2021年2月22日 月曜日
2、3日寒い日が続きましたが今日はポカポカ陽気で今日は20℃を超える暖かさになりました。子どもたちは戸外で少し体を動かすだけで汗ばむほどで「先生上の服脱いで良い?」と自分たちで衣服を脱いでいる姿もあちらこちらで見られました。
年中さんは、今日ジャガイモの種芋植えに秀野邸に出掛けました。本当は先週の水曜日に植えに行く予定でしたが強い寒気での霜が降っていた事もあり延期したのでした。その甲斐あって今日はとても良い天気になりジャガイモ植え日和になりました。ぱんだ組の子どもたちはバスの中で「暑いし、土を触るから腕まくりしよう!!」と言うことになり、みんなが腕まくりをしてしいました。半袖ぐらいまで袖をまくり上げてやる気満々で、なんとなく大人っぽくもあり思わず笑ってしまいました。
秀野邸につくと子どもたちはまず畑が玉ねぎを植えた時とは違って黒いビニールに覆われていることに気がついていました。種芋作りをする時にはまず何に気をつけて切ったか問いかけると「へこんでいるところを切らないようにした!」「芽をよけて切った!」と子どもたちから答えが返ってきました。そのへこんだところから目が伸びてくるということは、、、、どの様に植えたら良いかということを考えながら断面を下向きにして植えていました。
その隣のうねには12月に植えた玉ねぎも少し大きくなっていて、周りには雑草が生えていたので「大きくなってね!」と草抜きをしました。そして、川沿いをみるとたくさんのつくしがニョキニョキと頭を出していました。それに気づいた子どもたちは「わーっ」と歓声をあげていました。足元にもつくしはたくさん足の踏み場も無いくらい生えていて、踏まないように慎重に歩いて一本一本収穫していました。小さな小さなつくしの赤ちゃんに気づいたYくんは手で守って「みんな踏まないように!」と言っていたり、つくしを折る時につくしの胞子が飛ぶことに気付いたり、たくさんの菜の花に囲まれ春の訪れを感じられる1日になりました。
とってきたつくしは先日、古森先生がとても美味しく料理してくれたので、「また料理してもらいたい‼︎」と“はかまとり”をしました。みんなの小さな手で真剣につくしと向き合いながらはかまを丁寧にとっていきました。大変のように思うはかま取りも子どもたちは楽しみながら「茎がツルツルになった〜」と喜んでいました。下処理をしてまた楽しみになりました。明日のお休みの日に古森先生が調理をして持って来てくれるそうで、明後日が楽しみです♪
2021年1月25日 月曜日
休み明けの今日は、日が差すと気温が上がり、とても気持ちの良い陽気で体をいっぱい動かして園庭は子ども達の笑顔に満ち溢れていました。まだまだ愛媛県もコロナで特別警戒期間中ですが、外で伸び伸び遊ぶ時間を大切にしたいと思っています。
さて、先週は伊予柑の収穫、自分で収穫したものを持ち帰り家族で分け合って食べながら団らんを楽しむなど、様々な伊予柑にまつわるほっこりエピソードが聞けました。子ども達は伊予柑の硬い皮を剥くことも、実を一つずつ割ることも、薄い皮も自分たちで剥けるようになりました。子ども達は愛媛の子らしくみかん類の扱いが上手になりました。今日の給食は“ネーブル”でした。「ネーブルの皮剥ける人〜!」と子ども達に問いかけるとTくんとIくんが「はーい!」と自信たっぷりに手を挙げました。ネーブルを手にして皮に爪を立てようとしましたが、、、「あれっ?!」「なんか皮がひっついてむけない」「ちょっと難しい。」と言ってなかなか上手に剥くことができません。「なんか、違う種類のみかんやけんかなぁ」「先生!包丁で切るのは?」と頭を悩ませていました。待ってました!という展開で、教師の出番がやって来ました。「今から魔法をかけるから見ていてね。」と言ってネーブルをテーブルの上でころころ転がしていると「ころころのまほう?」と呟いて口を開けて静かに見ていました。そして、もう一度始めに剥けなかったTくんとIくんに挑戦してもらうと、皮が1枚のようにツルッと剥けました。「すごーい‼︎」と子ども達は大喜びでした。
、、、、、実は先週のことです。ポンタ農園からいただいたたくさんのネーブルを月曜日の給食で各クラスで分けて食べることになり、教師達は大慌てでした。「ネーブルって剥きにくいよね?」「丸いままなの?」「包丁を各クラスに用意する?」「皮ごと切る?」「どうやって分ける?」と言い合っているのを見た園長が先生達に“ころころの魔法”を教えてくれたのです。先生達が子ども達の前で恥をかかないようにいつもこっそり保育の技術を教えてくれるのです。おかげさまで子ども達はどのクラスの子も“ころころの魔法”を使ってくるくる皮を剥いて美味しくネーブルを頂くことができました。
伊予柑を食べた時は先生が伊予柑やさんをしてくれて楽しかったEちゃんとMちゃんは今度は自分たちがネーブル屋さんをしようと遊び始めました。看板には思い思いのアイディアが載せられています。「ぬえぶるやさん」「30えんね」「いよかんもありますよ」「まだです。おおまたせしますがまてください」ネーブルの商品だけでなく、お金を入れるところや自分のエプロンを作ったりとっても楽しそうに遊んでいました。お店やさんが出来るという噂をと聞いてすぐにお金づくりを始めたお客さん役の子ども達はお店の前に椅子を並べて楽しみに待っていました。楽しかった経験がすぐ遊びになるのはさすが三葉っ子だと嬉しくなりました。
2020年12月8日 火曜日
昨日、年中4クラスでコスモスの種が少しずつ出来ているのを見て、これから毎日観察して種が出来たら大切に採っておこうと約束しました。りす組のKちゃんは、自分の植えているチューリップに水やりをしていて、ハッと思い出して「コスモスにもお水あげなくちゃ!!」と言ってコスモスを見に行きました。すると昨日花が枯れて開いていた種は全て収穫していたのに、今日もまた新たに開いている種を見つけました。ぱんだ組のKくんとりす組のSくんもやってきて1粒1粒とっても小さな種を採っていました。「これなん粒あるんだろう??」とみんなで数えてみると4、5輪の枯れた花から56粒もの種が採れたので驚きです!!人間だと建物や人にも守られるにで、1人ずつ産まれていく命ですが、お花の命は虫や鳥に食べられてしまうこともあるのでたくさん種ができる事を話すと、まだまだ種が採れそうな枯れたところがたくさんあるので、出来るだけたくさん採りお花の命をみんなで守っていこうと話し合いました。
1人1鉢で栽培している、友達のチューリップが1つだけ芽が出ていることに気づいたぱんだ組の子どもたちは、自分の鉢も急いで水やりをしたり雑草を抜いたり、いそいそと世話をしていました。冬場大切に育てることで春に綺麗な花を咲かせるという事を経験してほしいと思っています。
一方、園庭のサッカーコートでは、年長児が部屋に入っていなくなると「僕たちの番がやってキタァー!!!」と言わんばかりに年中児たちが次々とコートに入って遊ぶ姿があります。年中さんでもゴールに向かって勢いよくボールを蹴ったりそのボールをブロックしたりと、その姿はとても逞しく 、また自分たちでルールを指摘し合いながら覚えていく様子は子どもの主体的な育ちを感じました。
ぱんだ組では、「まだまだ外でいっぱいあそびたい!!」と元気が有り余る様子で子どもたちが話すので「じゃあ、みんなでドッジボールしてみる??」と提案すると「するー!!!」と元気いっぱい、やる気満々で返事が返ってきました。今日は柔らかいボールを使って、少しずつルールを教えながら遊んでいきました。始めの方は逃げることだけに一生懸命になっていましたが、“1バウンドはセーフ”というルールが理解できると積極的にボールも取りに行くようになってきました。1回戦は、男の子も女の子も8対8の引き分けでした。さて、2回戦。「絶対勝つぞー!!!!」と気合い十分な男の子たちは力いっぱいボールを投げますがなかなか女の子に当てることができません。遠くへ転がって、狙いを定めている間に女の子たちに逃げられてしまうのです。一方、頭をくるくると働かせた女の子チーム!Hちゃんがボールを拾うと目の前に立っている男の子に“ポン”と当ててその反動で返ってきたボールをそのままキャッチして隣の男の子に当てて、またキャッチ、と連続で4人も次々と当てていきました。こうして力と知恵の勝負の軍配は女の子に上がり、2回戦は女の子の圧勝でした!教師が教えたり、笛を吹いたりしなくても、応援しているだけで自分たちで考え、指摘し合い進めていました。
体をたくさん動かして遊んだ後は、たくさん落ちているイチョウの葉で大きなブーケを作る競争をしました。綺麗なイチョウを見つけて拾っていると「赤い綺麗な落ち葉もある!」と言ってオリジナルのブーケを作っていました。真冬になるまで、もう少し秋の余韻を楽しめそうです♪
2020年11月9日 月曜日
11月になり急に気温が下がり、暖房が欲しい日もある今日この頃です。先日まで緑だった桜の葉は、ようやく色づき今朝の園庭には紅葉した桜の葉の落ち葉が地面を染めていました。又、イチョウの木の下は黄色の絨毯のように葉が広がり、秋の深まりを感じられます。そんな中でワラを綯う年長さんも今では手慣れた様子で縄を綯ってそれを繋ぎ、縄跳びをして見せてくれました。昨年、ロープの長縄で時々引っかかりながら縄跳びのリズムを一生懸命練習していた子どもたちが、自分で綯った縄で縄跳びをしている姿に成長を感じました。体をいっぱい動かして遊ぶと、だんだん体がポカポカ温まり自然と上着を脱ぐ子もいました。元気いっぱいの三葉っこには、まだまだ暖かい陽気のようで外でいっぱい走り回るには最適な季節のようです。
ぱんだ組とりす組では2クラスで帽子取りゲームをして遊びました。運動会を経験してからクラスの団結意識も少しずつ芽生えてきています。クラス対抗でゲームをすると仲間意識を持ってクラスの友達を応援する姿が見られます。はじめに、りす組の男の子チームが勝つと、次はぱんだ組の女の子チームが勝ち、一進一退の攻防でとても盛り上がっていました。ぱんだ組のYくんは知恵を働かせて「1人が1つとってもかてんよ!2つとらんと!!」とみんなに声をかけて作戦を考えていました。自分たちのクラスが勝つと飛び上がって喜んで、本当に嬉しそうでした。クラス対抗で色々なゲームをしながら更に団結を深めています。
各学年、共同作品制作にも取り掛かり、子どもたちが頭を寄せ合う姿がそこここで見られます。展示や制作も終盤に差し掛かっています。みんなの知恵がいっぱいの作品展もとても楽しみです♪
2020年10月9日 金曜日
今朝は台風の影響で強風が吹いていましたが、雨も降らず涼しい中で年長児たちが野球拳を踊っていました。それを見た年中児や年少児が見よう見まねで踊っていました。年中児、年少児たちは年長さんがかっこよく踊っている背中を見ながら、その姿に憧れて自分たちの踊りの演目にもより一層力が入るのです♪
そんな子どもたちのやる気をさらに盛り上げるために園長が年中児に素敵なマントを用意してくれました!先日からモンスターのお面や帽子を作って自分がモンスターの気分になったつもりでいる子どもたちはマントをつけてみると大喜びです♪そして、自分だけの衣装にしようと、慎重にハサミを入れてアレンジしていきました。小さなギザギザの裾にしようと下書きをしたKちゃんはひと山ひと山丁寧に切りながら「あーちょっと疲れた!きゅうけいしよっ!」などと言いながら休みながら時間をかけて作っていました。そして、自分の切れ端も残すところなくマントの模様にしていました。友達と隣同士で座っていても同じものは一つもな1人ひとりが思い思いのものを製作する様子はさすが三葉っ子だと思いました。
さて、先日の秋祭りを楽しんだ子どもたちは園内のそこここに飾られた秋祭りの写真を眺めながら「おみこしたのしかったねー」「わっしょいしたねー」と口々に話していました。ぱんだ組では、昨日クラスでお神輿作りをしました!そして、完成したお神輿を今日はみんなで担いで走ってみよう!!!!と張り切って園庭へくり出しましたが、、、、大きなお神輿を4人の友達で担ぐと走る速さに追いつけず置いていかれる子がいたり、担ぐ棒の片方だけを持って傾いてしまったり、、、更に棒が動き出して持ち手が短くなったりとみんなの気持ちもバラバラでお神輿も分解寸前!なかなか運ぶことができません。そこに見兼ねた園長がやってきて、「ぱんだ組さんみんなで最後まで持って運べたらみんなでバンザイするからね!」と言ってもらうとしっかりとうなずいていました。年中になると友達を意識するようになり競い合いや自己主張をするようになって友達とのトラブルも多くなります。共同で競技をすることで相手を知り、歩幅を合わせるなど相手と同じ思いで協力し合うことが必要であることに気づき仲間を意識して活動できるようになってきます。運動会でクラスのみんなで力を合わせて1つの目標を達成することの喜びを味わって欲しいと思っています。それには、まだまだ『ぱんだみこし』の改良が必要なようです。
2020年9月10日 木曜日
砂場の水道で水を汲んでいたMちゃんに「水遊びするなら、草履を脱いで裸足になったら?」と声をかけると「違うよ!!先生!コスモスのお水やり♪」と言われてハッとして子どもの方が1枚上手だったと反省すると共に、自分たちが種を撒いたけれど生石の畑で育ちが良くなかったコスモスをみんなで持ち帰って植えたことが子どもたちの心にこのような花に対する愛情と責任を植えつけていることに感動しました。しばらく様子を見ていると、1人、また1人とそれぞれのタイミングで年中児が水やりにやってきました。植え替えた時は元気のなかったコスモスが、1人1人が大切に思って世話をすることで、命を吹き返して花の蕾がたくさんできてきました。子どもたちと数えてみると12個もの蕾がついていて、嬉しくなりました。残暑が厳しい毎日ですが涼しげなコスモスの葉と蕾に秋が近づいているのだと感じました。
園庭では、リレーやかけっこを張り切ってやっている子がたくさんいます。年長さんに混ざってリレーをしてみたり、友達と誘い合ってかけっこをしたりいろいろな学年の子が順番に走っています。時々、先生も誘って勝負を挑んでいる姿は勇ましいです。今日は年中みんなで運動会の踊りを踊るととっても楽しくてみんな○○になりきってきゃぁきゃぁ良いながら楽しんでいました♪そんな風に楽しく体をいっぱい動かしました。
ぱんだ組では、Kくんがお家からお気に入りの絵本を持ってきてくれたことをきっかけに絵本のリレーが始まりました。それを読むと、次はMちゃんが同じシリーズの本を持ってきてくれました!それからみんなのお気に入りの本が次々と集まって毎日いろいろな本を読んでいます。動物図鑑をみんなで見ると、次の日には恐竜図鑑を持ってきてくれて、、クラスのみんなのお気に入りの1冊は素敵なお話ばかりで、絵本のリレーはまだまだ続きます♪ 降園前の絵本タイムは、次はどの子の絵本が読まれるのかとワクワクドキドキ!おかえりの時間になると「今日の絵本はー?」と聞きながら降園準備をすばやく済ませて待っている子どもたちです。一足早い?読書の秋がやってきたぱんだ組ですが、外はまだまだ残暑!!涼しくなるのが待ち遠しいです。
☆今日の給食☆
胚芽米、ししゃもの天ぷら、麻婆茄子、ナムル、バナナ
2020年7月8日 水曜日
今朝は、未明より続く大雨警報、土砂災害警戒レベル4の発令により不安な夜を過ごした子どもたちもいたことと思います。警報、避難勧告共に解除には至らず、自由登園となりました。登園してきた子どもたちは「昨日の夜すごい雨だった!」と口々に話していました。しかし、9時頃には天候の方は回復の兆しが見られ、曇り空もだんだん明るくなってきました。すぐにお外へ〜と飛び出していく子どもたちは「待ってました!!」と言わんばかり、体をいっぱい動かして遊び始めました。雨上がりの園庭は少し走りにくそうでしたが、それすら子どもたちにとっては遊びの一つで、きゃっきゃっと言って走り回って遊んでいました。
大好きな砂場では、最近女の子たちがお城作りにハマっています。そのお城の外観や装いは毎回違います。今日のお城は真ん中が空いていて、中庭のようになっているお城です。そのお城に階段を付けようとHちゃんが半円になっている型を持ってきました。型に土を入れて一段ずつひっくり返して作っていこうと考えましたが、ひっくり返す際に土が溢れたり、固まっていなかったりして崩れてしまいます。それを見ていたKちゃんがそこにドサッとショベルですくった土を乗せました。見守っていた教師も他の友達も「あーっ!」と声が出ましたがKちゃんが「これで、ポンポンってするんよ」と言ったので一同納得です。ひっくり返すのが難しいと感じたKちゃんは土をドサッと乗せてふかふかさせた上からそのまま抑えて型どる事を思いついたのです。それからも色々なアイディアを出し合ってみんなでお城作りを楽しみました。
りす組、ぱんだ組の子ども達も教師達も雨があがったら必ずしよう!!と順番を待っていた事がありました。それは“きゅうりのおとうばん”です。7月に入ってから、ぱんだ組の部屋から駐車場を覗いては「今日はきりん組がきゅうりとってる!」「今日はうさぎとひつじやん!」と他のクラスがきゅうりの世話や収穫をしている様子を見ていました。「私たちは?いつ?」と心待ちにしている子ども達に「今度雨が上がったらね〜」と答えていたのです。雨が止み、いよいよ今日おとうばんが回ってきました。駐車場へ行ってみると、、、きゅうりがいーっぱい実っていましたが、、、同じように雑草も元気よく生えていました。今までのおとうばんのクラスが草引きをしてくれた事を話すと自分たちもしなくちゃ!と草引きもしっかりできました。大きくなって収穫できるきゅうりを数えると、なんと23本もありました!みんなで育てたきゅうりだったので年少さんにも収穫してもらおうと話し合い年中組は10本だけ収穫しました。
そして収穫したきゅうりを園に持って帰ると何やら楽しそうな出来事が、、、このお話の続きはまたのお楽しみです♪明日からもまた雨の予報ではありますが1学期も残すところ2週間程となりました。子どもだけでめいいっぱい楽しんだ1学期間。まだまだ子ども達の遊びの世界はワクワク、ドキドキが広がりそうな予感です♪♪
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