幼稚園の日記(ブログ)

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2017年9月4日 月曜日

2学期が始まって、初の午後保育!昨日までの暑い夏空と代わって、今日は曇り空でとても過ごしやすい一日になりました。園庭では、子どもたちが1学期遊んでいたままごと・砂場・固定遊具・乗り物等で楽しんでいました。

その様子を見ていると、1学期は2~3人グループで遊んでいた子どもたちが5~6人グループに増え、一緒にかくれんぼをしたり、鬼ごっこをしたりして集団遊びを楽しんでいました。ルールも分かり、それを守って「タッチしたからA君が鬼だよ」「えっ!違うよ。タッチしてないよ」「捕まえたやろ」と自分たちの思いもしっかり言い合っていました。時折、お互いの思いがぶつかり、トラブルになりながらも、自分たちで「もう一回、タッチしたらいいよ」「じゃ 次は僕が鬼になる」と解決しながら遊んでいました。

しかし、なかには年中児らしい部分も見られ、一人が隠れたところに鬼以外のみんなが一緒に隠れてみんなが見つかったり、隠れたところにあった遊具で「これ振ると砂が落ちるよ」「もっと入れてや」等と他の遊びを始めたりする姿が見られました。

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また、年長児がリレーを始めると、年中児や年少児も興味を持ち、学年を超えて集まり、2グループに分かれて並んでいました。そこには今年は入ったばかりの満3歳児の姿もありました。貰ったバトンを持って、一生懸命走って、次の友達につないでいく子どもたち。年長児がしていたのを年少児たちが見て、真似していく三葉らしい姿が今日も見ることが出来ました。

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ひとしきり遊んだ頃、踊りの曲がかかると、他の遊びをしていた子どもたちもやってきて、踊り始めました。友達や先生がしていることを見て興味を持ってしょうとする三葉っ子たちは、2学期もこうして成長していくのだろうと思い、楽しみになりました。

 

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朝夕涼しくなるにつれ、夏の疲れからか、枯れかけたさくらの葉が散っていました。ブランコに乗り、揺れるたびに足元で舞う落ち葉に気付いたH君は、拾ってはブランコの鎖の穴に入れて飾りつけ、その葉と一緒に揺れていました。もうすぐ秋です。自然の変化に目を向け、子どもたちに触れさせていきたいと思います。

 

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今日は、パン給食!!P1000959

 

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コメント (友達って いいね!     りす組  谷川幸実 はコメントを受け付けていません)

2016年4月28日 木曜日

 昨日はあいにくの雨で外での遊びができなかった子どもたちでしたが、今朝もちょっとの雨の合間を見つけては裸足になってやわらかい地面の感触を楽しんだり、水たまりで泥遊びをしたり思う存分に遊んでいました。年少児たちも、楽しそうに遊ぶお兄ちゃんお姉ちゃんたちに
負けじと泥んこになりながらきゃっきゃと笑う姿にたくましさを感じます。
 
 年中児の踊りで予定していた「ぼくらのおひさまパワー」は、選曲と振り付けが単純であまり子どもたちには人気がないことがわかり、園長から「もっと乗りのよい曲にしては」とアドバイスされてしまいました。そして、なんとなく浮かない表情の子どもたちに園長が「フォークダンスはどう?」と提案してくれました。教師たちで新しい曲を探していると、かわいい「カナディアン・バーン・ダンス」というのを見つけました。そして、子どもたちがかわいく活き活きと動ける振り付けを…と考え、園長が一つ一つの振りやポーズに名前を付けてくれました。ピエロ・キューピーちゃん・キラキラ・・・「お母さんに教えてあげてね。」という言葉にうなずいた子どもたちは、きっとお家でそんなポーズや動きを教えてくれると思います。と、いうのも、年中がフォークダンスを踊っているときに園長のそばにぴったりとくっついていて一緒に踊っていたちゅうりっぷ組のSちゃんが、実に上手にそのポーズを真似していたのです!それを見た年中児たちは、「3歳のSちゃんに負けないぞー!」と気合を入れ、お父さん、お母さんにも教えてあげると約束したのです。先日の参観日で踊っていたものと変わりますが、とっても楽しいので上記の3つの動きをご家庭で子どもたちと練習してみてください。

 今日、ぱんだ組とりす組は駐車場にイチゴを収穫しに行きました。イチゴの甘い匂いに誘われてたくさんの虫が集まってきて隙を見て食べてしまうのです。そこで食べられる前に・・・と今日15個のイチゴを収穫し、みんなでわけていただきました。

駐車場に行くと、やはり一番に目につくのは竹の子です。この前まで、子どもの背丈程だったのに、今では後ろにひっくり返るくらい見上げなければならなくなっています。 その竹を見ながら教師が「かぐや姫って知ってる?」と聞くと、知っている子と、知らない子が半々くらいでした。チューリップからはおやゆび姫、竹からはかぐや姫が生まれたことを話すと、きょろきょろしながら、竹やぶを見ていました。また。教師が「かぐや姫は、赤ちゃんから大人になるまであっという間だったんだって。」と話すと、りす組のRくんが「かぐや姫も竹と一緒やけんよ!!」とぱっと答えてくれました。Rくんの竹の生長とかぐや姫のお話を結びつける理解力に驚きました。本物を身近に見て、観察をしてきたその実体験と、得た知識は大切なんだと改めて感じました。

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コメント (「いろんなポーズがあるよ!」          りす組 富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)

2016年3月3日 木曜日

陽が登るとぽかぽか陽気。子ども達は戸外に出て、体をいっぱい動かして遊んでいました。
 先日、カブトムシのケースの様子を見ていた副園長が、カブトムシの幼虫は生きているのか心配していました。そして、今日子ども達と一緒にケースの土をひっくり返して調べてみました。ザルに土を取ってこしてみましたが、なかなか幼虫が出てきません。しばらくしていると、「幼虫や!」と子ども達がみつけましたが、どうも様子がおかしいのです。体の表面がからからに乾いて死んでしまっていました。どうして幼虫は死んでしまったのかを子ども達と考えていると、家でカブトムシを飼っているFくんが「土がぬれてないけんよ。俺ん家の土はいっぱいあるで。」と言いました。Fくんの言う通りです。ケースの中の土は少なく、全く湿っていませんでした。幼虫のエサになる腐葉土や水がなかったので、幼虫は死んでしまったのです。これは私の知識がなかったことや気に掛けていなかったことが大きな問題でした。私達はなぜ虫を飼育するのでしょう。本来、虫達は自然の中で自由に生きる方が幸せなのです。生き物を飼うということを、もっと真剣に考えなければならないと反省する出来事でした。

 3月3日は、ひな祭りです。園内でも手作りの雛人形を飾り、「うれしいひなまつり」の歌も聞こえてきています。先日の参観日にりす組で園の会議室に飾っている雛人形を見に行きました。「うれしいひなまつり」の歌詞を思い出しながら、上の段からお内裏様、お雛様、三人官女に五人囃子と雛飾りを楽しんでいました。その中で、全く名前の出てこない三人の男の雛人形がいたのです。私も全く分からず困っていると、参観に来ていたTくんのおばあちゃんが、「これは仕丁(しちょう)といって、お供やお掃除をする人なんだよ。」と教えてくれました。更に面白いのは一人ひとり表情が違っていて、泣いている顔・笑っている顔・怒っている顔があるのです。子ども達もこの発見には驚くと共にとても喜んでいました。

 今日はひな祭りということで、給食も特別メニューです。三葉幼稚園では、行事毎に調理師さんが考えて、その行事に合った子ども達が喜ぶ食事を作ってくれます。今日のメニューは、「ちらし寿司・とんかつ・レタスとブロッコリーのサラダ・すまし汁・団子」でした。そして、副園長が買ってきてくれたひなあられが全員に配られました。伝承的な行事の度に、その由来につながるお料理を友達と頂くという経験は、今の時代だからこそ心に残る習わしとしてさせたいと思います。

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コメント (「今日はうれしいひなまつり♪」 りす組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2016年2月9日 火曜日

幼稚園の第1駐車場に目をやると、梅の花が咲いていることに気づきました。昨年、年中児が植えたチューリップの球根も土の中から芽を出し始め、徐々に春が近づいてきていることを知らせてくれています。

今日は、朝から壊れかけたオペレッタの大道具を子ども達と修理しました。オペレッタに必要な道具を自分達で準備するという意識が身についてきて、協力して運んだり設置したりしています。そのため、大道具がくたくたになり修理が必要になったのです。軟らかくなってしまった段ボールを支えるための段ボールの箱を取れないように、一生懸命にクラフトテープで留めていました。段ボールをしっかりと留めて立たせてみると、Aくんが支えの段ボールの箱がかごに使えることに気がつきました。「この中に金の卵を入れたらいいことない?」とみんなに提案すると、「いいね!」とAくんの発見に感心していました。私自身も金の卵が舞台に転がってしまっていたので、かごでも置いてそこに入れておくことを考えていたのですが、Aくんの発想に感心するばかりでした。

発表会本番を迎えるまでの過程の中から、こうした発想や工夫が子ども達からたくさん生まれています。それこそが、この1年間で子ども達が成長してきた証なのだと思います。こうした発想を生むきっかけとなっているのが、副園長の生活に即した知恵やアドバイスです。今日も、その一場面があったので紹介します。
年中のオペレッタ「ジャックと豆の木」の練習中、大男に怖がるにわとりが出てくる場面がありました。教師達は、震える仕草をして怖がっている様子を表現させていたのですが、副園長は子ども達に「みんな怖い時はどうする?地震や怖いことが起きた時、小さくなってみんなが寄り添うでしょ?」と声を掛けました。副園長は、子ども達の実体験をオペレッタの演出へとつなげたのです。子ども達もこの話を聞いて、子ども同士で気持ちを通わせ演じる表情や表現が変わるのだと思いました。

昨日のブログでもお知らせしましたが、日本茶でのうがいを行っています。手洗い、うがいをしっかりとして、発表会に備えたいと思います。

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コメント (「実体験をオペレッタの中に取り入れて」 りす組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2016年1月15日 金曜日

昨日、E先生のおじいさんが市場で売り物にならない野菜を、「見た目が良くないだけで、新鮮なので使ってくれないか?」と持って来て下さいました。その野菜の中には、二股、三つ股、オウムの口ばしのような人参、中には割れた人参などがありました。それを見た副園長は、ぱっと頭の中でおもしろい遊びを思いついたようでした。それは、様々な形の人参から子ども達がイメージを膨らますというものです。昨日の職員会の中で、教師達もその話を聞いて人参を見ながら話が盛り上がりました。そして、今朝、「なににみえるかな?」と表示を付けてテーブルに様々な形の人参を並べておきました。すると、登園して来た子ども達がコーナーに気づいて、人参を見ながら話をしていました。「何に見える?」とAちゃん。「これは、イルカにみたいやね!」とBくん。「こっちはカニの手みたい!」とCくん。様々な形の人参から、動物や虫、乗り物をイメージして会話を弾ませていました。

今日は、生活発表会の座席決めのくじ引きがありました。年少、年中、年長に分かれて、役員さん立ち会いの元、保護者の座席を決めていきました。兄弟がいる家庭は、兄弟で1つのくじを引くのですが、どちらが引くかを話し合う姿が見られて、自分が引けるように弟や妹を説得したり、また譲ったりする姿も見られました。たんぽぽ組のTくんは、自分が引いたくじがどこだったかをしっかりと覚えていて、帰りのバスから降りると、すぐにお母さんに報告していました。子ども達はお父さんやお母さんに良い席に座ってもらいたいと、期待を持ってくじ引きをしていました。今後の発表会の練習にも、熱がはいることでしょう。

このくじ引きは座席を決めること以外に、自分の名前やお礼を言ったり、教師の話をしっかりと聞いて自分で考えて行動することも大事な目的です。三葉幼稚園では、アイススケートや乗馬などの行事の中でも、お世話になった方にお礼を言ったり、自分で考えて行動したりすることを大切にしてきました。その体験の積み重ねから、名前やお礼を元気よく言ったり、自分から進んで行動する姿が見られて、嬉しく思いました。

今日の手作り給食は、「さつまいもご飯・ソーセージのてんぷら・切り干し大根のかきあげ・レタスとブロッコリーにマヨネーズ・酢の物・りんご」でした。切り干し大根のかきあげは、副園長のアイデア料理で、子ども達はとても喜んで食べていました。

<健康情報>
休み明けの月曜日は、欠席者が多くなります。土曜日、日曜日の過ごし方に注意して下さい。

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コメント (「生活発表会のくじ引きをしたよ!」 りす組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2015年12月1日 火曜日

 先週、副園長に苺の苗の植え替えをしなければならないことを教えてもらった教師達は、今年できた苗の孫の部分をプランターに植え替えていました。しかし、副園長から苗の間隔をもう少し空けないといけないことをアドバイスしてもらい、昨日数本の苗を園内のプール横のコーナーに植え替えたのでした。環境の変化を敏感に感じ取る子ども達は、何も植えていなかったコーナーに苺が植えられていることに気が付きました。「なんで、わらが敷かれとんやろ?」と、苺の根元に敷いたわらを不思議そうに見ている子ども達に、「これから寒くなるけん、お布団敷いてあげとんよ。」と話しました。身近にある植物達が冬支度をしていく様子を見て、冬の訪れを感じてくれればと思います。

  

 今日から2学期の自由参観日が始まりました。保護者の方が来園してきて、園庭が狭くなってくると副園長がままごとのコーナーにテーブルを増やしたり遊具を移動したりして環境を変化させると、子ども達の活動が活発になり、いつもの子ども達の明るく主体的に遊ぶ様子を見てもらうことができました。参観日は4日の金曜日までしています。お時間の合う方は、是非来園されて子ども達の生活の様子を見ていただければと思います。

 1階テラスでは、お楽しみ会に向けてクリスマスツリーの飾りを作っていました。包装紙や色紙の切れ端、広告などを利用して、サンタクロースやトナカイ、輪飾りを作ってツリーに飾っていました。作品展でイメージを広げて作ることが楽しくなった子ども達は、包装紙の柄をトナカイの毛並みに見立てるなど、工夫がつまった飾りを作っていました。

   

 年長児のお店屋さんごっこを経験してから、年中組でもお店屋さんごっこをする姿が見られ始めました。今日は、ぱんだ組の子ども達が遊具をお店にして、お母さんをお客さんに招いていました。何でも自分達でする年長児の姿を見ていた年中児も、重たい丸太を友達と協力して運んできてテーブルにしたり、お店屋さんごっこに必要な道具を用意したりして年長児から影響をたくさん受けている様子が感じられました。お客さんから少し難しい注文を受けると、どうやって作ろうかと友達と考えて、砂を固めて形を作ったり落ち葉を飾ったりして考えて作る姿が見られました。

    

 今日から25日まで、毎日午後5時から午後8時まで幼稚園のイルミネーションが点灯しています。ご覧になりたい方は、お越しください。

    

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コメント (「工夫したり考えたりすることは楽しいね!」 りす組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2015年11月10日 火曜日

今朝、副園長が早く登園して来ていた年中の子ども達に、「年長さんの作品を見に行くよ!」と声を掛けました。昨日の職員会でりす組の環境のことが話題となり、子ども達が作品を作ることに意識が向くようにと声を掛けてくれたのでした。私も登園していたりす組の子ども達を誘って年長の部屋を訪れました。らいおん組の部屋では、海賊船やからくり屋敷、うさぎとかめが追いかけっこをするゲーム等、細かくて工夫がいっぱいの作品が並んでいました。それを年長児が詳しく説明してくれると、その話に真剣に耳を傾けて、目をキラキラと輝かせていた年中児達でした。三葉幼稚園では、「環境による教育」を大切にしています。人と人とのかかわりも大事な環境のひとつです。年長児の刺激や周りの友達からの刺激を受け、その体験の積み重ねが年長児の豊かなイメージや知恵を育んできたのだろうと感じました。

昨日、作品展の案内状を見ていた副園長がある事に気が付きました。それは、案内状の一部が欠けているというものだったのですが、その欠けた部分を子ども達と一緒に作ればいいと案をもらって、今日早速作ることにしました。広告を細長く手でちぎって、案内状に貼っていく作業なのですが、広告をちぎる向きによっては紙の繊維の流れに逆らうのでうまくちぎれません。しかし、繊維に沿ってちぎると、不思議なことに真っ直ぐにちぎることができるのです。そんな不思議を体験しながら、案内状は完成しました。子ども達に聞くと、副園長と同じように案内状に違和感を感じていたようで、子ども達の感性の鋭さには驚かされました。出来上がった案内状を手に、「こっちのほうが、本物みたい!」と嬉しそうに眺めていました。今回の作品展の案内状は、いったいなんでしょう?それは、届いてからのお楽しみにしておいて下さい。

今日は、ぱんだ組が初めて施設訪問で、歩風里に行きました。今まで行っていた年長児より、少し小さな子ども達を見て、「小さいねぇ。」「何歳かな?」と、おじいちゃん、おばあちゃん達も目を細めて、微笑んで温かく迎えて下さいました。昨日、副園長に、「自分達が楽しむために行くのではないよ。みんなの笑顔や踊りで、おじいちゃん、おばあちゃん達を楽しく、元気にさせてあげようね。」と話をしてもらいました。少し緊張しながら最初の挨拶をしましたが、手拍子や応援をしてもらっているうちに、子ども達のいつもの活き活きとした笑顔と活動が戻っていました。副園長にアドバイスをもらって、運動会のタイヤ引きを少し変えてお年寄りの方に見てもらいました。笑顔いっぱいで活動する子ども達の姿を見てもらうことができ、保育の内容を考えて選ぶことの大切さを感じました。拍手をたくさんもらい、「上手だね。可愛いね。」とたくさん声を掛けてもらって、とても嬉しそうなぱんだ組でした。

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コメント (「環境による教育の大切さ」 りす組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)