幼稚園の日記(ブログ)

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2024年7月27日 土曜日

7月22日(月)から幼稚園の1号認定児は夏休みに入りました。梅雨らしい梅雨もないまま暑い暑い夏に突入です。朝早くから太陽がギラギラ照りつける中、保育園児たちは元気いっぱいプールバッグを提げて登園してきます。園舎も完成し広い園庭で太陽を浴びて元気に遊んでいる園児達!と、言いたいところですが、さすがにこの炎天下では遊べません。テラスや人工芝での水遊びさえ風がなければ暑くて遊ぶことができません。「子ども達の身長は大人と比べて地面に近いから注意するように!」と言う古森先生の放送を聞いて幼稚園児達もテントの下で遊んだり、早めに保育室に入って暑さをしのいだりしています。ましてや身体の小さい保育園児は要注意です。室内とテラスを上手に使いながら遊んでいます。

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そんな中、水遊びが大好きな子ども達には水遊びは何よりの遊びで欠かせません!保育教諭達がたらいを動かしたり、いすを並べたりしていると、それを察した子ども達がすぐにやってきます。Bちゃんはいそいそと自分のプールバッグを持って来て嬉しそうにいすに座って待っていました。

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一方で、昨年は水遊びが大好きだったAくん。なぜか今年はテラスに出るとじっと立ってすぐに水遊びをやめるとアピールしていました。そこで次の日は水着に着替えるのをやめ、そのままテラスに出てみました。すると自分でぞうさんじょうろを持ち水を流し始めました。少しずつ水が出てくると楽しくなっていつの間にか服はびしょびしょ・・・濡れてしまうのも気にしないで遊んでいました。そしてまた次の日、水遊びの準備をしてBくんに「着替える?」と聞くと少し考えて「うん!」とうなずいていました。それからはもう楽しくてたまりません。保育教諭が声をかけるまで存分に遊んでいました。そして遊び終えて身体を拭く時のAくんの顔は満足そうな笑顔で溢れていました。

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今年は古森先生のアドバイスで個々にたらいを使って水遊びをしています。これが保育園児達にはちょうど良く、手の届くたらいの中にあるいろいろな大きさや形のカップを自分で選んで水くみ遊びを楽しんでいます。2歳児になると大きな器よりも手で扱いやすい小さな器がよく、小さいボトルから小さいボトルへ真剣な表情で水を移し替えています。

 

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今年のこの暑さの中でする水遊びは何より心地よく楽しい遊びです。しかし、水は時と場合により危険で命に関わることもあります。水遊びをする時は絶対に目を離さず身体が冷えないよう注意しながら見守り、適度に時間を切って終わらせています。私達保育教諭は日々子ども達の様子を見ながら遊びを工夫していきたいと思います。

2024年7月20日 土曜日

朝から蒸し暑く、気温が例年以上に高い日が多く、暑い中での生活の仕方、遊びの環境など考えさせられる毎日です。子ども達は汗をかきながら変わらず元気いっぱい過ごしています。保育教諭たちは温度計とにらめっこしながら幼児たちの生活の仕方を工夫し、熱中症や感染症から守るべく毎日奮闘していますが、子ども達は登園してくると、室内だけでは飽き足らずテラスや人工芝の遊び場スペースでも好きな遊びを楽しんでいます。しかし、朝の時間、テラスの日陰でも小さな身体にはこたえる暑さ。時間を考え室内に入ったり気を付けて水分補給もこまめにしたりするようにしています。

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ある日の朝、数人の男の子たちが部屋のいろいろな場所で車や電車を動かして遊んでいました。そのうちに、室内用のすべり台にも移動して手で動かしていると、車が手から離れ勢い良くすべり下りていきました。あっという間の出来事で驚いて「わー!」と歓声を上げたⅯくんの様子に気付いた子ども達が、次々と車を持って来て同じようにすべらせてひとしきりみんなで盛り上がっていました。

EちゃんやⅯくん、Hくんはブロックやマグフォーマー(磁石遊び)をうまくくっつけることができるようになり得意気に見せてくれます。今まではただ重ねるだけだったのですが、同じ形を集めて並べるようにくっつけたり、立体的につくろうとしたりする姿が見られるようになりました。思うようにいかないと保育教諭の所に持ってくるので「こうかな?」「こうする?」といろいろくっつけてみせると、『ちがう』と首を横に振ってしかめ面。何回目かでようやく納得してくれました。1歳になったばかりの頃はただくっつけるだけで満足していたのに、2歳近くになるとすでに頭の中でイメージして遊び方を変化させていくことに驚かされました。

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週の後半は天気も良く水遊び日和が続きました。少しずつ水遊びに慣れてきた子ども達は、次第に遊び方もエスカレートしていきます。保育教諭にも「えいっ!えいっ!」と水をかけ「つめたーい!」という反応を楽しんでいるかと思うと、今度は自分の身体にかけてヒンヤリとした水の感触を楽しんでいました。Ⅿ君はぞうさんじょうろにペットボトルを使って水を入れていました。ペットボトルを水に沈めブクブクブク音を楽しんだ後、ちゃんと水が入ったか確認する表情が真剣です。そしてその後も水をちょっとずつじょうろに入れ、時々じょうろをのぞきこんでどれくらい入ったか見ていました。

Aちゃんは同じ容器を3つ並べるとそのうちの1つでたらいから水をすくい、並べている1本にも水を入れていきました。それがこぼれない程度にいっぱいになると残る1本にも水を何回かすくって入れて同じくらいの量にしていました。遊びながらイメージして何か実験でもしているかのような真剣な表情に、幼児たちの自ら育とうとする生きる力のようなものを感じました。一方Ⅰちゃんもペットボトル水鉄砲に興味津々。一緒にペットボトルいっぱいに水を入れると、ぎゅーっと押して水を出そうと真剣に挑戦していました。押したら出ることが分かっていて何度も何度も挑戦しているうちに、うまく飛び出ると「あっ!」となんだかコツがわかったようでしたが…。水の量が減っていくとまたまたうまく水が出ません。するとペットボトルを上下に振り振り。ポタポタと水が落ちてくるとしばらくペットボトルを逆さにしたまま、ゆっくり落ちてくる水の様子を見ていました。

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水遊びだけでも1人ひとり遊び方が違い、いろいろな表情が見られ、その中で学習している内容もそれぞれ違うのです。本格的な夏の到来はこれからです。暑い中でも健康的に過ごせるよう休息も取りながら、目の前の困難を乗り切る知恵と身体を養っていきたいと思います。

2024年7月19日 金曜日

今日は1学期最後の登園日です。終園式はプレ年少児から年長児までみんなが式に参加します。終園式を知らない年少児やプレ年少児は「楽しいことが始まるのかな?」と思いながら担任の先生についてあがります。しかし、年中・年長児になると気持ちが少し違うのです。 終園式は1学期最後の大切な式で古森先生にいい所を見てもらおう、成長した自分を見せようとしっかり目を開き、前を向いて座り、歩き方、話の聞き方などいつも以上に張り切っていました。

そんなやる気一杯の子ども達に、式の中で園長先生からまた一つ、賢くなるための約束の教えてもらいました。

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「4月から元気いっぱい幼稚園に来れた人~?」と聞くと大きな声で「はーい!」と手が上がり、「幼稚園大好きな人~?」と聞くと更に大きな声で「はーい!」と手を挙げた子ども達は園長先生の話を真剣に聞いています。

そして、「明日から夏休みっていって長~いお休みになるんだけどね…はい、みんな頭をなでなでしてみて!頭ってかたいでしょ!なんでかたいのかって、みんなの頭の中にはとっても大切なコンピューターが入ってるんだよ。それでねこのコンピューターがピピピ!って動くために夏休みのお約束があるから良く聞いててね。」と話が始まると「コンピューター」のワードに目がキラキラの子ども達です。

「このコンピューターはね、みんなが寝ている時にピピピ!って動き出して幼稚園で遊んだことや話したことがコンピューターに入っていくんだって。みんなは知らないかもしれないけど、夜、寝ている時にコンピューターが幼稚園で楽しかったことを思い出して、ニコニコ笑ってる時があるんだよ。」って教えてもらえると子ども達の顔がニコニコです。

園長「だから夜遅くまで起きてると…」

子ども達「コンピューターが働かない!」

園長「そうだよね、だから何時に寝るといいかな?」

子ども達「9時!」

園長「そうだね。9時には寝るようにするといいね。」と話を理解した子ども達と園長が対話を楽しんでいました。子どもが理解できる話をする園長と話をしっかり理解する子ども達にはいつも驚かされ、感心させられます。

その後も、朝ご飯をしっかり食べて体の中の血が流れないとコンピューターが働かないこと一人で出かけてはだめなこと、知らない人についていってはいけないこと、海は楽しいけど危険も沢山あること等いっぱい大切な話を聞いた子ども達、今日も9時には寝てコンピューターをフル回転させてまた、賢くなることでしょう。

そして、終園式では園歌や海の歌を歌ったり、7月31日までのお誕生日の子を祝ったりしました。

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式の前後も今日は特別の日、どのクラスも1学期でできるようになったことを子どもたちと振り返っていました。

集まる・並んで歩くが難しかったプレ年少、年少クラスでは2列になって歩けていることに「上手に歩けるようになったね!!」と喜び、降園準備が自分で出来るようになったことを「一人で出来るようになったもんね。」と褒め、より頑張る気が増していました。

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年長さんにあこがれている年中クラスでは年長のリトミックを見た時から、あんな挨拶がしたいと言って、毎日挨拶の仕方を練習してきて今ではばっちりかっこよく挨拶できるようになりました。話を聞いて行動するのも、一つの指示しか聞けなかったのが、今では一度に2つ、3つの指示を聞いて行動できるようになっていました。

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年長児にいたっては今日1学期で頑張ったことできるようになったことを質問してみると、さすが年長児、自分自身を振り返り「ピカピカの泥団子が作れるようになった。」「つりかんが最後までできるようになった。」等とたくさん上がるなかA君はちょっぴり自信なさそうに「話が少しだけ聞けるようになった。」と答えました。すると「少しだけってどういうこと!」と教師に突っ込まれながら、『クラスでもっと話が聞けるように、運動会で頑張れるように、コンピューターをたくさん働かせよう!』と2学期の目標を立てることになりました。

いっぱい遊んで楽しかった1学期、いっぱいコンピューターを働かせて賢くなった1学期、できることがいっぱいふえた1学期が今日で終わりです。今日の子ども達の様子を見て子供の成長の早さに改めて驚かされ、一日一日の大切さを実感しています。今後も教師一同、子どもたちが目をキラキラさせ、笑顔いっぱい元気いっぱい遊べるようにしていきますのでよろしくお願いいたします。

2024年7月19日 金曜日

今日も30℃を越える暑い一日になりました。園庭では年長の男の子達が網を手にセミとりをしていたり、日陰にある泥場では年少児が年中児から作り方を教えてもらいながら大きな泥団子を作ったりしていました。また、砂場では年長児達が中心になり大きな川を作っていました。

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らいおん組のNちゃんは新しく買ってもらった大きなスコップで沢山の砂をすくって水路を掘っていました。「大きな川を作っているの?」と尋ねると、「そう。全部繋げていきたいんよ」と答えました。中央には大きな島が出来ていて、年長の男の子達が短いすのこを持ってきて川に入らなくてもいいようにと橋を架けていました。

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砂場の広さの半分くらいまで川を掘ったところでプールの時間になり年長児達は部屋に戻って行ってしまいました。しばらくして、砂場に戻ってみると年中児達が川作りの続きをしていました。ぱんだ組のHくんは「川を作るぞー!!」と周りの友達に呼びかけながら作っていました。何人かで分かれて水路を作っていましたが、水路に溜まっていた水が長くなった水路の先まで届かなくなり水がなくなってしまいました。そのことに気が付いたTちゃんが「水がなくなったよ!」というと、それを聞いたHくんとYくんがすぐに「俺が持ってくる!!」と言って鍋やバケツに水を入れて運んできて流し入れました。すると川がつながり「水が流れてきたよ。成功やね」とみんなで喜び合っていました。砂場全体に水路ができ水が流れると近くにいたプレ年少の子ども達も大喜びで川の中に入って走り回ったり、水汲み遊びをしたりし始めました。砂場の水は井戸水なのでとても冷たいので、たんぽぽ組のKくんは「冷たくて気持ちがいい~」と水の中を歩きながら涼しんでいました。そんな姿を水路を作った年中児達は笑顔で見守っていて感心するばかりです。

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その後たんぽぽ青組は、お道具箱の掃除をしました。教師が「お道具箱を持って来て」と声を掛けると、みんなすぐに自分のロッカーからお道具箱を持って来ました。お道具箱からクレヨンや帽子などを出して、汚れを拭きとりピカピカになったお道具箱を「先生きれい!」と嬉しそうに見せてくれました。掃除を終えてお道具箱を片付けていると、友達が片付けたお道具箱の名前が見えないことに気が付いたYちゃんが「はんたい!名前が見えなくなってるよ!!」と声を掛けて一緒に直してあげていました。新園舎が完成し生活や遊びを通して年長児や年中児の姿を真似したり、一緒にする中で教えてもらいながら経験を積み重ね成長しているたんぽぽさん。自分一人でできることが増え、困っている友達を見つけると世話をする姿も見られるようになってきました。一日一日知恵がつき心身ともに目に見えて成長していく満3歳児に驚き感心する毎日です。

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2024年7月17日 水曜日


先週から不安定だった天候が一転して今日は晴れ渡り暑い1日となりました。そんな中で子ども達は「お日様だ〜‼︎」と言って元気いっぱい戸外に飛び出して遊んでいました。

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それぞれ涼しい場所を見つけて遊ぶ中「うわ〜‼︎」と子ども達の声が聞こえたので近づいてみるとI君の周りに子ども達が集まり「せみだ〜‼︎」と騒いでいました。「天気が良いから見つけれたよ」とI君が笑顔で見せてくれると他の子も「色んな所から鳴き声聞こえるから見つけれるかも」と言って探しに行く子がいるかと思うとI君と一緒にセミを観察する子に分かれていました。一緒に観察していたS君が「でも、せみってすぐ死んじゃうから逃さないといけないよね」と教師に言ってきたので「そうだよね!」と言うとみんなに「後で逃してあげようね」と言っているのを聞いて温かい気持ちと同時に野菜の収穫から始まった生き物や自然の声を聞いてみると言った学びが子ども達に生きているのかな?と思いました。

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そして、今日はあいテレビの方が子ども達の撮影に来てくださいました。不安定な天候続きで出来なかった水遊びも子ども達は今日思う存分にすることができました。他学年のクラスが水遊びを始めると「俺たちもやりた~い‼」とわくわくの子ども達、「着替えるから片付けるよ」と一言言うといつも以上に早く室内を片付けて水着に着替えていました。「水鉄砲始め~‼」のかけ声で「わぁ~」とにこにこ顔で友達とかけ合いをしていて「冷た~い」「キャ~」等、子ども達のかわいい声が園庭に響いていました。また、室内プールも魚つりコーナーからプールへ戻り、今日は入れるぞと大喜び‼水のかけ合いやわに歩き等全身水を浴びながら遊ぶと出た後はどの子もさっぱりとした表情で着替えて「楽しかった~‼」とクラスへ戻って行きました。

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これから天気も安定し、30℃を超える日が続きますが影を作りながら元気に夏を過ごしたいと思います。

2024年7月16日 火曜日

先週からの大雨に引き続き、三連休もたくさん雨が降っていましたが、今朝は三葉っ子パワーのおかげでしょうか、過ごしやすい天気で外に出て遊ぶことができました。

大人気のシャボン玉のコーナーでは、今日も多くの子どもたちが集まって楽しそうに遊んでいました。すると、大きな大きなシャボン玉が空に浮かんでいました。「めっちゃおっきい!」と子どもの声がする方を見てみると、何やら変わった道具を持ったT先生がニコニコしながらシャボン玉液を付けています。「いくよー!」と言って手を伸ばすと、たくさんの大きなシャボン玉ができて子どもたちも大盛り上がり。「えいっ!」と指でシャボン玉を割ったり、「もっと上がれ〜!」と言ってうちわで仰いだり、それぞれで遊び方を変えて楽しんでいました。

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シャボン玉同士がくっついているのを見つけたうさぎ組のYくんは、「先生見て〜同じのできたよ!」と、三つ子のシャボン玉を見せてくれました。「そーっと息を吹いたらできるよ」と、周りの子たちにも説明していて、「よく気が付いたな〜」と感心しました。さらに、その隣ではハートの形になっている吹き具でシャボン玉を使っていたRくんを見て、ひまわり組のWちゃんが、「これで吹いたらハートになるの?」と聞いていました。Rくんが吹いてみるとシャボン玉は丸い形のままだったので、「ハートにならんのやね」と残念がっていましたが、次に「じゃあこれも丸かな!」と、星型のもので吹いて確かめていました。何気なく遊んでいたシャボン玉でも、様々な遊び方や発見することができ、私も日々勉強になっています。

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ビックボスで遊んでいた子どもたちに「先生来て〜」と言われ行ってみると、みんなが指差して「セミがいる!」と教えてくれました。よく見ると木にセミが2匹とまっていました。「あれはアブラゼミだと思う!」と、見ただけでわかったくま組のYくんは虫に詳しいようで、セミの抜け殻を集めていました。周りにいた年中さんたちにも教えてあげて、一緒にセミ探しが始まりました。子どもたちは見つけるのが早く、嬉しそうにあちこち指を差していました。これからさらに暑くなるとセミもたくさん鳴き出すと思うので、みんなでセミ探しもしていきたいと思います。

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遊びの中や自然の中でたくさんの発見があり、子ども自身が考えたり調べたり視野を広げ、探究していく様子に驚かされます。これからも子どもたちの考えや遊びを尊重しながら楽しく過ごしていきたいと思います。

2024年7月13日 土曜日

今週は気温がぐんぐんあがり、37℃ととても暑い日が続くかと思えば、一転、大雨で土砂災害の心配もしつつ、時折吹いてくる風に涼を感じ、一息ついていると、雨上がりの日差しで蒸し暑くなったりと、天気・気温などの変化が大きい1週間でした。

 

保育園児たちは、暑い日はタライに水を入れて、テラスで水遊びを楽しんでいます。初めての水遊びの日、もも組の子ども達の反応は様々で、手を洗う時の水道の水の感触とは違って、タライにいっぱい入って波打っている水に目を見開いて不思議そうに見たり、じーっと他の友達がしている事を見て、ちょっと手を伸ばすも水を触って手を引っ込めたりと様子見している幼児がいるかと思うと、「水が大好き!顔にかかってもへっちゃらだよ!」と、バシャバシャしぶきに大喜びする幼児や、カップで水をすくってバシャバシャと水をちらして、全身全力で水遊びを楽しむ幼児の姿もありました。

 

室内でもボールプールや段ボール、トンネル、すべり台などを出すと、自分で好きな所に行って遊ぶ子ども達です。ボール遊びでは保育教諭と「どうぞ」「ありがとう」のやり取りをして、ペコリと頭を下げる仕草をすることも増えてきて、「かわいいね」「じょうずだね」と褒められると嬉しくて、何度も繰り返し遊んでいます。たくさんの人に褒めてもらって成長する子どもたちです。

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水分補給も、以前よりスムーズにできるようになりました。「さぁお茶飲むよ~」と声をかけながら水筒を保育教諭が運ぶと、自然と子ども達が集まってきます。名前を呼ばれて水筒を受け取ると、グイグイ飲んで・・・ポイっと。まだ「終わったらお片付け」までできる子は少ないですが、まねっこ大好き、何でも自分でやってみたい年頃の子ども達なので、あともう少ししたら、できるようになる。。。はずです!!毎日の生活に必要な習慣を身につけていく子ども達の学びの力に期待しています。

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水曜日、もも組の部屋の前に、年長さん達がたくさんやってきて、せっせと業者さんが運んできた段ボールの荷物を運び始めました。気になる子ども達がソファの所に集まります。箱の中は磁石になっている、布製のブロックです。3階まで運ぶために集まっていたようで、それに興味津々な子ども達でした。じっと見ていると古森先生が「ひよこさんも どうぞ」とブロックを数個渡してくれました。軽くて1個づつ、もも組の子ども達も持って歩けるほど良い大きさのもので、ハイハイしかできない子も、片手に持ってハイハイ移動ができる軽さの物です。もも組の部屋にはちょうどホワイトボードもあったのですぐに子ども達とペタリと貼り付け楽しんでいました。1つ貼り付けるたびに拍手して喜んだり、中には、カラー磁石をそのブロックの磁石の部分に、くっつけたり外してみたりと違った遊びをする幼児もいました。

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いろいろな物に興味を示す子ども達の遊びが1つではなく、色々な遊び方になるように、保育教諭も子どもの心になって一緒に楽しみ、アイデアを出すなど工夫しなければいけないなと思いました。