2008年2月14日 木曜日
昨日から気温が下がり、とても寒い朝を迎えた今日、正門の近くにおいてある水色のたらい一面に氷が張っているのをみつけました。早くに登園してきた青コースの子ども達や、ちょうどフェンス越しに歩いて登園してくる子に「氷が張ってるよ」と声をかけると、あっという間にかばんを置いてたらいの周りに集まってきました。「本当や」「指が入らんね」大きなたらい一面が凍っていることに驚いた様子。「どうして上だけ固いんやろ」「草もあるのに凍っとるね」自然物を目の前にその不思議にも気付いたようでした。
その頃、会議室では年長さんの幼稚園での最後の集合写真の撮影が始まりました。卒園記念写真です。いい雰囲気の中、撮影は進み、次に園庭でバスを背景にグループ写真を写しました。ブルーのジャケットにグレーの短パン。青空によく映える子ども達の制服姿は凛々しく、とても頼もしく見えました。
しかし、卒園が近づいているんだなと思うと寂しくもあり、今は複雑な気持ちです。
今日はバレンタインデー。幼稚園で飼育しているうさぎさんも春には家族が増えることを願ってお見合い中です。振り返ってみると滑り台の下にもかわいい二人組を見つけました。砂場で大きな山を作っている年長さんを尻目に小さな山を作っているひよこ組さんです。気持ちの良い青空の下、たくさんのいい笑顔が溢れた1日となりました。
先日、年長さんから始まって、お店屋さんが年中、年少さんにも広がっていろんなお店ができました。かわいい年少さんも「お買い物に来てね!」としきりに呼びかける声が響いています。保護者の皆さんも2月18日(月)の講演会(10:30)の前に早めに来て、ぜひ子ども達のお店でお買い物をして下さい。三葉幼稚園商店街では皆様のお越しを心よりお待ちしております。その時はお家から必ず手作りのお金を持って来て下さい。(幼稚園でも作れます。)但し、おつりの保障はありません。
2008年1月24日 木曜日
朝、バスでみんなを迎えに行く途中・・・
空からチラチラ、かわいい雪が降りてきました。「あっ!!雪や!!」の一言に、子ども達の目は窓の外に釘付けです。
「すごいね。きれいやね。」「よかったね。」「この前、大洲のおばあちゃんとこでも降ったんよ。」「スキーに行きたいのになぁ。」会話も弾みました。
気温が上がらず、冷たい風の吹く1日となりましたが、園庭を見回すと・・・あったかい場所を発見。ままごとコーナーにはビニールの風除けが張られ、それには野菜の絵が描かれていました。オクラ、たまねぎ、きゅうり、にんじん、ピーマン・・・先生達自身が楽しみながら描いたのですが、「ごぼうの葉っぱって・・・?」みなさんはご存知だったでしょうか?「さといもの葉っぱをもうちょっとギザギサにして・・・」と古森先生に教えて頂きながら描いたごぼうの葉っぱ・・・。意外と覚えていないものなのですね。
午前中は晴れ間も見られ、テラスのいろんなところを舞台にして踊る姿があったり、あったかくなったままごとコーナーでてきぱきといろんな料理を作る姿が見られたりしていました。
ちょうど昼食時、「いただきます」をしたその時、朝よりもたくさんの雪が降り出しました。どこに行く時よりも早くテラスに飛び出した子ども達。両手をお皿にして雪を集めようとしたり、「あーん」と口を開けて食べようとしたり・・・1階の年少さんのテラスでは上靴のまま駆け回る子もいました。今日も子ども達の素敵な笑顔がたくさん見られた1日となりました。
そんな寒い中、ほっと一息。1階の廊下の給湯機の前のソファーで、「あったかいお茶飲んだら元気になるね。」とお茶を飲みながら会話するかわいい子ども達のグループの姿がありました。子どもにもこんな安らぎの空間も大切なんですね。
2008年1月22日 火曜日
登園してきて、お部屋に入ると「なにこれー?」「あっ!そうだ、今日は衣装着て踊るんだった。」と部屋に並べてあった衣装に気が付き、目を輝かせて自分の衣装がちゃんとあることを確認している子ども達の姿がありました。早く登園してきた子どもは着替えの時間が待ちどおしくて、何度も衣装の入った袋をのぞいてにっこり。「さあ、着替えようか。」と言うと、「やったー。」「待ってましたー。」と着替え始めました。友達同士で見合いっこをして「Aちゃんのジュゲムの服かっこいいね。」「Mちゃんの剣士もかっこいいよ。」と褒めあう姿も見られました。衣装を着終えたちゃんは「鏡を見てきてもいい?」と言って、鏡の前に立ち踊りのポーズをとったり、衣装のチェックをしたりしていました。
衣装を着るといつも以上の真剣な表情でホールでの練習に臨みました。始園式の日から「楽しく踊る。」をテーマにしていたジュゲム・パラリコでは今日も体をいっぱいのばして元気いっぱい踊っていました。今までもみんなで踊っていたこともあり、客席では、「ジュゲム♪ジュゲム♪ジュゲム♪パラリコ♪」と歌声が聞こえてきたり、「Aちゃんが上手に踊ってる。だって顔が笑ってるもん。」と言ったり、いつも踊りが苦手と言ってあまり踊っていなかったRくんがニコニコ笑顔で踊っているとすかさず「あっ!今日はRくんも笑ってる。楽しそうだね。」と周りの子どもたちも喜んでいました。
ちびっこ剣士やおむすびころりんでも衣装を着ることで、その役になりきって真剣にそして楽しく踊っていました。また、ほかの学年の歌を聞いたり、踊りや劇を見ることで、「年少さんなのに上手やね。僕らもっと頑張らんといかんね。」「もっと大きく体を動かさんといかんね。」と刺激されていました。そして今回の総練習で古森先生に褒めてもらったり、上手になる方法を教えてもらったりしたことで子ども達は本番に向けての意欲が高まっています。もっと上手に、もっと楽しくなるようにこれからも子どもと一緒に招待しているお父さんお母さん達に喜んでもらえるよう意識を高めていきたいと思います。
2007年12月12日 水曜日
くもり空となった今日の朝も園庭で遊ぶ子ども達の笑い声がたくさん聞こえてきました。寒くなり体を使って遊ぶのを楽しむ子が多くなった中、今日も長縄跳びでは何回跳べるか競争が始まりました。今日の最高はなんと110回。跳べた時は周りの子ども達から拍手が起こっていました。
また、今、ちょっとした幼稚園の遊びスポットとなっているプールと部屋では、今日はマットと跳び箱の所に列ができていました。そして、うんどうのお部屋で教えてもらった跳び方で跳んだり、年長児がかっこよい跳び方を自分で考えて跳んだりしていました。「僕もやってみる。」と年少児が何度も挑戦する姿も見られました。ひよこ組のNちゃんがお兄ちゃん、お姉ちゃんを見よう見真似で跳ぼうとすると自然と「Nくん、頑張れ!もう少し。」とやさしく応援する姿も見られました。
今日の三葉幼稚園では小さなニュースがありました。今年の春、植えていたカブの種が10月頃、プール横の畑で芽を出していました。それを見つけた古森先生はそのカブを抜かないで大切に見守っていました。そのカブはそれより後で植えたさやえんどうやパセリの間ですくすくと育っていたのです。実は古森先生はそのカブを眺めながら「大きなカブ」の話を思い出していたのだそうです。そして今日、その話を知った年長児達はそのカブのそばにペープサートでおじいさんとおばあさんと犬と猫とねずみを作って挿しました。何と古森先生のイメージそのままの「大きなカブ」のお話の場面が畑に出現したのです。抜かずに置いていたカブですが、これからもどのくらい大きなカブになっていくのか楽しみにしていきたいと思います。
また、幼稚園の庭ににあるいちょうの木は自然の不思議を見せてくれています。そのいちょうの木はよそより遅く色付き始めましたが、東側半分は緑、西側から色付いていきました。そして東側がすっかり色付いた今日、西側半分の葉っぱが全て散ってしまいました。朝陽を受ける東側の方が夕陽を受ける西側より長く生きているのです。朝陽を浴びることが生命を維持する要素になるのでは。早起きをして朝陽を浴びましょう。
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