2025年6月18日 水曜日
実は、先日職員会で「あまのがわ」という言葉がでてきたのですが・・・実際に見たことがある!という先生は古森先生だけで、恥ずかしながら教師達は本物をまだ見たことがありませんでした。「宇和の方に行ったらとっても綺麗に見えるよ」と教えて頂いたのですが、うーん…なかなか行けないなぁ。と思っていると、「プラネタリウム観に行ったら?何年か前の卒園生達は行っていたでしょ!」とアドバイスをもらい、「そうだった!その手があった!!」とすぐにコスモシアターの方に連絡を入れ、素敵な星を教えてもらおう!ということになったのです。それを子ども達に知らせると、年長・年中児達も大喜び!!初めて行く!という子達も多く、まだかまだかと、今日を楽しみにしていました。さぁ、バスに乗ってコミセンへ出発です。バスの中では「どんな星でてくるかな?」、「まだ朝なのにどうやって観るんやろね!」とそれぞれが楽しみにしている様子がありました。
コスモシアターの中の座席に座ると、まずは約束事です!1.中では飲んだり食べたりしないこと。2.立たないこと。3.他のお客さんも使うから汚さないこと等、いくつかの約束をしていよいよはじまります。
今日の星を映してくれるのは、たこの吸盤みたいな形の「プラネタリウムくん」です。ひつじ組のAちゃんは「え!あそこから星がでてくるの?凄すぎるプラネタリウムくん!!」と目をキラキラさせていました。お話が始まる前にコスモシアターのお姉さんが星について教えてくれました。「星の色は、黄色だけじゃなくて他のもあるんだけど分かるかな?」と言うと、みんなが映された星をよーく見はじめました。すると、「赤!赤色のがある!!」と、何人かの子ども達が見つけました。大正解!!年をとった星は赤く色が変化していくことを学びました。次は、「三角の星を見つけてみて!」と言われ、子どもたちは真剣に探します。春の大三角です。星を使った三角形!見つけるとみんな嬉しそうでした。
その後、毒針を持っているカニ?ザリガニ?ではなく「サソリ座」と、おとめ座、しし座を教えてもらいました。昔の人はいろんなことを見て、考えて、表現してすごいなと私自身改めて考えさせられました。いよいよ楽しみにしていた、「ドラエもん宇宙の模型」のお話しです。私達の住んでいる地球の他に水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星・・・などの素敵な星が出てきました。星が動くと「おお!!」と感激し、ドラえもん達が舟に乗って進む時には、子どもたちも「椅子が重いてるみたい!」と一緒になってワクワク!ドラえもんの歌を口ずさみながら、とっても楽しい時間でした。
話しの内容は子ども達に聞いてみて下さいね!プラネタリウムが終わると、みんなでお弁当を食べて、外や室内で、周りの方に迷惑にならないよう遊ぶこともできました。
コスモシアターの皆様、今日はありがとうございました♥
帰ってからも楽しかった話がつきない子ども達でした。そしてなんと!!今夜は、火星とレグルス(しし座)が近くに見える日だそうです。火星はよく動くので今日だけだそうです。子どもたちの楽しかった話を聞きながら、家族みんなで星の観察をしてみて下さい♪
2025年6月17日 火曜日
園内田植えで植え方を教わり、1人1株ずつ練習していた年長児。今年は家から持ってきたペットボトルに小さな自分だけの田んぼを作り、1株ずつ植えたことでレインボーファームでの田植えへの期待がとても高まっていました。年長児にもなると服装について話す子がいて朝から「汚れても目立たないように黒い服にした!」「短いズボンがいいけん小さめなズボンを選んだよ〜」と今日のコーディネートについて友達同士で見せ合う子どもの姿も見られました。さぁ、レインボーファームへ出発です!園では、他の学年の子ども達が「いってらっしゃーい!」とお見送りをしてくれました。
レインボーファームには、沢山の野菜、植物があり、緑が広がっていました。それに加え、今日は天気が良かったので綺麗な青空がマッチしていて子ども達は引き込まれるかのように歩いていきました。
田んぼの中には、田植えの準備をしようと先に着いた教師が入っていました。子ども達は、教師の足を見てびっくり!あまりの土の深さにズボンをくるくる、グイグイと上げる子ども達でした。驚き・不思議・期待など色々な気持ちを持っていざ田んぼへ。ゆっくりどんどん沈む足、柔らかく何とも言えない土に「うぉ〜」と足を入れた1発目はみんな声を上げていました。らいおん組のAくんはどんどん入っていく足に「(田んぼに)食べられる〜」と言っていたそうです。赤いリボンの目印を目指してゆっくり三葉の遊びで自然に鍛えられた体幹で歩いていく子ども達。表情は真剣です。1人5株という任務をそれぞれの思いで植えることが出来ました。田んぼから帰りには少し余裕を見せ、「せんせ〜!」と手を振りながら歩く子もいました。
手も足もドロドロ、教師が手洗い用の水を用意し忘れていると古森先生がいいところ見つけた〜とあるところに連れて行ってくれました。そこは、綺麗な川の水が流れる用水路。汚れを落とすだけでなく、水は冷たく、あたたかい身体を冷やしてくれました。自然の力を借りた瞬間でした。(他の水でも洗っていますが、取りきれてきない汚れがあります。よく洗ってあげてください。)
稲に付いているピンクのものを持ってきた古森先生。年中の頃、年長さんが園で育てていたもち米を一緒に観察していた子はピン!と思い出し、声を上げていました。それは、タニシの卵(この赤い卵は外来種だそうです。)田んぼには、タニシだけでなく、おたまじゃくしやアメンボ、周りにはバッタやちょうちょうなど色んな生き物がいました。
田んぼを管理している学さんが田植え機での田植えを目の前で見せてくれました。大迫力の機械に歓声が上がります。今回は特別にクラスの代表が機械に乗ってみることになり、「おーい!」とお互い手を振り合っていました。機械での田植えが多い中、今日、子ども達の手で植えられた体験は、子どもも大人も大切にしていきたいと思います。
今回もレインボーファームの方がふかし芋を準備して下さっていました。今回のお芋は赤いお芋「レッドムーン」前回とは違うお芋を頂くことが出来ました。ありがとうございました。学さん、レインボーファームのおじさん、おばさん「今日もありがとうございました」と今までもこれからもよろしくお願いしますという気持ちでお別れしました。10月の稲刈りまでに稲の成長を見届けに行きたいと思います。どんなに大きくなっているのか楽しみです。
2025年6月16日 月曜日
今日は、梅雨の合間の蒸し暑い1日となりました。先週、全身がどろどろになるぐらい泥遊びを楽しんだ子どもたちは、朝のバスの中でも「今日は何をして遊ぼうかな?」とつぶやいていました。たんぽぽ組のKちゃんも外を見て雨が降っていないことを確かめて、「今日、お外で遊べるね!!」とにこにこ笑いながら話していました。
所持品の始末をしてから園庭に遊びに行った子どもたちは、好きな遊びのコーナーを見つけて、元気に遊び始めていました。暑い日はより一層、水汲み遊びや魚つりのコーナーが大人気です。たんぽぽさんから年長さんまでが混じって、水の心地よさを楽しんでいました。
また色水のコーナーでは、年少さんたちが集まって、色水づくりをしていました。幼稚園の駐車場に咲いているタチアオイの花を選んだすみれ組のIちゃんは、水の量を調整したり、棒でこする回数を増やしたりしながら色水づくりをしていました。完成すると、「先生、きれいな紫になったよ。」と嬉しそうに見せてくれました。また、たんぽぽ組の子どもたちが色水のコーナーにやってくると、「このお花できれいな色水が作れるよ。」と優しく教えてあげるお兄ちゃん・お姉ちゃんたちの姿が見られました。最初は、年中さんや年長さんが教えていましたが、他の遊びのコーナーに行ってしまうと、年少さんが真似をして教えていました。まだまだ年少さんなので、年長さんや年中さんのように上手に教えることはできませんが、色水を入れるカップを持ってきてあげたり、順番を代わってあげたり年少さんでもできることを自分たちより小さいたんぽぽさんにしてあげようとしているのでした。いろいろな学年と関わり、お兄さん・お姉ちゃんのかっこいいところを真似しながら、成長していって欲しいと思っています。
2025年6月14日 土曜日
朝から強い雨が降っていた日、登園して靴を靴箱に入れに行った幼児たちが、口々に「あめ!あめ!」と言っていました。靴箱の向きを変え、外がよく見えるようにすると、えんていを傘をさして歩いている幼稚園児たちの姿が見られました。幼児たちは幼稚園児たちの動きに興味津々。そんな保育園児たちの様子に気付いたお兄さん・お姉さんたちが「おーい!」「おはよー!」と手を振ってくれました。子ども達も嬉しそうに手を振り返し、お兄さん・お姉さんの方へ行きたくてウズウズしている様子でした。そこでお部屋に戻り広告紙で傘を作ることにしました。出来上がった傘を持つと、「あめ!あめ!」と言いながらテラスへ行き、近くにいたお兄さん・お姉さんたちに見てもらいました。「かさだー。」「いっしょやね。」と言われ、えへへ~と笑う保育園児たち。1・2歳児にとって優しい幼稚園のお兄さん・お姉さんは1番大好きで何をしていても興味ある存在なのです。
そして次はバルーンを作りました。以前もした遊びなので、保育教諭が紙を貼り合わせていると、押さえてくれたり紙を持って来てくれたりする子もいました。完成したバルーンを持ち上げると子ども達がバルーンの下に集まってきて、上下するバルーンに大興奮!盛り上がる中、ふと横を見ると、1枚の紙の端を持ち、バサバサと振っている子がいました。それに気付いた子が一緒の持とうとします。そこで小さめのバルーンを作ると、両端をそれぞれが持ち、上へ下へバサバサ!保育教諭の真似っこをしていたのでした。
雨の日でも身体を動かそうと、巧技台や大型のスポンジ積木を使って遊んでいますが、踊りや手遊びでも全身を使って楽しんでいます。跳んだり走ったり、回ったり子ども達は踊りが大好きですが、最近のお気に入りは『さんぽ』です。これは週に1度のスポーツダンスのサーキット歩きのも使われている曲なので、子ども達は自然と「あーるーく!」と歩き始めます。そんな中、いつからか友達と手をつないで歩こうとするようになりました。近くにいる友達に手を伸ばし、”つなごう”と目くばせや仕草で伝えます。2人、3人、4人と増えていくこともあれば、うまくつなぐことができず泣いたり怒ったり、ということもあります。保育教諭がつなごうとしても”ちがう!”と拒否され友達がいい様子。友達との関わりを楽しむようになってきた子ども達。思いが伝わらずトラブルになりやすいこの時期ですが、うまくいかない思いを受けとめ、仲立ちとなりながら、友達と一緒に遊ぶことへの興味・関心を広げていきたいと思います。
そして、金曜日、年中さんが駐車場にびわを採りにいくとのことで「ひよこ組さんも一緒に行く?」と誘ってもらいました。代表でれもん組さんの4人が、年中さんに手をつないでもらって行きました。枝付きのびわを採って来てくれたので、ここでももぎ取り体験!保育教諭の真似をしてクルクルと回したり、グイッと引っ張ったりして取れると、友だちに見せてあげていました。「びーわ!」「びあ!」と興味津々の子どもたち。給食の時にみんなで分けっこして食べました。
2025年6月13日 金曜日
連日の雨ですが今日は朝には雨が上がり登園した子どもたちから戸外で遊ぶ声が園庭に響いていました。
園庭には夜の間に降った雨のせいで水たまりがいたる所にできていました。その水たまりの水を教師がすくっていると、子どもたちもひしゃくとバケツを持って水をすくう手伝いを始めました。またM先生がくわを持って水が流れるように溝を掘っていると、その後をひしゃくを持った年中児たちが同じようにして後ろをついて歩いていました。その様子を遠くから見ていると同じ姿でとても可愛らしく見えました。子どもたちにとってはお手伝いも遊びの延長。水たまりの水くみも普段の水くみ遊びと同じ、溝を掘るのもどうやったら水がスムーズに流れていくのか考えながら掘っていくのも遊びで実は科学の芽がここにあります。
戸外遊びでは、久しぶりに全園児が集まって今日も泥んこ遊びで賑わっていました。たんぽぽさんも裸足になって、ズボンのすそをめくり上げて元気に園庭に駆け出して行きました。始めは裸足を嫌がっていたS君は、お友達が泥をペタペタと触って楽しんでいる姿を見て恐る恐る触ってみると感触が気持ち良かったようで、そのうち手も足も泥んこにして土を触って遊んでいました。そして、朝M先生と年中児が作った溝は水くみ遊びの場所からうさぎ小屋の所まで続きまるで長い川のようになっていました。その川を子どもたちがピチャピチャと端から端まで歩いて遊んでいました。
今たんぽぽ黄組さんは雨の日は本園の会議室や多目的室で過ごしています。会議室の日はボルダリングをしたり、トランポリンをしたり広いお部屋を走り回ったりと贅沢に使わせてもらっています。そして、今虫に興味津々の子どもたちに虫の図鑑を見せると真剣に見ていたので、本物のカタツムリを見せてあげると「カタツムリ♪」の歌を歌いながら嬉しそうに見ていました。そして、カタツムリの図鑑と見比べてみながら「いっしょやね~」「おめめ♪」「あたま!」など言葉で一生懸命伝えようとしていました。
言葉もそうですが、いろいろな環境に関わる事で日々いろいろな事を覚え、できるようになってきていて一つ一つに成長を感じる毎日です。
2025年6月12日 木曜日
雨の合間を見つけた子ども達、先程まで雨が降るのが楽しくて、昨日園長先生が作って、見せてくれた傘を、自分達で見よう見真似で作り、被り?雨の散歩を楽しんでいたのに、さっと被っていた傘を脱ぎ、裸足になって園庭に飛び出していきました。ぬかるんでいる所を見つけて入り、水や泥の感触を存分に楽しんでいました。水たまりの中をはねたり、泥水につかった足でテラスに上がり、ついた足跡を楽しむ姿も見られました。そして今度は泥んこの土をペタペタして団子を作って並べてみたり、「ホットケーキだよ」と友達と協力して大きな丸いホットケーキを作ったりしていました。そのうしろでは、水が流れていて、少し川のようになっているところを見つけた子ども達は、水が流れているところを掘って、土手のようにして、町作りが始まっていました。またしずくで小さな水たまりが出来ているのに気付いた子どももいました。雨の合間でも雨が降っている時と代わらない位、そして手や足、服にズボンまで泥んこになる位楽しむことが出来ました。どんな時でも思い切り楽しめる三葉っ子達です。生きる力がどの子にも育ちつつあることを嬉しく思いました。
そんな中、雨の強さで緑のトマトが一つ落ちているのに気付いたA君は、「先生 どうしたのかなぁ?」「虫に食べられそうになったのかなぁ?」と色々考えていました。横で聞いていたYちゃんが「あのトマトさんは 大丈夫かなぁ?」と傷ついたトマトの木のことを思い出し、尋ねてきました。また雨が降り始めたので、「行けないけど、さっき先生、写真撮ったよ 見る?」と聞くと、頷き、数人で見ると「大きくなってる」「まだ赤くなってないね」ととても嬉しそうに見ていました。傷ついていたからか背が少し小ぶりのトマトの木ですが、しっかり実がついて、大きくなっています。赤くなるまで楽しみに見ていきたいです。
そして今日は、今年度最初の内科検診がありました。年少児の中には初めて受ける子どももいるので、お部屋で練習をしていきました。ひまわり組の前が年長さんということもあり、体操座りで静かに待っている年長さん達、それを見て真似をしたり、先生の前に立つと自分で名前を言って、「お願いします」と言い、診察してもらい、終わるとお礼を言うのを見て、同じように言っている年少さんの姿もありました。今日お休みした子ども達は、今日内科検診を受けてない半分のクラスと一緒に6月19日(木)に受けます。その日に検診できますようにご協力お願いします。
2025年6月11日 水曜日
今週一週間雨予報ですが、そんな雨も最大限に楽しむのが三葉っ子です!大きな固定テントの下では、ポタポタ落ちてくる雨だれを小さなカップで集めている子がたくさんいました。年長のY君は、とても真剣な表情で落ちてくる雨だれを見つめていました。持っているカップがいっぱいになると近くのバケツの中に入れて、再び雨だれを貯めてバケツが満杯になるまで何度も繰り返していました。傘をさして園庭を散歩していた年長の女の子たちは、傘に落ちる雨だれの音を聞いて、「うわー!雨の音がする!」ととっても嬉しそうにしていました。プールは釣堀になっていて、どの子も思う存分雨水遊びを楽しんでいました。
子どもたちが雨水遊びを楽しんでいる中、うさぎひつじの部屋で古森先生が何やら面白いものを作っていました。なんと!手作りの傘を作っていたのです!!!古森先生が作った傘をもらったWちゃんはその傘を持って早速、園庭に出ていきました。手作りの傘は丁度いいサイズで、雨の園庭に出ても濡れません。事務所にも手作りの傘を持って見せに行っていました。
手作り傘を持って散歩しているWちゃんを見て、自分もやりたいとうさぎひつじの子達は部屋で傘作りを始めます。そんな楽しそうなことをやっているという噂を聞きつけた年長児も部屋にやって来ました。そしてみんなで傘作りが始まりました。先生も傘を作っていましたが、開きが甘く前が見えにくいのを見た古森先生が透明の窓を作ってくれました。頭にすっぽり被っても前が見える素敵な傘になりました。どの子も黙々と作っていました。年長児は広告の剣作りがとっても上手で立派な骨組みができていました。出来上がった子達から自分の傘を持って外に散歩に行きます。「先生!行ってくる!」ととっても笑顔で出ていったAちゃんは部屋に戻ってくると、「気持ちよかった!」と満足そうな表情でした。また、仲良しの4人組の女児は横並びでさんぽの歌を歌いながら足を揃えて、とっても楽しそうに歩いていました。I君は持ち手の長さを調節出来るようにしていたり、Yくんは持ち手が弱いからと広告より強い廃材をつけていたりと、一人ひとり大きさも、デザインも違う工夫と個性の詰まった傘が出来上がっていました。これから梅雨に入り、雨の日が多くなる季節ですが、そんな雨もプラスに変え、「雨って楽しい!」「もっと雨で遊びたい!」と思える、今しか出来ない遊びをたくさん楽しみたいと思います。