2024年3月4日 月曜日
週末は気温が低く雪が降っていましたが、今日は太陽も出ていて3月らしい暖かい天気で子どもたちは外で元気いっぱい遊んでいました。なわとびやサッカー、しっぽ取りなどをして遊ぶ年少児を見ると、とても体力がついたように思えます。
明日は幼稚園の会議室でミニ発表会が行われます。明日に向けて幼稚園に練習に行くことになったのですが…その時、さんさんらんどに大きな車が入って来ました。今日は病児保育の看板ができるというのです。「どうやって看板つけるのかな?」「見たい見たい!」と興味津々な子どもたちでしたがミニ発表会の練習をしなければならないということで、また後で見に来ることにしました。
発表会でお休みしていた子たちのお母さん、お父さんが見に来てくれることを伝えると、子どもたちはとてもはりきっていました。ひまわり組は3名の子が当日お休みしていたのですが、みんな一生懸命練習していたので、2回目の発表会ができることを私も嬉しく思いました。Sちゃんは2回目の発表会が嬉しいと、「また頑張って踊ってるところ見てもらう!ちゃんと振りも覚えとるよ~」と言っていました。
会議室で練習していると古森先生が見に来て声を掛けてくれました。「みんなはもうすぐ年中さんになるんだよね〜年中さんになる人だったらかっこよく動けるよね〜」と言われると、子どもたちの背すじがピッと伸びて入退場がスムーズになりました。明日来られる方は、かっこいい姿を楽しみにしていて下さい。
練習が終わり、帰ろうとしていると、ぱんだ組さんに呼ばれました。部屋に入ると、秘密の話をしてくれました。もうすぐで卒園する年長さんたちを喜ばすために色々準備をしてくれていたのです。「年少さんたちにもお手伝いしてほしいんだよね~」「でも年長さんに言ったらいけないよ!」と言われると「絶対言わない!」「バレたらだめ!」と言って約束しました。
いつも優しくお世話してくれた年長さんたちに感謝の気持ちを込めて準備を進めていこうと思います。
遊ぎ場に帰ってくると、大きな車や作業していた人がいなくなって『三葉病児園』と書かれた看板が出来ていました。それに気が付いたすみれ組のSくんは、「もう出来とる!はっやー!」と感心していました。それを聞いた他の子たちも「すごい!何て書いてるの?」と看板を見ていました。最初に気付いたSくんは歩きでお母さんの迎えを待つ時も看板をじーっと見つめて、「この前入った部屋で遊べるんやろ?」と少し羨ましそうに話していました。
もうすぐ三葉病児園が開所します。体調を崩さないことが1番良いですが、慣れた場所で安心して過ごすことが病児保育を利用する子どもにとって最善のことだと思うので安心して預けてもらえます。ただし、利用するまでに、松山市へ登録、預ける3日前に予約、医師の診察(かかりつけの)と指導書、当日に園提出書類記入→許可と手順があります。園のホームページにも10日には出ますのでご覧下さい。
2024年3月2日 土曜日
春の訪れを待つ3月ですが、今朝はチラチラとみぞれが降り始め、保護者の集合時間が近づくにつれて雪が降り始めていました。そんな冬の再来を感じさせる今日、ひよこ組のおゆうぎ会がありました。
いつも通りの登園を心掛けて受け入れをしていましたが、いつも通りではなくて、みかん組・れもん組の幼児たちが少し不安になり、涙が出てしまう幼児がチラホラ。しかし、お部屋を分けてしばらくすると、玩具で遊んだり、絵本を読んだりと、どの部屋も落ち着いて衣装に着替えてスタンバイできました。
さぁ、会議室に移動です。どのクラスからも「がんばるぞ~!お~~!」とかけ声が聞こえてきました。
会議室でそれぞれ座席に座って、手遊びをしているスキに保護者に席に座っていただき、おゆうぎ会スタートです。
はじめは、みかん組の手遊びからです。「みかんぐみさ~ん。おいで~~!」と舞台から声をかけると、「よいしょ!よいしょ!」と自分たちで舞台に上がっていく姿は、可愛いあひるちゃんの大移動です。まつぼっくりでは、歌いながら手遊びしたり、手遊びの仕草も個性ある可愛い姿でした。
あひるサンバの踊りは、前日の練習時に「舞台で踊る人数が少ない方が、子ども達が一人一人よく見えるね」と、古森先生にアドバイスを頂き、半分に分かれて踊ることにしました。「できるかなぁ~」と心配する保育教諭でしたが、子ども達は半分に分かれて、踊りをする子は前に出てリズムに合わせて体を動かしてニコニコ笑って踊っていました。後ろで待っている子ども達も手拍子しながら前で踊る友だちの様子を見たり、応援したりする姿がとっても可愛かったです。
次はもも組です。普段から手遊びも大好きで、特に「げんこつやまのたぬきさん」はお部屋でもノリノリでしていました。「おっぱいのんで ねんねして」の仕草は、とにかく可愛くて、首を真横に倒してねんねするのです。最後の決めポーズの「ばいば~い」も得意顔です。本番はちょっぴり緊張したけど、とっても上手にできました。踊りでは、ペンギン帽子を被って、ペンギンになりきったもも組さんは、音楽が流れだすと、トコトコ歩いたり、おしりを振ったり、体を揺らしたり、友だちと手をつないで歩いたり、泣き顔だったり、様々な表情を見せてくれました。本当に可愛いペンギンさんでした。最後のおまけコーナーでは、ミニカーやトランポリンを出すと緊張していた表情も和らぎ、いつもの顔に戻ったもも組さん。好きな遊びを楽しむことができました。
最後はれもん組です。それぞれの動物に変身して舞台に登場です。「どうぶつれっしゃが やってきた」は、練習では保育教諭が一緒に出て踊っていたのですが、「子ども達だけでも踊れるんじゃないかな?」と古森先生からアドバイスを頂いたので、本番は子ども達だけで中央に出て踊ってみようと、ぶっつけ本番でやってみました。「さぁ、いっておいで!」と保育教諭に見守られながら、やったことのない事を本番でやってくれる子ども達です。「あれ?いつも先生も踊るのに、来ないの?」と、保育教諭を気にする子どももいましたが、ちゃんと前を向いて堂々と踊ることができたことは、さすが!れもん組さんだなぁ~と感心しました。歌の「きらきらぼし」は、会場の後ろまで、マイクを使わなくても聞こえる大きな声で歌っていたれもん組さんです。練習でも大きな声で歌えていたので「上手だね。大きな声で歌えていたね!」とたくさん褒めてもらった事で、自信に満ち溢れた歌声でした。急に変更したことにも対応することができた子ども達の姿に、とても成長を感じました。
プログラムに”おたのしみ”を入れて、みかん・れもんができる事を見てもらおうと、各クラス保育教諭が「何をしようかな~?」「何を見てもらおうかな~?」と考えました。
みかん組は、音楽に合わせて鈴を持って並んで歩く様子を見てもらう事にしました。これは毎週スポーツダンスでサーキットとして、コーンで決められた道を歩くことの応用です。最初はぐるぐる同じところをまわっていましたが、2日前からちょっとアレンジを加えてコーンをジグザグに置いて、ぶつからないように、当たらないように歩いてみました。さらに鈴を持って振って鳴らしながら、ニコニコ笑って歩く姿はとても可愛かったです。
れもん組はピアノのリズムと保育教諭のかけ声を聞いて動くようにしました。保育教諭のかけ声で、うさぎ・ねずみ・さる・わにになって、動きを表現しました。最初は踊りの動物だけだったのですが、古森先生が、きりん・かめ・ぞうなどなど、色々な動物を言ってくださり、色々な動物の表現を楽しんですることができました。この遊びは実は幼稚園児達の遊びでいう、リトミックなのだそうです。
本当に本当に最後のプログラムの踊りの「ピカピカブー」では、曲が流れると自然に体が動き出す子ども達です。もう踊り慣れている大好きな曲だから、身体も動くし笑顔もこぼれます。
今日のおゆうぎ会では、泣いたり、笑ったり、座ったままだったりと、色々な表情を見せてくれたこどもたち。園長が挨拶の冒頭に話したように、「泣くも笑うも その子の表現」それを優しく見守って受け止めてくださり、ありがとうございました。足元の悪いなか、たくさんのご協力ありがとうございました。
2024年3月1日 金曜日
日曜日の3月3日はひな祭り!!年少の子ども達は、仮園舎のうさぎ、ひつじ組に飾られているひな人形を見ながら、”うれしいひなまつり”の歌を唄っていました。「先生、今日ひな祭りの特別給食だよね~!」と、いろんな子ども達がすでにお昼を楽しみにしている様子でした。
仮園合の園庭では、毎日発表会のオペレッタや踊りを子ども達は楽しんでいます。先日、そんな子ども達を見て、「せっかくだから、後ろの壁を飾り付けして、可愛くしたら良いんじゃない?」と、古森先生が言って下さり、子どもたちが部屋に飾っていた発表会の絵を持って来て貼ることにしました。そして朝早くに登園している年中さんと年長さんが主になって、飾り付けをしてくれました。年長さんがテープを丸め年中さんが貼って行きます。すると偏った場所にぎゅうぎゅうに貼ってしまっているのを見て古森先生が「もっといろんなところに見ったら?」とアドバイスが入り、貼る係を年長さんに、バトンタッチしました。すると年長さんは壁全体を見渡し、少ないところに貼ったり、空いている場所に絵をあててどこに貼ると全体のバランスが良いか考えながら貼るなど、さすが年長さんだな!と思う瞬間がたくさんありました。今の年中さんも1年後には、こんなに立派になっているのかなと少しワクワクする気持ちになった時間でした。
そんな、可愛く飾り付けをしたステージでは、増々人数が増えた年少さんがオペレッタを何度も繰り返し楽しんでいました。ちゅうりっぷ組のRくんは全部の役を覚えていてずっと踊っていました。
さて、昨日のブログにもありましたが、今日のおやつの時間には、年長さんが植えたもち米を使って作ったお餅を利用した手作りのひなあられを食べました。自分達がついたお餅を使って作っていると知ると「えっ本当?!」と目をキラキう輝やかせてあられを見つめていました。そして、そーっと一粒口に入れると、”サクサク”と良い音が聞こえてきました。「とってもおいしい!!」「メッチャサクサク!」と子ども達は、あっと言う間に3つぶのひなあられを、食べていました。「こあられを食べたから、元気もりもりや!」と、増々元気があふれてきた子ども達でした。給食もひな祭り特別給食で、鮮やかな桃色の桜でんぶのかかったちらし寿司を一目見たAちゃんは、「うわぁ~可愛い!桜みたいで、とってもおいしそう」と感嘆の声をあげました。給食もペロリッと食べ終わると、たくさんの子がおかわりをして嬉しそうにしていました。
そして、子ども達にはもう一つ嬉しいことが!!一人一袋づつひなあられのお土産がありました。”お土産”のフレーズを聞いた瞬間両目を飛び出しそうなほど広げて「イエーイ!」と大喜び!」誰と分けっこしようかなー?」「私は家族みんなにあげる!」とすぐに誰に分けてあげるかも考えていた子ども達でした。さらに「年長さんが植えたってことは、次は僕達が植えるの?」と、J君が聞いてきました。「そうだよ。だから一生懸命頑張って、おいしいもち米を植えてね!』と言うと、ニコニコで「うん!任せて」とすでに田植えを楽しみにしているようでした。
嬉しいことがたくさんつまった一日。帰る時も、「あられがつぶれるかもしれないから」と、かばんを前に持ち、カンガルーのようにして帰っている子ども達でした。
2024年2月29日 木曜日
朝、バス当番から幼稚園に戻ってくると、雨が降っているのにもかかわらず、子どもたちはテラスやテントの下を使って元気いっぱい遊んでいました。
なかでも大きなテントの下には、子どもたちが集まっていました。何をしているのか気になって、そこに行ってみると年長さんたちがフラフープ対決をしていました。始めはたくさんの子どもたちが参加し、対決して負けた子が退散していき、だんだん人数が減って、最後はくま組のYくんとぞう組のEくんの一騎打ちになりました。今度はまわりで2人を応援する子どもたちが増えていき「がんばれ〜!」という大きな声援がたくさん聞こえてきました。YくんもEくんも上手にフラフープを回し、気が付くと数十分も回し続けていました。実は、この対決の前に1試合すでに終わっていたようで、1回戦はぞう組のEくんが勝ち、2回戦はくま組のYくんが勝ち、1勝1敗になりました。2回戦で負けてしまったEくんは悔しかったようで、この戦いは明日に持ち越しになりました。昨日は、先生たちのなわとび大会、今日は子どもたちのフラフープ大会があり、やっている子どもたちだけでなく、まわりで見ている子どもたちや教師も盛り上がっていました。
りす組では、明日から3月ということでひなまつりの絵本を読んだ後、廃材を使ってひな人形作りをしました。保育終了後の預かり保育で、年長さんの部屋を借りている子どもたちは、年長さんたちが作ったかわいいひな人形を見ていたので、「この廃材で作ってみよう!!」と言って、うれしいひなまつりの歌を歌いながら楽しんで作っていました。はさみを上手に使い、本物のひな人形に飾ってあるぼんぼりも見て作っていました。子どもたちのアイデアは無限大で、「こうしてみよう!」「ここが倒れるから、何かで支えてみよう!」と自分たちで考えている姿を見て、「もう少しで年長さんになるんだな〜」と、子どもたちの成長を感じることができ嬉しくなりました。明日は、ひなまつり給食です。みんなで作ったひな人形を飾って食べることができるのが楽しみです。
もう1つ、年長児が6月に植えたもち米の苗が成長して、11月に稲刈りをしました。そのもち米は精米されて、12月おもちつきをして、鏡もちとお雑煮、そしておしるこになりました。残った赤いおもちと白いおもちは、実は3月のひなまつりのために小さく切って、毎日おひさまに当てたり、お部屋で乾燥したりして、固い固い小さな小さなカチカチおもちになりました。明日持ち帰るひなあられは、カチカチおもちを油で揚げて、みんなのひなまつりのお土産になったのでした。味わってみてください。
2024年2月28日 水曜日
今朝も、本園の園庭では寒さを吹き飛ばすように体を動かして遊んでいた子供たちがいました。すると縄跳びをしていた年長児が「先生、跳んでみて」とくま組のT先生に縄跳びを渡しました。T先生は「できるかな…」と二重跳びを跳んでみると結果は一回!「えぇ〜!」っと少しがっかりそうな子供たちは、次にきりん組のK先生に声をかけ、やってもらうとまた一回。らいおん組のI先生は7回跳べて「おぉー、他の先生にもチャレンジしてもらおう!」と事務所にいたM先生やバスに乗っていた年少のK先生、N先生、三葉幼稚園の1番若いF先生。そしてバスを運転していたM先生にも声をかけ、急遽先生のなわとび大会が始まり、年長児たちは大盛り上がりです。そんな中きりん組のAちゃんは「じゃあ、1番多く跳べた人には賞状と一万円あげる!」といって早速作り始めました。
子供たちの中には「まだ、O先生とN先生がまだ帰ってきてない」「N先生の方が跳べそう!」「いや、O先生だよ!」と予想をしたり、参加させられた先生達もこの子どもたちが開催したなわとび大会に本気で跳んで悔しがり、競技記録は1回目のものとするルールだったにもかかわらず、そのあとも「いや、もうちょっと跳べるはずだからやらせて!」と何回も挑戦する先生が続出していました。その様子も子ども達は楽しそうに、見守ってくれていました(笑)そうしていると先にO先生が帰ってきて早速チャレンジです。すると今までの最高記録M先生の12回をこえ、1回目の挑戦で19回も跳べ、「すごーい!」と歓声が上がり、その後のN先生は19回には届かず今日の優勝者はO先生となりました。子ども達もこの朝の時間でなわとびをする子が沢山いて、大人も子どもも全力で遊んでとても楽しい時間となりました。
たくさん遊んだ後は年長児は残り2回となった手話教室がありました。今日は新しい「ともだちになるために」の手話を教わり、残りの時間は今までの復習の時間となりました。
そして、昨日、年少・年中さんが病児保育園の見学ツアーをしたと聞いて「いいなぁー」と羨ましがっていた年長児達と見学を兼ねてさんさんらんどへ遊びに行くことにしました。この病児保育のステキな部屋は「みんなが来年一年生になっても病気になったらここに来れるからね」と話すと「安心だね!」「絶対そうするね」「じゃあママはお仕事休まなくていいんだ〜」とその意味をしっかり理解している子もいて驚かされました。年長児達は「また、幼稚園に来れるってことかぁ」と嬉しそうに言いながら見学していました。
仮園舎にいる年少さんやたんぽぽさんとはなかなか一緒に遊ぶ時間が取れなかったので今日は年少さんたんぽぽさんも園庭に出てきてくれて遊ぶことが出来ました。バスが一緒で顔見知りの子や普通はなかなか遊ぶ機会のない小さなお友達など誰にでも優しく手を差し伸べて山を上ったりおりたりしながら短い時間でしたが、遊ぶことが出来ました。卒園までさんさんらんどで遊べる回数も、年少さん達と関われるのも幼稚園での生活全ての時間が1日1日少なくなってきていることを年長児達は実感していて「早く一年生になりたい〜」「幼稚園にもまだ来たい〜」と年長児達は教師に聞かれる度に手を挙げたり下げたり、可愛い姿が見られます。教師達も同じ気持ちです。今後の一回一回を大切に過ごしていきたいなと思います。
2024年2月27日 火曜日
登園すると「寒いよ〜」と体を縮めながらも荷物を置くと時間いっぱいサッカーをしたり縄跳びをしたりと元気に遊んでいました。
たんぽぽ組では進級に向けてアルバム整理をしたり絵を描いたりと思い思いに遊びながら準備を進めています。入園して初めてのクレヨンで絵を描いた時ぐるぐるっと描くだけ、・・・等しか描けなかった子ども達も今ではぐるぐるの中にも意味をもって描いたり○の中には目がついて顔になったりとイメージの幅が広がってきました!O君は色んな色で塗ったり、線を描いたりしていたので「黄緑色は何?」と聞くと「スペーシア」と言いました。「車の名前?」と聞くと「これはね電車だよ〜!」と教えてくれました。本当かな?と思いiPadで調べるとかっこいい特急電車が映り「これ〜!」と嬉しそうに画面を見ていました。乗り物や恐竜が好きなO君は赤でパトロールカーを描くと他の色も使って楽しそうにお絵描きを続けていました。また、Mちゃんは発表会でたぬき役をした事もあり「たぬき〜!」とにこにこ笑顔のピンクたぬきを見せてくれるなどどの子も思い思いにお絵描きを楽しんでいました。
そして、今日は戸外へ出る前に風邪予防から始まった味噌汁を飲んで身体をポカポカに温めた後戸外で遊びました。年少児に混ざってたんぽぽさんも刺激をもらいながらドームへ登ったりジャングルに登ったりなど元気いっぱいです!!
そんな中、本園から降りてきたぱんだ、りす組の友達を含めて年中4クラスで話し合いをしていました。『子ども会議』をしていたそうです。味噌汁を飲んでいた時にぱんだの男の子が「たんぽぽさんは何が踊れますか?」「エビカニクス踊れますか?」等と聞いてくれたのでその時は「めっちゃ元気体操が好きだよ」「エビカニクス踊れるよ!」とだけ伝えましたがたんぽぽさんはなんのことかとポカーンと不思議そうにしていました。そのまま遊んでいると「年少さん、たんぽぽさん集まって〜!」と声がかかり集まるとH先生が「じつはね年長さんとも過ごすのも残りわずかなんだけど最後に年長さんとみんなで遊びたいと思って話し合いをしてたんだー!」と話してくれました。たんぽぽさんもお芋掘りの時に一緒に手を繋いでもらったりお店屋さんではお買い物をさせてもらったりと沢山年長さんには世話をしてもらいました。たんぽぽの子ども達はそんな話を聞いて「一緒に遊びたいね」とワクワクした様子でした。そして、しっかりとお約束も年中さんとしました。その約束とは「さよなら会まではこのことは内緒だよ!」「プレゼントは年長さんに見られないように隠しておいてね!」と言われて皆も「はい!!」と返事したのです。たんぽぽさんも心を込めてプレゼント作りをしたいと思います。
また、今日は3月13日から始まる三葉病児園のお部屋探検をしました。園長から「入るなら今のうちだよ!」と声をかけてもらい覗きに行きました。今日は扉に動物さんの可愛いシールを貼る過程を見たり、実際に入ってガラスのお家に入ってみたりと今日も楽しい1日となりました。
2024年2月26日 月曜日
今日は年中児が秀野邸の畑にじゃがいもを植えに行きました。お休み前の木曜日に種芋を作っていたので忘れずにバスに乗せて出発です。先週植えるまでが1つのお仕事だよ!任せたよ!と古森先生から任されていたのでみんな大張り切りです!秀野邸に着くとツバキの赤い花がとーってもきれいに咲いていました。「これ年長さんの絵本のバスのツバキと一緒だね♪きれい♪」と子どもたちが話していると、古森先生はその横でナズナの花にしゅっとツバキの花を通して(ビーズを糸に通すような感じ)ネックレスを作っていました。「私もやりたい!」と何人かの女の子たちはすぐ作り始めていました。
さてさて、そんな楽しいことをしつつ、いよいよじゃがいも植えです。種芋を1人6つ植えます。植える所に穴を教師が空けていったのですが、「さぁ1つの穴に何個ずつ植えるでしょう~?」と問いかけると、1つ!だって全部入れたらせまいもん!」とほとんどの子が分かっていました。次は、どっち向きに植えたらいいかな?と質問です。「切ってお薬(灰)ぬっている方が下!」そうです!正解です!種芋の根っこはどんどん下に伸びて土の栄養をもらい、芽は太陽のある上に伸びて出てきて緑の葉っぱをつけます。古森先生がお手本でやってみるね!と、ちょっぴりこどもたちに違うことをして見せると、すぐにぱんだくみのHちゃんは「あ!ちが一う!!」と言って前へ出てきました。「何が違うの?」と聞くと、「種芋反対向きになってたよ!」と直して優しく土をかけて植えてくれました。
他の子たちも「カレーライス楽しみ♪僕はポテト♪」などと言いながら、みんな1つずつ上手に植えることができました。
植えていると、「古森先生!つくしが生えてます!」とM先生!どこどこ~?とみんな興味津々!!可愛らしいつくしの頭がぴょこ🎵ぴょこ🎵といろんな所からでてきていました。つくしのお母さんは「すぎな」ということや、地下茎といって土の中でずーっとみんなが繋がっているということを知りました。背の順のように大・中・小と頭を出しているつくしはとーってもかわいくこどもたちもじーっと見て、「背の順上手♪」なんて言いながら、ちょっとした春のおとずれを喜んでいました。
以前植えたたまねぎ?雑草?あ~ら大変!!どっちを育てているのか分からなくなっていたので、みんなで草抜きをしてお世話をしました。収穫をするのは6月なので、また子ども達と一緒に、たまねぎ、じゃがいものお世話をして、大切に育てたいです。年少さん、プレ年少さん、進級したら収穫しに行こうね!一生懸命お世話がんばります!!
その後、「おいでおいで、まだ時間ある?」と古森先生が特別に!秀野邸の中を案内してくれました。入る前から子どもたちはウキウキワクワク!どうして床の下が空いているのか、床が高くなっているのか、床が高くなっているのは寒いときは暖かく、暑いときは涼しくなることなどを教えてもらい、いざ中へ。
昔使っていた冷蔵庫やミシシ、釜などを見て、子どもたちは「電気がなかったことを知りました。水はこのバケツに紐がついてある物ですくって、「えっさほいさっ」と運んでいたんだと聞いて、蛇口がなかったということを知りました。
他にもお風呂は外にあったことや、大きな押し入れがあること、悪い人が来たら長〜い剣?武器で敵をやつけることなど、ずっと興味津々!古森先生が次は何を教えてくれるのかとワクワクして離れませんでした。
帰りのバスの中で話しを聞いてみると、お部屋が、6個か7個か8個かあって、ぐるーっとルームツアーをしていたら最初の部屋に戻ってびっくりした!!と多くの子が言っていました。敵がもし入ってきてもたくさん隠れる所があって、逃げるようにぐるっと1周しているので子どもたちもびっくりしつつ楽しかったんだな♪と思いました。150年程前の江戸時代。そんな昔からある歴史文化財。まだまだ書きたいことがいっぱいありますが、今日はここまで。今度ゆっくり子どもたちと秀野邸ツアーに出かけたいな♪と思っている私です♪