2025年6月13日 金曜日
連日の雨ですが今日は朝には雨が上がり登園した子どもたちから戸外で遊ぶ声が園庭に響いていました。
園庭には夜の間に降った雨のせいで水たまりがいたる所にできていました。その水たまりの水を教師がすくっていると、子どもたちもひしゃくとバケツを持って水をすくう手伝いを始めました。またM先生がくわを持って水が流れるように溝を掘っていると、その後をひしゃくを持った年中児たちが同じようにして後ろをついて歩いていました。その様子を遠くから見ていると同じ姿でとても可愛らしく見えました。子どもたちにとってはお手伝いも遊びの延長。水たまりの水くみも普段の水くみ遊びと同じ、溝を掘るのもどうやったら水がスムーズに流れていくのか考えながら掘っていくのも遊びで実は科学の芽がここにあります。
戸外遊びでは、久しぶりに全園児が集まって今日も泥んこ遊びで賑わっていました。たんぽぽさんも裸足になって、ズボンのすそをめくり上げて元気に園庭に駆け出して行きました。始めは裸足を嫌がっていたS君は、お友達が泥をペタペタと触って楽しんでいる姿を見て恐る恐る触ってみると感触が気持ち良かったようで、そのうち手も足も泥んこにして土を触って遊んでいました。そして、朝M先生と年中児が作った溝は水くみ遊びの場所からうさぎ小屋の所まで続きまるで長い川のようになっていました。その川を子どもたちがピチャピチャと端から端まで歩いて遊んでいました。
今たんぽぽ黄組さんは雨の日は本園の会議室や多目的室で過ごしています。会議室の日はボルダリングをしたり、トランポリンをしたり広いお部屋を走り回ったりと贅沢に使わせてもらっています。そして、今虫に興味津々の子どもたちに虫の図鑑を見せると真剣に見ていたので、本物のカタツムリを見せてあげると「カタツムリ♪」の歌を歌いながら嬉しそうに見ていました。そして、カタツムリの図鑑と見比べてみながら「いっしょやね~」「おめめ♪」「あたま!」など言葉で一生懸命伝えようとしていました。
言葉もそうですが、いろいろな環境に関わる事で日々いろいろな事を覚え、できるようになってきていて一つ一つに成長を感じる毎日です。
2025年6月12日 木曜日
雨の合間を見つけた子ども達、先程まで雨が降るのが楽しくて、昨日園長先生が作って、見せてくれた傘を、自分達で見よう見真似で作り、被り?雨の散歩を楽しんでいたのに、さっと被っていた傘を脱ぎ、裸足になって園庭に飛び出していきました。ぬかるんでいる所を見つけて入り、水や泥の感触を存分に楽しんでいました。水たまりの中をはねたり、泥水につかった足でテラスに上がり、ついた足跡を楽しむ姿も見られました。そして今度は泥んこの土をペタペタして団子を作って並べてみたり、「ホットケーキだよ」と友達と協力して大きな丸いホットケーキを作ったりしていました。そのうしろでは、水が流れていて、少し川のようになっているところを見つけた子ども達は、水が流れているところを掘って、土手のようにして、町作りが始まっていました。またしずくで小さな水たまりが出来ているのに気付いた子どももいました。雨の合間でも雨が降っている時と代わらない位、そして手や足、服にズボンまで泥んこになる位楽しむことが出来ました。どんな時でも思い切り楽しめる三葉っ子達です。生きる力がどの子にも育ちつつあることを嬉しく思いました。
そんな中、雨の強さで緑のトマトが一つ落ちているのに気付いたA君は、「先生 どうしたのかなぁ?」「虫に食べられそうになったのかなぁ?」と色々考えていました。横で聞いていたYちゃんが「あのトマトさんは 大丈夫かなぁ?」と傷ついたトマトの木のことを思い出し、尋ねてきました。また雨が降り始めたので、「行けないけど、さっき先生、写真撮ったよ 見る?」と聞くと、頷き、数人で見ると「大きくなってる」「まだ赤くなってないね」ととても嬉しそうに見ていました。傷ついていたからか背が少し小ぶりのトマトの木ですが、しっかり実がついて、大きくなっています。赤くなるまで楽しみに見ていきたいです。
そして今日は、今年度最初の内科検診がありました。年少児の中には初めて受ける子どももいるので、お部屋で練習をしていきました。ひまわり組の前が年長さんということもあり、体操座りで静かに待っている年長さん達、それを見て真似をしたり、先生の前に立つと自分で名前を言って、「お願いします」と言い、診察してもらい、終わるとお礼を言うのを見て、同じように言っている年少さんの姿もありました。今日お休みした子ども達は、今日内科検診を受けてない半分のクラスと一緒に6月19日(木)に受けます。その日に検診できますようにご協力お願いします。
2025年6月11日 水曜日
今週一週間雨予報ですが、そんな雨も最大限に楽しむのが三葉っ子です!大きな固定テントの下では、ポタポタ落ちてくる雨だれを小さなカップで集めている子がたくさんいました。年長のY君は、とても真剣な表情で落ちてくる雨だれを見つめていました。持っているカップがいっぱいになると近くのバケツの中に入れて、再び雨だれを貯めてバケツが満杯になるまで何度も繰り返していました。傘をさして園庭を散歩していた年長の女の子たちは、傘に落ちる雨だれの音を聞いて、「うわー!雨の音がする!」ととっても嬉しそうにしていました。プールは釣堀になっていて、どの子も思う存分雨水遊びを楽しんでいました。
子どもたちが雨水遊びを楽しんでいる中、うさぎひつじの部屋で古森先生が何やら面白いものを作っていました。なんと!手作りの傘を作っていたのです!!!古森先生が作った傘をもらったWちゃんはその傘を持って早速、園庭に出ていきました。手作りの傘は丁度いいサイズで、雨の園庭に出ても濡れません。事務所にも手作りの傘を持って見せに行っていました。
手作り傘を持って散歩しているWちゃんを見て、自分もやりたいとうさぎひつじの子達は部屋で傘作りを始めます。そんな楽しそうなことをやっているという噂を聞きつけた年長児も部屋にやって来ました。そしてみんなで傘作りが始まりました。先生も傘を作っていましたが、開きが甘く前が見えにくいのを見た古森先生が透明の窓を作ってくれました。頭にすっぽり被っても前が見える素敵な傘になりました。どの子も黙々と作っていました。年長児は広告の剣作りがとっても上手で立派な骨組みができていました。出来上がった子達から自分の傘を持って外に散歩に行きます。「先生!行ってくる!」ととっても笑顔で出ていったAちゃんは部屋に戻ってくると、「気持ちよかった!」と満足そうな表情でした。また、仲良しの4人組の女児は横並びでさんぽの歌を歌いながら足を揃えて、とっても楽しそうに歩いていました。I君は持ち手の長さを調節出来るようにしていたり、Yくんは持ち手が弱いからと広告より強い廃材をつけていたりと、一人ひとり大きさも、デザインも違う工夫と個性の詰まった傘が出来上がっていました。これから梅雨に入り、雨の日が多くなる季節ですが、そんな雨もプラスに変え、「雨って楽しい!」「もっと雨で遊びたい!」と思える、今しか出来ない遊びをたくさん楽しみたいと思います。
2025年6月10日 火曜日
今日は、園の歯科医の長谷川先生に来てもらって園児の歯の検診をしました。昨日降園前に「明日はみんなの歯がピカピカかどうか見てもらうんだよ」と子どもに伝えると、自分から口を大きくあけて見せてくれる子が何人もいました。「歯磨きいっぱいしてくるね」と言って帰っていく子ども達。登園してきた子ども達は、「今日ちゃんと歯磨きしてきたよ!」「泣かない!頑張る!」と元気に登園してきました。トップバッターは年中児でしたが、待っている子達はまっすぐ並んでいて、受診をする子は「おはようございます!〇〇〇〇(名前)です!お願いします!」と挨拶をすることができていました。それを見ていた年児もお兄ちゃん、お姉ちゃんを真似して大きな声で名前やお礼を言っていました。かっこいいお手本として年中、年長児を見て小さい子達は学んで育っていくんだなと思いました。たんぽぽ組は泣いている子も数人いましたが、ᖴちゃんは長谷川先生に大きな声で名前を言うことができていました。外部の病院の先生に見てもらう機会も数回しかないため、チェンスだと思って挨拶をすることやお礼を言うことなど身につけていきたいと思っています。
また、今日は雨ということもあり、室内で新聞紙遊びをしました。子ども達の前に新聞紙を広げてビリビリと破ってみると、「やりたい!」「ちょうだい!」ととびついてきました。細長く破って見せてくれたO君、クシュクシュと丸めたボールを沢山作って抜げて遊んでいたA君などそれぞれが自由に表現して遊んでいました。細長くちぎれた新聞を見つけて頭にまいてかんむりにしていた女の子もいました。片付けも少しずつ上手になってきたたんぽぽ組さん。散らかっている新聞を友達と競走しながら集めていました。いつの間にか部屋もきれいになっていて自分達で給食の準備もできました。又、園の駐車場に実ったビワと生石農園のビワを収穫して教師達が皮をむいて凍らせていた「びわアイス」も今日子ども達と食べました。シャリシャリ、ヒンヤリしていて「つめたい!」「美味しい!」と笑顔で食べていました。さつまいもの苗植え、じゃがいも、玉ねぎの収穫。そして、きゅうり、ナス等々春の栽培、収穫もほぼ終わり、残すは年長児の田植えで夏を迎えます。次は桃の収穫楽しみです。
2025年6月9日 月曜日
今日から梅雨入りとなり一週間は雨の予報となっていますが三葉っ子達は元気いっぱいテント下やこども館下で雨水遊び、砂遊び、そして、今日はプール室が魚釣りコーナに変身したりと沢山友達と関わって遊んでいました。そんな中、ちゅうりっぷ組のRちゃんはトマトの苗を見て、「先生!!トマトの実が大きくなって少しお姉ちゃんになってる〜!!」と教えてくれました。Rちゃんにとってトマトは女の子なのかな?と思ったら自然と笑みが出ていました。少しずつ大きくなるトマトの実の成長をまた見守っていきたいと思います。
そして、今日は年長さんのレインボーファームでの田植えに向けての練習を園内でしました。レインボーファームからいただいた田んぼの土を田植え用に柔らかくするために『しろかき』という作業を教師がしていると古森先生が「子ども達は砂遊びが好きだから一緒にしたら喜ぶと思うよ!!」と言ってくれたので戸外で遊んでいた年長さんに「おーい年長さん!!」と声をかけると「なになに?」と走って寄って来てくれました。土を柔らかくするのを手伝ってほしい事を話すとどの子も「やりた〜い!!」と興味津々で集まって来ました。いつもと違う土に手を入れて「うゎ〜!」「ドロドロ〜!!」と笑顔いっぱいの年長さん。頬っぺたにTシャツに・・・と泥がついても一生懸命土を揉みほぐしながら楽しむ姿がありました。そして、そのまま田植えをしよう!!ということになり、プールで魚釣りをしていた年長さんも急いで集まりました。
古森先生が田んぼの土を手に持ち「皆が知ってる土と何か違うことない?」と問いかけると「色が違う!!」古森先生は「色も違うけど実はね・・・」と言って手に持っていた土を「ペタペタネジネジ」としながら「皆がお部屋でしている遊びに似てない?」と問いかけると「あ〜粘土遊び!!」と男の子が言いました。古森先生が「そうなんだよ。先生が子どもの時は人が作った粘土はなかったから田んぼの土を粘土にして遊んでいたんだよ!!」と土に粘りがあるから水がなかなか無くならないこと、砂場の砂でするとどうなるかな?ということを話すと「水がすぐなくなるからダメ!!」と子ども達に分かりやすく話してくれて田植えスタート!!教えてもらった植え方でしっかりと根を土に入れていました。途中、植えた苗がくっついていると大きくなれない事を教師同士がくっついて見せて話すと子ども達も上手に植え直していました。
当日は広いレインボーファームでのびのびと粘土土に足を入れて田植えを楽しむ子ども達の姿が見られるのが楽しみです。当日はお知らせしているとおり汚れても良い服装で登園させてください。
2025年6月7日 土曜日
コロナも明け、新園舎での生活が始まった本日、3年振りの1年生から4年生までの三葉幼稚園同窓会を開催することができました。三葉幼稚園大好きのみんな!参加人数は345名(1年生91名、2年生86名、3年生88名、4年生80名)でした!元気なみつばっこのインフルエンザ流行期程度の欠席数で教師達はびっくりです!門を早足でくぐると、「ただいま〜久しぶり〜」と、笑顔で寄ってきてくれる女の子達。ちっぴり照れながら名前を言って受付けにくる男の子達。背がぐーんと伸びてもうすっかり小学生。幼なさをを残しながらもお兄さん、お姉さんでした。バスにも乗れてよかったね♪
まず、久々に集まったみんなで写真を撮りました。そして、古森先生からのお話し「こんなにたくさんのみんなが帰ってきてくれて嬉しいです」と。先生達み~んな同じ気持ちです♪本当に帰ってきてくれてありがとう♡
外で4学年で玉入れ勝負をしました。「たま入れ久々!手が大きくなったから玉いっぱい持てるよ!」と3年生になったYちゃん。久々に集まったみんなで力を合わせてたまいれを楽しんでいました。負けたらいおんぐみの1年生の子どもたちは「来年はがんばるぞー」と、次に期待を持っている姿があり、私達も来年の同窓会がとっても楽しみになりました。
いっぱい遊んだあとは、みんなでカンパイのジュースと疲れた身体にぴったりのアイスクリームを食べました。「先生こっちきて!一緒に食べよ!」と誘ってくれる子。「かんぱーい!久しぶりにみんなに会えて嬉しい♪」と楽しそうに話す子。みんなの『楽しい』が詰まった表情がどの子も可愛いくて、可愛いくて!とっても幸せな気持ちになりました。
幼稚園が楽しくて帰ってきてくれたみんな♪いつもは来たくても来れなかった子も来てくれてありがとう!!いつでも先生達は待っています。困ったとき、壁にぶつかった時、楽しいことを話したい時、いつでも帰って来てください。また来年の同窓会、今日来れなかった友達も誘ってね!またみんなに会えるのを楽しみにしています。今日は来てくれてありがとう!!
PS.保護者の方からの嬉しいエピソードがありました。
⭐︎受付でお金を払う子ども達が持っている封筒にお母さん達が『今日はよろしくおねがいします』、『楽しみにしていました』と、メッセージを書いて下さっている方がいて心がほっこり♡そして、とっても嬉しかったです。
⭐︎ドライブスルーでお母さん達の顔を見ながら子どもの名前を呼んでいると、それに気付いたお母さんが「先生!覚えてくれているんですか!名前呼んでくれて嬉しいです!」と言って下さいました。少し車が混む場面もありましたが、誰一人文句言わずに待って下さっていました。大すきな子どもたちと労ってくださる保護者の皆さん、応援ご協力ありがとうございました!来年また,元気で優しくて可愛い卒園生達に会えるのを楽しみにしています♪
2025年6月7日 土曜日
今朝早くから園庭で遊んでいた幼稚園のお兄ちゃん・お姉ちゃん達が、今日は素早く片付けてお出かけの準備を始めました。そこでれもん組の子ども達に「お外に行こうか?」と声をかけると、気配を感じたのかいつにも増して急いで帽子をかぶり始めました。自分で帽子をかぶることのできるAちゃんですが、反対にかぶってしまうことも・・・「帽子反対になってるよ!」と直しても、また自分でかぶり直し、「自分でできるよ!」とアピールしていました。くつも自分で履こうと頑張ります!長靴を履いてきたBちゃんは「もう履けたよ!」と得意気です。
そして砂場を目指し先生と「よーい、どん♪」で出発です!・・・が、まずはうさぎさんのところへ直行です。うさぎ小屋の中で元気よく走っているうさぎを見たり、近寄ってくるうさぎがちょっぴり恐くて後ずさりしたりしている幼児たちの姿がありました。また、スコップを持ってきてうさぎに草を食べさせてあげようとする姿も見られました。
目的地の砂場では、スコップや小さい入れものを出すとすぐに集まってきて砂遊びが始まり、砂遊びを楽しんでいました。しばらくすると、スマイルハウスの周りにも次々に子ども達が集まってきました。いすに座り、カウンターの上に入れものを置いて、料理も始まりました。砂をすくって少し混ぜただけの特製の料理を「はい♪」を手渡してくれたので「ありがとう」と言いながら食べる真似をすると小さなシェフ達は嬉しそうに見ていました。
また、幼稚園児がロープにぶら下がっているのを見たCちゃんは、スマイルハウスで使ういすの上に上がり、手を伸ばしてロープをつかもうとしていました。しかし、なかなか思うようにロープに手が届きません。しかたなく諦めたCちゃんは別のいすに上がってロープをつかんでいる友達の様子を見ていました。
そして、幼児達はまたまた砂場へ。自分の使いたいスコップをあれでもない、これでもない、と選びながら気に入ったスコップを見つけると満足そうに砂場へ入っていきました。そこで幼稚園児達が作った砂山が残されているのを見つけて、嬉しそうに堀り?ながら「よいしょっ!」と砂を移していました。
保育園児達は同じ遊びがなかなか長く続きません。途中で座り込んだり、他に移って遊んだりしていましたが、それでも目に映るもの全てが物珍しく一人ひとりの顔はとても満足気でした♪久しぶりにお外で思いっきり遊びきった子ども達は、みんなで元気よく保育室へ戻っていきました。
コメント (「どろんこあそび♪」 たんぽぽ組黄組 藤原愛梨 はコメントを受け付けていません)