2025年9月30日 火曜日
「運動会って何をする時?」昨日の赤コースの全体練習の最後に園長から子ども達に投げかけられました。教師は「かっこいい所を見てもらう時」くらいしか浮かばなかったのですが、らいおん組のK君は「幼稚園が楽しい所っていうのを見てもらう時 」と素敵な表現をしてくれたのです。その言葉を聞いた教師は嬉しくもあり、再度、『三葉幼稚園の運動会』をどのように進めていくかを考えさせられました。せっかくの運動会なので『かっこよく!』を目指して頑張りますが、何事も楽しめるのが三葉っ子!運動会の練習を頑張ることを楽しんで素敵な運動会にしたいと思うのです。
今日は昨日、雨でできなかった赤コースのオープニングを練習しました。子ども達は毎日成長して、動きがスムーズになり、年少児でも行進の仕方が胸を張り、手をしっかり振ってかっこいい行進をする子が増えています。子ども達が自分でできるようになってくると、邪魔になるのが先生達の動きです。園長が客観的に見ながら教師の立ち位置の確認です。『三葉幼稚園はガリバーの世界!』どうしても助けが必要な時だけ教師が援助しますが、やりすぎると手足を縛られます。(笑)これからも子ども達が考えて主体的に運動会を楽しめるように援助していきたいと思います。
運動会の練習といえば、今日の午後、リレーの練習をするために年長児が園庭に出てきました。しかし、なかなか走る練習が始まりません。何かというと、リレーの際の入場練習をしていたのです。
先ほども話しましたが、子ども達を信じる教師たちは入場も自分たちでかっこよく行けるだろうと話し合い、そのための練習の時間を取っていました。先頭を走る女の子達が横をそろえて入場するためにはスピードの調整が必要です。何度か走って息をそろえていました。当然リレー自体も盛り上がること必須ですが、かっこよく入場する姿も一つの見どころとして楽しみにしておいてください。
また、年中クラスの部屋では、運動会に使う退場門を作り始めていました。気持ち(やる気)が大事な子ども達!!運動会の会場も自分たちで作ります。大きな紙に緑色と黄色を絵具で塗ります。子ども達は「バナナの木を作ってるんだ!」と盛り上がっていました。どんな木が完成するか、その木がどのように運動会で登場するか楽しみです。
2025年9月29日 月曜日
最近朝の荷物の片付けや排泄などを済ませると、子どもたちが「先生、トイレ行ったけん帽子かぶる?」「今日も運動会するよね?」という会話を毎朝聞くようになりました。
今日は朝から雨が降ったり止んだりを繰り返していたので、昼食前に運動会のオープニング練習をすることになりました。そこでたんぽぽ青組は、ホールが空いている時間を使い運動会の練習をしていきました。先週年長の先生たちが、ホールでも運動会の練習ができるようにテープで床に目印をつけてくれていたので、その目印の上を歩いて行進をしてみることにしました。手をつなぎ二列で歩いてみると、ひと周りし終える頃には横に広がり三列、四列に広がっていました。前の友達の頭を見て歩き、横に広がらないでねと声をかけもう一度歩いてみると、今度は前にいる友達の後について歩き、横の友達が広がっていくと手を引き「後ろ歩くんよ!」と声をかけている姿がありました。運動会の練習がはじまり、子ども同士で声を掛け合っている姿が多く見られるようになっています。
かけっこでは、スタート前に年中、年少児と同じように自分で名前を言う練習をしています。始めは「〇〇〇〇ちゃん」「〇〇〇〇です」と言ってしまう子が多かったたんぽぽ青組の子どもたちでしたが、練習を重ねていくうちに“ちゃん”“です”をいうことが減っていき、普段のくせでつい言ってしまう友達がいると「ダメよ」と声をかけていたり、行ってしまった事に自分で気が付き口をおさえたりと、見ていて和まされました。今日のように雨で園庭が使えなくなっている時は、お部屋よりも広いホールを使い子どもたちが少しでも園庭と同じ感覚で練習ができるように他の学年と調整して活動したいと思います。
練習を終えてお部屋で廃材遊び、ブロック、お絵かき等のコーナーで遊ぶことにしました。子どもたちは作ることが好きで、廃材遊びではテープが思うように貼れなくても何度もテープを取り替えながら思い思いに作って遊んでいます。
廃材コーナーで遊んでいると、ブロクのコーナーで遊んでいたUくんが、「先生できたよ!」と呼びに来たので何を作ったのか見に行くと、そこではUくんのほかに数人が集まって遊んでいました。「何をできたの?」と聞いてみると、Aちゃんが「線路作ったんよ。Mくんの電車ができたら走るんよ!」「あとは大きなお家もできたんよ!」と話してくれました。電車が完成して線路を走り出すと、Iちゃんが「お弁当作ってくるから待ってて」と言ってままごとでお弁当を作りに行きました。しばらくすると「ハンバーグと卵作ってきた!」と言って、お弁当を並べ電車を走らせてみんなで楽しそうにピクニックに出かけていました。
2025年9月27日 土曜日
登園してからの流れも、すっかり身についてきて、シール帳にシールを貼ったり、体温を測って検温チェックをしてもらったりしたあと、スムーズに荷物整理や身支度をする子どもたち。身支度を済ませた子どもたちは自分の好きな遊びコーナーに行ったり、デッキの前に行って流れている音楽に合わせて踊るなど、思い思いに楽しんでいます。
この日はホール前の廊下に行って、園庭で幼稚園児たちが運動会の練習をしている様子を見に行く事にしました。「帽子かぶって、マットに集まるよ~!」と声かけすると、自分でロッカーに帽子を取りに行き、マットに集まって座ります。保育教諭から「幼稚園のお兄さんお姉さんに”がんばれー!”ってしに行く事」「ホールに飾ってある年長さんの作品を見に行く事」を話してもらってから出発することにしました。「どこに行くんだろう??」と嬉しそうに話を聞いていた子どもたちです。
廊下に出ると、新園舎は全面窓が開くので、開放的で、外気、陽の光、風をしっかり感じられるスペースが広がっています。子どもたちも「わぁ~~~!」と喜びながら園庭が見える所まで行き、下の様子を見ていました。小さい声で「お~~い」と言って手を振ってみたり、園庭で園児が躍っているのを見て、手足や身体を動かしてみたり、柵にくっついて興味津々の子どもたち。
ホールに移動すると、年長さんの作品が飾ってあり、またまた大興奮の子どもたち!「せんせー!みてー!」「らいおん、おったー」「ミャクミャク、おったー」次々と指差ししながら見つけたもの、知っているものを報告してくれていました。1・2歳児が「ミャクミャク」を知っていること、覚えている事にも驚いたのですが、園児の表現力の高さ、1・2歳児が作品を見て「ミャクミャク」だと分かる程のものが作れていた事、目で見たものや経験したことを製作で表現できていることに驚くばかりです。
作品を見て終わり、後ろを向くと、目の前に広がるホール!!目にしたとたん走り出してしまうのが幼児達です(笑)初めは、広いホールを「キャーキャー」言いながら好きなように走っていたのですが、「みんなでよーいどん!してみようかなぁ~~」と声をかけて一列に並んでみると、思っていたより上手に並ぶことができました。「よーい・・ドン!」のかけ声で一斉にスタート!!勢いよく走りだし、向かい側に待つ保育教諭の所まできてゴール!無事みんなぎゅ~っと抱きしめてもらって大満足の笑顔で、順番にぺったんこで並びます。
そしてこのまま会議室のお部屋まで「あるく、あるく」のかけ声と共に歩いて帰る予定でしたが、会議室から出てすぐの壁に磁石ブロックで作った船や、園児柵の海の中の生き物の絵があることにくづくと、立ち止まり興味を示してみていました。お部屋から出た時は、気持ちが園庭に向いていたので気づかなかったようです。一通り見ると満足したようでトコトコ歩いてお部屋に戻って行きました。
1・2歳児たちは、日々の生活の中で、色々な事に興味を示します。気になることを何度も見たり、同じ言葉を繰り返したりしながら、学び、覚えて身についていくのです、私たちはその一歩を見逃さず、手助けをしながら、成長する様子を見守っていきたいと思います。
2025年9月26日 金曜日
今日は晴れ!オープニングの練習や、それぞれの学年がまずは今日やりたいな♪と思ったところを園庭を使って練習しました。小さい学年の子ども達も元気いっぱい楽しんで演技していました。年中児はまずは、大好きなかけっこです。年少の時よりも長い距離を走ります。その前にもう一つ走る前に自分の名前をマイクで言います。ゆっくり落ちていて大切なお父さんお母さんからもらった名前が言えるように頑ります。(家でも練習しておいてね!)
年中児の競技は今年は「バーンとキャッチ」という新しいゲームをします。てこの原理でボールを飛ばして、網のネットでキャッチをする競走です。今日は1回目うさぎ対ひつじ・・・うさぎ組の勝ちでしたが、、笑、、なんと物言いがつきました。「なんか板が曲がってる気がする!交換してやり直し!もう1回チャンスを!」とひつじ狙の教師と子どもたち!!2回目の結果は…うーん。ぎりぎり!?ひつじ組の勝ち!でした。2回競走をしていろんな課題が見つかりました。2人で力を合わせるけれど・・・ボールがポーンと飛びすぎたり、頭にポコっと当たったり、息が合わずなかなか進まないチームもありました。でも、それが面白い!ということで、協力し合って共に考え、運動会までには頑張るぞー!!と気合い十分です。目と目を合わせて「いくよ!!」「いいよ!」と言い合っている子どもたちはとっても素直でかわいいです。
昼食後、部屋で踊り「ウキウキパレード」の練習をしました。ご飯も食べてパワーUPした子ども達はいつもよりも元気で大きな声で歌いながら踊っていました。そこへ古森先生が見に来てくれたので、さらに子どもたちのやる気と元気がUPして、とっても楽しそうに「私を見て」と言わんばかりに踊っていました。踊りの最後のキラチラビーム⭐︎今日は空まで伸びてかっこよかったです。そしてなんと!!「今日は青コースの方が上手だったよ!!」と褒めてもらい、「やったー!!」と大喜びのうさぎ、ひつじ組でした。褒めてもらった後、「でも赤コースも青コースもみんな年中さんだから一緒に頑張らないと♪」と子ども達。ぱんだ、りす組の部屋に行って、「今日は私達の方が上手だったんだけど、一緒に頑張ろうね!負けないぞー!!」と4クラスで気持ちを高め合って降園しました。
運動会まであと13日!みんなで心をひとつひして頑張ります!!
※運動会座席の申し込み(別紙のお手紙は)29日(月)締切です。子ども達がくじを引きますので、必ず提出して下さい。よろしくお願いします!
2025年9月25日 木曜日
今朝の園庭は昨夜からの雨で沢山の水たまりができていました。今日は青コースが運動会のオープニング練習をする予定だったので、教師たちが水を取り除いて土を入れ園庭をならしていました。
それを見ていた古森先生は近くに居た年中児のK君とA君に水たまりの水を早く上手に取る方法を教えてくれました。穴を少し掘ることで周りの水が流れてきて小さな池ができるので、その水を取る、という画期的な方法でした。泥水に雑巾をつけ水を吸わせて絞る・・・雑巾の絞り方も教わりながら何度も繰り返し楽しんで行っていました。
予定時刻、天候が良くならないということで今日のオープニング練習は延期となりましたが次同じような状態に園庭がなった時、K君とA君は自信を持って皆に教えることができるでしょう。私達はそんな日常の何気ない出来事も、この先何かの役に立つ日が来ると信じています。また、運動会に向けて園庭の整備なども子どもたちと一緒にしていければと思っています。
ということでたんぽぽ青組は、かけっこの並び順を部屋ですることにしました。グループごとに果物の名前を付け、何日か前から並ぶ練習をしているのですが、ほとんどの子が覚えて並べるようになっています。また行進もしてみたのですが上手に歩くことができていました。これからも、お天気の良い日は戸外でも空いた時間に練習していきたいと思います。
最近給食の後にたんぽぽ青組に年長、年少児が踊りや手話を教えに来てくれています。
今日は自分たちから行ってみよう!!ということで、さくら組さんに踊りを披露しに行くことにしました。
少し緊張気味にお部屋まで行ったのですが、とても温かく受け入れてくれたので直ぐに打ち解け、楽しく踊ることができました。さくら組さんからも大きな拍手をしてもらい少し恥ずかしそうにしていたたんぽぽ青組さんが可愛かったです。
その後は、オープニングの踊りを一緒に踊りました。さくら組さんは歌を歌いながらダイナミックに堂々と踊っていたので圧倒されていたのですが、それを見ながらとても楽しそうに踊る姿が見られました。いつもとはまた違った雰囲気で、異年齢の子と関わる時間の大切さも改めて感じました。
これからも戸外遊びとは別に他のクラス、学年とも関わる時間も作っていければと思います。
明日天気になーれ!!
2025年9月24日 水曜日
今日、年長児は砥部焼観光センターで卒園記念のお皿に絵付けをしてきました。月曜日に古森先生が今もお皿として使っているという砥部焼の作品を沢山家から持ってきて子ども達に砥部焼について話して頂きました。古森先生が砥部焼のお皿を床に転がすと「あ〜!!」と子ども達の心配する声が上がりましたが古森先生はにっこにこ。砥部焼は簡単には割れず、とっても強いことを教えてもらっていましたが、古森先生が転がすたびに周りの子ども達はヒヤヒヤ、でもすごく強いものなんだと感じることが出来ました。お皿の中には、30年前40年前のものもあって先生達がまだまだ子どもの時のものでも今も変わらずお皿は綺麗なままであることに子ども達は驚き、自分達が作るお皿もおじいちゃん・おばあちゃんになっても使いたい!と期待が高まった子ども達でした。昨日は祝日でお休み。どんな絵を描きたいかを考えてくるよう宿題をもらいました。
今朝、子ども達は飾られてある古森先生のお皿を見ながら友達とどんな絵を描こうとしているのかを発表し合う姿が見られました。「どうしようかな〜」「楽しみだな〜」と想像を膨らませ、バスで出発です!
砥部焼観光センターに到着し、館内に入ると様々な砥部焼がずらり。「きれい〜」と子ども達の口から自然と言葉が出るほど感動したようでした。絵付けコーナーは2階。2階に上がると、砥部焼センターの方が迎えて下さり、絵付けについて説明して頂きました。自分の名前が書いてあるお皿が配られ、少し緊張気味の子ども達は、手をお膝にしてお皿を眺めていました。いざ、絵付けスタート!
すらすら〜と描き始める子もいれば、う〜んと頭を悩ませている子もいましたが、最終的にはみんなが納得のいく絵付けができ、大満足な様子でした。くま組のYくんは、これまでの作品展で働く車の作品をいくつも出していたので、今回はどんな働く車だろうと見ていると、座っている席から見えた窓を見て「これにしよ」と窓から見える景色(山や空)を描くことにしました。Yくんの感性には感動です。「早くみんなに見せたい!」「持って帰りたい!」と嬉しくて気が早すぎる子ども達が可愛かったです♪
次は、砥部焼が出来るまでの様子を見学に行きました。部屋には色々な種類の白いお皿が沢山並んでいましたが、実は全て絵が描かれているそうで、全て白色なのは、焼く前の薬を付けているからだそうです。ろくろを回す職人さんや何十枚もお皿が入りそうな大きな窯。どこ見ても不思議!発見!な面白い時間でした。
今日、絵付けしたお皿は秋の作品展で展示します。楽しみにしておいて下さい♪
2025年9月22日 月曜日
朝晩は涼しくなり、少し過ごしやすくなってきましたが、昼間の暑さはまだまだ残っています。雲ひとつない秋晴れの下、三薬幼稚園の園庭では、年長児がリレーをして遊んでいました。すると、リレーをしたい年中・年少の子ども達が徐々に集まってきて自分で帽子を白に裏返し、教師に頼らず、自分達でチーム分けをして楽しんでいました。その横では、年中児が運動会で行う競技の自主練習をしていたのですが、その列にちゃっかり並んでいた年少児のK君とS君。ずっと、やってみたかったようで、年中さんに少しの間、貸してもらい、嬉しそうにボールをキャッチして遊んでいました。幼稚園の戸外で一番涼しい砂場では、年長児を中心に山を作ったり、穴を振ったりして遊んでいたのですが、どこからかヤモリが出て来て、あっという間に虫好きの男の子達が集まり、人だかりができていました。虫とりあみで捕まえると、どこに逃がすか相談会議が始まり、らいおん組のS君が「木と一緒の模様だから、木に逃がそう!!」と提案し、ヤモリが自分で帰れるように、虫とりあみを優しく木に当てて逃がしてあげていました。
さて、運動会まで、1ヶ月を切りましたが、猛暑の為、戸外で思いっきり練習ができない代わりに、室内で応援合戦の練習をしたり、並び方の練習をしたりしています。今日は年少児が初めて戸外で大玉を転がして競争しました。自分達よりも大きな大玉を子ども達は”元気玉”と呼んで親しんでいます。その元気玉を転がす時に使う応援旗を作ろうという事になり、どんなふうにしようか考えていると、部屋の入口にクラス表示を見つけ、「これにしよう!!」とみんなで決めました。教師と一緒にクレヨンでさくらの花を描いていき、丁寧に力強く塗って描き終えると、「これ、いいね!!」「かわいい!」「早くかざろう!」と大満足の子ども達。水曜日にクラスみんなで棒に取り付けることにしました。自分の身体より大きな玉はあっちへコロコロこっちへコロコロ思い通りには転がってくれません。何組さんが勝つのか?毎日毎日勝負は一進一退!!当日は応援お願いします