続いていますが、春がすぐそこまでやって来ていることを周りの自然が教えてくれています。
今日は3学期の終園式の日です。先日のクラス別お別れ会で、今日新しいクラスが分かることを知っていた子どもたちは、何やら朝からソワソワしていました。事務所の中をのぞき込んだり、クラスの先生にまとわりついたりと新しいクラスになるワクワクと今のクラスが終わる寂しさを感じているようでした。
新しいクラスの発表は、それぞれのクラスでワクワクするような発表の仕方を考えていたようです。りす組とぱんだ組の部屋を覗くと、ちょうど2クラス合同でクラスの発表をしているところでした。子どもたちはいつ自分の名前が呼ばれるのかドキドキの様子で待っていて、自分の名前が呼ばれてクラスが分かると「やったー!」と喜んだり、友達に「〇〇組、よかったね!」と拍手をしたりしていました。ちゅうりっぷ組のAくんは、どうやら自分がなりたかったクラスではなかったようで、先生からもらった帽子をみつめながら『なりたかったクラスじゃなった・・・。でも、大きい組さんにはなりたい・・・。』と心の中で葛藤している様子でした。しかし、色々な先生から「Aくん!かっこいいね!」「Aくん!帽子似合っているね!」と声を掛けられると、いつの間にか何もなかったかのように嬉しそうに帽子を被っていました。
終園式には、みんな新しい帽子と名札で参加しました。古森先生から「キラキラの帽子でかっこいいね!」と言われると、みんな満面の笑顔になりました。そして、「新しいお友達が幼稚園にやって来たら、みんなどうする?」と聞かれると「優しく教えてあげる!」「一緒に遊ぶ!」と早くもお兄さんお姉さんになる意識が高まっているようでした。次に子どもたちに会えるのは、4月9日の始園式です。春休みが明け、お兄さんお姉さんになった子どもたちに会えるのが楽しみです。
最後に帰りのバスの中であった微笑ましいエピソードを紹介したいと思います。
本当はりす組になりたかったけれど、ぱんだ組になった年少組のTちゃん。しょんぼりした様子でぱんだ組のRくんに「T、本当はりす組になりたかったんよ」と言いました。残念そうなTちゃんの様子に気付いたRくんは「りす組とぱんだ組は同じ部屋で一緒だから、ぱんだ組も楽しいよ!」と励ましました。それを聞いたTちゃんの顔がぱっと明るく笑顔になって、Rくんにこう言いました。「Rくん!らいおん組さんおめでとう!」言われたRくんは、照れくさそうに「ありがとう」と言いました。バスに同乗していた先生もバスの運転手さんも二人の可愛らしいやり取りに、心が温かくなったそうです。
4月。元気いっぱいで笑顔の素敵なみつばっ子たちに会えるのを、教職員一同楽しみに待っています!
2025年3月18日 火曜日
15日に卒園式を迎えた年長児ならぬ、卒園児達は今日は自由登園最後の日です。制服を脱いで私服で登園した子、今日で幼稚園に来る最後の日だからと制服で登園したりと様々な思いでやって来ました。そんな今朝、出勤してきた園長が駐車場の畑で育てていた大根が、細長く根を伸ばしている事に気づいて、一本抜いて持ってきてくれました。その大根は根っこだけがネズミのしっぽのようになが〜く伸びていました。「この大根、お水がないよー!”おみず〜”ってこんなに伸びてるのよ」と教わったうさぎ組のKちゃんとY君はペットボトルにを入れてその大根をペットボトルの水に差しました。すると、大根の根っこはペットボトルの底につく程伸びていました。そして今まではみんなに知らせる時は、大体年長児の子たちが、紙に書いて貼り紙をしていたのですが、それも今日からは交代です。今日はもうすぐ年長になるKちゃんとY君が文字を書いて余白にも絵を描きました。旧年長児達は部屋に上がる前に見つけて「本当だー!!水もらってないから小さいね」といいながら読んでいて、その姿もほほえましく、また卒園した後も次の年長に今までしてきたことが引き継がれていくのだなと思いました。
今日は午前中とてもいい天気だったので、卒園児達はちょうどテラスにいた園長に「さんさんらんどに遊びに行ってもいいですかー?」と尋ねると「行っておいで~」と快く承諾してくれたので、すぐに出発しました。さんさんらんどではローラ滑り台を何回も滑ったり、築山で遊んだり、サッカーを楽しんだり、今までしてきた草抜きを始めたりと、誰一人ボーっとすることなく、1時間以上たっぷり遊ぶことができ、大満足な様子でした。園に戻る前には病児、学童、ぴよぴよの先生達にも「小学校に行っても頑張るね~!」と約束して帰ってくることができました。
降園前には卒園式の日にすてきなお花と祝詞を贈ってくれた大林組の支店長さんたちが来園し卒園前に送った「ありがとうの手紙を受けとって感動したよ」と伝えてくれました。それを聞いた子どもたちはニヤニヤしながら嬉しそうに「ありがとう」と伝え、また、お花と祝詞のお礼手紙も直接渡すことができました。最後の最後までこの子たちは、こうしてみんなに見守ってもらってきたのだなと実感することができました。これからもたくさんの方に見守られたり、助けてもらったりして大きく成長していってほしいなと思いました。
がんばれ!がんばれ、みつばっ子!!この笑顔がいつまでもいつまでも消えることなく、素敵な小学生に、そして中学生に…大人になりますように‼︎