幼稚園の日記(ブログ)

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2023年10月27日 金曜日

 明日は、ひよこ組さんの運動会という事で、今日は年中さん達が、準備のお手伝いを頑張りました。ひよこ組に弟や妹がいる子どもたちは「〇〇ちゃんの為に準備する!!」と、はり切っていました。お母さん達が座るイスをテントの下まで運ぶ時には、「こっちかな?」と近くの先生に聞きながら、並べていました。お手伝いが大好きな子ども達は、「次も運ぶぞ!」と、次々運んでいました。イスを運んでいる-方で、運び終わった子たちが今度は「きれいに拭く!」とぞうきんで一つ一つ、一生懸命拭いてくれていました。ひよこ組の先生達に「ありがとう!」とお礼を言ってもらうと、嬉しそうに「どういたしまして!」「運動会頑張ってね!」と応援していました。

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お手伝いの他にも、ひよこ組さんに一生懸命頑張って欲しいと、みんなで応援の旗を作りました。アンパンマンの絵を描いたり、文字の書ける年中児は「がんばってね!」と、メッセージを書いたりと、どんな絵を描いたらひよこ組さんが喜んでくれるか考えながら作っていました。旗が完成すると「先生、応援してきてもいい??」とすぐにひよこ組さんのそばまで行って、旗を振りながら、「頑張れ」と応援していました。しばらくすると、幼稚園の応援合戦の時のように、「フレーフレー〇〇ちゃん」と何度も何度も復唱する姿もありました。練習にもお母さん役で参加した子ども達は、弟や妹がいる子は「おどってた!」「可愛いかった!」と嬉しそうに話していました。

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うさぎ組には月曜日から、中学生のお兄ちゃんが一週間、来てくれていました。いっぱい遊んでくれるお兄ちゃんが子ども達は、大好きです。

昨日は、手遊びをしてくれたり、絵本を読んでくれたり、楽しいことが沢山ありました。そして、今日が最後の日。朝から子ども運は「一緒に遊ぼ!」「鬼ごっこしよ!」とお兄ちゃんの周りに集まっていました。

鬼ごっこをしてくれたり、築山で遊んでくれたりと、顔が真っ赤になるほど遊んでいた子ども達に、お兄ちゃんと何して遊んだのが楽しかったか聞くと、「鬼ごっこ!」「汽車!」「かけっこ!」と、沢山の答えが帰ってきました。

お兄ちゃんが帰る時間になり、さよならする時は「まに遊びに来て」とお願いしていました。人懐っこく、どんな人にも、すぐに話しかけ、仲良くなれるのは、「さすが、三葉っ子」と感じた5日間でした。

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2023年10月26日 木曜日

今日は、昨日の青コースに続いて、赤コースのさつまいもほりがありました。昨日、さつまいもほりに行って帰ってきたらいおん組さんがさつまいものつるを持って「これはなんでしょう?」と言って、幼稚園で留守番をしていたクラスをまわってくれました。年長さんにつるを見せてもらったり、昨日収穫したさつまいもを外で乾かしているのを間近で見た子どもたちは朝、登園したときからわくわくした表情で、出発の時間を今か今かと待っていました。

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年中さん・年少さんにとって初めてのレインボーファームでのさつまいもほり。昨日のブログにもありましたが、土が乾燥してコンクリート状態のため、昨日の経験から役員さん方のお手伝いも頂いて、何とか昨日よりは土を砕いて臨んだのですが・・・。やはり、大変で教師たちは頭を抱える状況でした。しかし、子どもたちはそんな場面でも元気いっぱいで昨日同様、年長・年中・年少児5〜6人のチームになり掘っていきました。年長さんがリーダーになって、「ここを掘るのを手伝ってくれる?」と年中さんに声をかけたり、「頑張って掘るけん、掘りやすくなるまで待っててね!」と年少さんに声をかけたりしていました。年中の子どもたちも年長さんの手伝いをしながら、掘ったさつまいもをどこに入れるか分からず困っていた年少さんに「あの中に入れるんよ。」と優しく教えてあげていました。

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さつまいもほりが終わると、年長さんが稲かりをした田んぼを探索しました。年長さんたちが干している稲の稲木を見たり、落ち穂を拾ったりして子どもたちものびのびと自然を感じていました。

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そんなとき、古森先生が「いいものを見せてあげるよ。」と言って、子どもたちに声をかけてくれました。古森先生がいる田んぼの水路のところに行ってみると、「ここに、学校があるよ。」と言って、何かを捕まえようとしていました。「ここはね、メダカの学校なんだよ。」と教えてもらうと、年少さんから年中さんまでが水路をじっと覗いてメダカを探したり、「あっ、カエルやエビもいた。」と言って他の生き物を見つけたりしていました。

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残念ながら水が濁っていて水路の底も見えない状況でしたが、メダカたちは濁った水に目玉を出して集団で本当にメダカの学校のように上流に向かって泳いでいました。そこで古森先生が網でそ〜っと水面を優しく掃くようにしてメダカを捕まえてくれました。先生たちが農園のきれいな水をバケツに入れて持ってくると、メダカたちは嬉しそうにすいすいと泳ぎ始めました。このメダカは幼稚園に持ち帰って、各クラス分け合って大切に育てることになりました。現代では、田んぼで遊んだり水路にいる生き物を見つけて親しんだりできる機会が減ってきています。子どもたちの気付きを大切に、また貴重な自然との関わりを大切にしていきたいと思いました。

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2023年10月25日 水曜日

今日は青コースのさつま芋掘り、今年の夏は、例年にない暑さで、水をあげてもあげても追いつかず、ポンタ農園では、さつま芋がほとんど出来ていなくて、お芋ほりが出来ないという事が分かりました。そこで毎年ポンタ農園に行く年少児達も今年は年長、年中さん達と一緒にレインボーファームへ行くことになりました。

朝9時15分には仮園舎を出発し、本園舎へ。本園舎では年長らいおん、ぞうも降りて来ていて、6クラスがそろって話を聞き、分かれてバスに乗り込みました。年中さんは、昨年のポンタ農園でのさつま芋掘りを経験しているので、ワクワク・ドキドキで気分も盛り上がっていました。バスから降りてレインボーファームへ着くと、そこにはレインボーファームの方々、園長先生、丸山先生、河野先生達、役員さん達が蔓を刈って、土を掘りおこしてくれていました。

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その芋畑の入口付近に集まった青コースさんに園長先生が昨日、年長さんが稲刈りに来て、土が割れていることに気付いたことを話していただきました。それと同じようにさつま芋畑もレインボーファームの方々が沢山頑張って水をあげてお世話をして下さったけど、それでも水が不足し、土が乾いて、コンクリート化して固くなっていました。土を耕すと岩のような大きな塊がごろんごろん、その塊は、スコップを突き立てたり、鍬でたたいたりしてもびくともしない位固くなっていました。またお芋も「水」「水」と探し求めて、直径1cm位の細さで長く長く伸びて、蛸の足のように何本も伸びていました。

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そんな固い土なので「一人では手で掘れないね」ということで、年長2人、年中2人、年少1~2人のグループを作って、力を合わせて掘っていくことにしました。「ここお芋があるのにとれない」「ここの土をとろう」と言いながら助け合って掘り、とれると年少さんが嬉しそうに持って歩いていました。年長児が「ここは まだ!スコップがいる」「あそこにスコップがあるよ」と言って、スコップで周りを掘ってはとっていきました。掘り終った頃、年少から順に掘ったさつま芋をもって写真を撮り、その後年長さんが稲刈りをした後の田んぼの中に入って、カエルに触れたり、落ち穂をひろったり、刈った稲の株を踏んでみたり、普段体験できない自然に親しむことが出来ました。田んぼのひび割れの中に藁を差し込んで「わぁ!こんなに入った」「あれ?下は固いよ」とひび割れが深いことや固い所にぶつかったこと等にも気付いていました。

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今日の芋掘りでも今しか味わえない自然にいっぱい親しんだ一日となりました。

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2023年10月24日 火曜日

今朝、私がバスから戻ってくると、ひまわり・さくら組の部屋では、いそいそと何かを描いている子どもたちがいました。そっとのぞいて見ると、そこにはアンパンマンの絵が描かれていました。今日はアンパンマントロッコ列車の遠足の日で、列車に乗っている友達をお見送りするために絵を描いていたのでした。大きな顔のアンパンマン、体やマントも描かれているアンパンマンなど、様々な可愛らしいアンパンマンが出来上がり、廃材や広告で作った剣に付けて旗が完成しました。年長児は、自分たちで横長い用紙に大きく文字を書いて、周りには列車や動物など楽しい絵を描いて素敵な横断幕が出来ていました。さすが年長さん!上手に文字や絵を描いていて、きっと列車に乗っている友達に「たくさん楽しんできてね!」という思いが伝わるだろうなと心が温かくなりました。

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出来上がった旗や横断幕を持って、いざ踏切前へ!移動している時ですら子どもたちはお見送りが楽しみなようで、「早くバイバイしたいね〜」と旗をひらひらと振って嬉しそうにしていました。

到着すると子どもたちはソワソワしていて、「まだかな〜」「早く来てほしいな」と話していました。中には誰がアンパンマン列車に乗っているのかを知っている子もいて、「Yくん、アンパンマン乗るんでしょ?手振らんといかんね!」とワクワクしながら待ち構えていました。

しばらくして、カンカンカンカンと遮断機が下りて電車が来る合図が聞こえると、子どもたちは急いで旗や横断幕を広げて、電車が来る方向をじっと見ていました。遠くに列車が見えると子どもたちも「きたー!」と言ってニコニコでお見送りをしました。

アンパンマン列車は子どもたちの顔が見えるようにと、運転手さんがスピードをゆっくりにしてくれ、子どもたちやお母さん、お父さんの顔もよく見えました。お見送りをした子どもたちも、列車に乗っている子どもたちも笑顔で手を振っていて、とても温かい気持ちになりました。「〇〇ちゃん手振ってくれたよね!」「お顔が見えたよ!」と嬉しそうに話す子どもたち。一生懸命に旗や横断幕を作って素敵なお見送りになりました。

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お見送りが終わり、部屋に戻ると早速、さっき見たアンパンマン列車を描いたり、お見送りをした時の旗の続きを作ったりする子もいました。中には、「この旗持って帰ってお母さんに今日のこと話す!」と言っている子もいて、お見送りの時間は数秒の短い時間でしたが、その一瞬の体験がとても大きな感動となり、思い出につながったことと思いました。

『胸いっぱい、元気いっぱいのアンパンマン遠足♬行ってきま~す♬編』   吉本 多恵子

今日は毎年恒例となりましたプレ年少・年少さん対象の希望者による遠足です。

この「アンパンマン遠足」は、行く人も楽しみですがもう一つのお楽しみがあるのです。それは・・・JR四国の方もビックリ!!三葉幼稚園ならではの「お楽しみイベント」「みんな揃ってのお見送りイベント」なのです。行く 側も送る側もこの瞬間、ほんの4~5秒ぐらいですが心が一つになるみたいに温かく心の中に残り、幼稚園の皆も一緒に行くような気持になるのです。

今日もJR松山駅に古森先生と事務の長曽我部さんがお見送りに来てくれました。見るとJR四国の方や松山駅の駅長さん、駅員さんたちがずらりと並んで送ってくださっていました。その中にはJR四国のマスコット人形さんも並んで手を振っていてびっくりしました。

温かいお見送りを受けて出発したすぐ先には、幼稚園の子たちがポンタ農園に行く途中にある踏切の前で待っていてくれたのです。

車内ではもう大騒ぎ!!「わ~すご~い」本当にが手を振ってくれているとみんな本当に嬉しくて、どの車内でも声を出して手を振っていました。実は列車の運転手さんがこの瞬間、速度をぐ~んと落としてくださったお陰で幼稚園や子どもたちの顔がとってもよく見えました。幼稚園の先生と子どもたちで作ってくれた横断幕がキラキラと輝いて見えました。

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そんなみんなの温かい気持ちを乗せて出発したアンパンマン列車の中は、楽しくて楽しくてみんな大はしゃぎでした。どこを見てもアンパンマンだらけで、どこもかしこも写真撮影の場所だらけで、みんな車内探検を楽しんでいました。

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さて、波方駅到着。さあここからは波方公園までみんなで長~いあぜ道を歩いていくのですが・・・。

「みんな大丈夫かな?歩けるかな?」とちょっぴり心配でしたが何のその、たんぽぽ組さんたちをはじめ、年少さんたちも歩く♬歩く♬楽しそうに歩いていたので驚きました。

ちょっぴりくじけそうになったA君も向こうに公園が見え始めてからは「もうすぐお弁当!」

「なにがはいっているの~?」と聞くと「おにぎり~!唐揚げ~!」と言って、また張り切って歩き始めたのでした。

公園まで30分~40分歩きましたが歩いた爽快感は本当に気持ちよく、着いたとたんみ~んな笑顔でお弁当を食べていました。いっぱい歩いた後のお弁当は最高においしかったことでしょう。お昼のお弁当の時間は最高に楽しく、どの家族も幸せのひとときだったことと思います。

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その後、お弁当を食べるや否やすぐ滑り台に向かって走り出したIちゃんとお父さん!それに続き、次々と子どもたちが遊具に向かって走っていき遊び始めました。

たんぽぽ組のSちゃんは、お母さんが追い付かないくらい走り回り、お母さんは「追いつくのが大変!」と言いながらも幼稚園に入ってからこんなに体力がついたんだと思うと嬉しい!」とおっしゃっていました。また、長い滑り台はさんさんらんどでも滑っているので慣れている子どもたちは、年長さん、年中さん、年少さん、たんぽぽさんまで友達同士で「キャッ!キャッ!」と言いながら、それは楽しそうに滑っていました。年長のSちゃんとIちゃんは「高い高い網の橋」を渡っていて、びっくりしました。それを見た妹のHちゃん!「わたしもできる!」と、どんどん上っていくではありませんか。お母さんも後から慌ててついていきましたが途中で断念!!帰ってくることになりましたが・・・。たんぽぽ組の子どもたちも、たくましい一面を見せてくれていました。どの子も全員いっぱいいっぱい遊んで保護者の方も子どもたちも飛び切りの笑顔で遊んでいました。

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疲れていると思いきや帰りの道も元気いっぱい!波方駅目指して歩いていたのには、本当に驚きました。!!

さらにこれでは終わりません。帰りの列車の中でもまだまだびっくりすることがありました!

「おかえりなさ~い」とまた先生と子どもたちが朝の踏切で迎えてくれたのです。

「わ~!!」列車の中でもまたまた大歓声!!迎えてくれた先生と子どもたちの顔を見て涙が溢れ、胸がいっぱいになりました。みんな本当にありがとう!!

今日は一日よく歩き、親子でたっぷり体を動かした遠足でした。そして、温かい思いを胸にいっぱいため込んで、行った側も見送る側も楽しい体験となりました。

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2023年10月23日 月曜日

 稲刈りの予定だった20日は天気予報が雨だった為、月曜日が稲刈りに延期になりました。そこで園内で練習用稲刈りをしました。園長からハサミ、包丁、鎌の違いとそれぞれの正しい使い方を実践しながら教えてもらいました。ハサミでも稲を切ることができるけど、鎌の方が刃が丸くなっているから沢山の稲を刈ることができること、左手を逆手にして稲をつかむこと、運動会の踊りの時のように足を開いて腰を落として稲を刈ることなど月曜日の本番に向けて大切なことを学びました。「稲を刈るのは?「鎌!」「紙を切るのは?」「ハサミ!」「野菜を切るのは?」「包丁!」「プリンを食べるのは?」「スプーン!」と教師と掛け合いをしながら教えてもらったことを楽しく復習しました。また、園長から、「レインボーファームの田んぼの稲はどれだけ大きくなっているか月曜日見ておいてね」と課題ももらい、稲刈りへの期待も高まった1日でした。

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 そして月曜日登園してくると、ぞう組のWちゃんは待ち遠しくて朝一から稲刈りのイメージトレーニングをしてきたそうです。友達同士で手はこうやったよね?と確かめ合う子どももいてとても微笑ましく思いました。レインボーファームに着くと、幼稚園の稲よりもはるかに高い稲にびっくりし、又、田植えの時は小さな苗を4本植えたのに稲の株はなんと19本になっていました!幼雑園の細い稲に比べて2倍の太さも長さもあるレインボーファームの元気な稲に大興奮でした。そして、園長が稲を刈って見せてくれると刈る音までザクッと良い音が鳴っていて思わず歓声が上がりました。

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 さっそく教えてもらったことを思い出しながら稲刈り始めました。幼稚園の細い稲とは違い、1本1本が太い為、片手でつかむのも一苦労。1人3株ずつ苦労しながら刈っていましたが、それでも1株目より2株目、2株目より3株目と、次第に手慣れてくるのが三葉っ子。自分が刈りやすいように稲に近付き足も開き、力が入れやすいようにコツをつかんでいきました。園長のように上手くはいかないものの教えてもらったことを精一杯真似して頑張っていました。自分が刈った3株の稲は予想以上に重く、大切に育ててくれたもち米の穂を踏まないようにギュッと抱きかかえて稲木まで運んでいました。全員が3株ずつ稲を刈り終えると、レインボーファームの堀内さんが稲刈りの機械を持ってきて稲刈り機体験もさせてもらいました。自分達が1株刈るのに苦労していた稲刈りも機械がするとサッと刈ってすぐに束になって出てくるのでそれにもびっくり!一緒に機械を押させてもらって束になって出てきた稲を自分で抱えて稲木の所まで運んでいく子ども達も1人前に見えました。

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 みんなが稲刈りしている間に「なんで田んぼの土が割れているの?」と不思議なことを見つけて園長に質問したA君。流石三葉っ子です。園長が子ども達に手を繋がせて水を含んだ土に例えて分かりやすく話をしてくれました。手を伸ばして繋いだ子ども達に「手と手の間に水分があったんだけど、田んぼの土から太陽が水分をとると、仲良しだった土の手が離れて固まりが沢山できて、間があいてしまうんだよね。これがひび割れなの」と見て分かるように説明してくれました。田んぼの中にも沢山の不思議や発見があり、自然の面白さを改めて実感しました。

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 もち米を育ててくれた堀内さんにも12月のおもちつきと去年してくれたポン菓子をまた幼稚園でしてもらう約束をしてお別れしました。帰ってからも田んぼのひび割れが面白くて絵に描く子、稲刈り機が楽しくて細部まで覚えて描いている子などとても楽しい絵ができていました。これからも稲刈り等の体験は機械化されてなくなり、貴重な経験になると思われます。何にでも挑戦し楽しめる三葉っ子達です。今度は気候の関係で固い固い土の中でのお芋掘りです。

2023年10月22日 日曜日

 朝夕は涼しい風が吹き、肌寒く感じる季節になってきました。第2園舎で過ごしている保育園児達は毎日遊ぎ場で運動会の練習をしている幼稚園児の真似をして、音楽に合わせて体を動かしたり、鼓笛隊の迫力に立ち止まって見入ったりと興味津々の様子でした。

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その幼稚園の運動会が18日に終わり、10日後の28日は保育園の運動会です。先日から、ひよこ組の運動会も子ども達の普段の遊びから何かできることはないか、どうすれば楽しくできるかと日々考えています。何しろひよこ組は1・2歳児のみで、幼稚園のようなかっこいい演技の見せ場がなく、1・2歳児だからこそ見せられる知恵や発達の過程、親がいてくれる安心感、1・2歳児ならではの行動などから考えようと、園長のアドバイスのもと考えてきました。そして、「玉入れはどう?」という言葉に、ボールが大好きな子ども達なので、きっと楽しんでくれるはず!と早速遊びに取り入れてみました。柱にカゴを取り付けていると、“なんだかおもしろそう”と子ども達が集まって来ました。まずはボール作りから。チラシを丸めて見せると一斉に「ぼくも!」「わたしも!」と手が伸びてきます。次に「見ててね」とボールをカゴに投げると、「うわぁ!」「やる!」と目を輝かせて今度はカゴの周りに集まりました。でも、カゴを少し高めに設置していたので手を伸ばしただけでは届きません。「ん〜」と背伸びをしてTくんが1つボールを入れました。それでも届かない子もいます。どうしようと考えたMちゃんは、カゴを下へ引っ張ってみて、やっと届きました。カゴのふちまで届いたWくんは、カゴと手の平でボールを落ちないように支えながら、徐々に指先へと移動させて入れていました。“背伸びして入れてる姿が可愛いかも”と思い高めに設定していたのですが、こんなにも考えている姿が見られると思わず、驚かされました。そのちょっとの難易度の高さ(手が届くか届かないか)が子どもの好奇心をそそる環境になることも気付かされました。

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幼稚園の運動会当日は、本園舎2階の年中さんのお部屋を借りていたれもん組。大型積み木など普段見かけない玩具もあり、引っ張り出してくると転がしたり積み上げたりして遊び始めました。Kくは友達が積み上げた所を山に見立てて「ブゥーン」と車を走らせていました。友達がじっと見ているのに気付くと、2台持っていた内の1台を貸してあげて、2人で走らせ大笑い。楽しいことを共有する楽しさも気付いてから気付かないか、しかし、とても楽しい経験です。

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Eちやんが大型積み木の上に座っていると、その後ろにどんどん他の積み木を置いていったHくん。すると他のこもEちゃんの後ろに座っていき、バスごっこが始まりました。保育教諭が歌うと、「ゴー!ゴー!」と返してくれ、いつもと違う環境に不安そうにしていた子もにっこり笑顔を見せてくれました。

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テラスでは工事の様子を見ることができました。「すごーい!」「ようちえんおおきいね」と口々に話していました。クレーン車が木材を持ち上げると「おぉ〜」と驚きの声が上がったり、「がんばれー」と作業員さんを応援する子もいたりと、普段見ることのできない光景にはしゃぐ子ども達でした。

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いよいよ来週はひよこ組の運動会です。当日はお母さん、お父さんに甘えたくなる子もいるかと思いますが、働いているお父さん、お母さんから離れて生活している幼児達です。もっともっとお父さん、お母さんに甘えたい、抱っこされたいのは当たり前です。愛情を腹いっぱいに貯えたら安心して離れていきます。そんな温かい運動会になるようご協力ください。普段の可愛い踊りの様子や遊びの様子も見ていただけるよう、私たちも頑張りたいと思います。

 

 

2023年10月20日 金曜日

最近、幼稚園に登園してくる、年中、年長児の朝はラジオ体操からはじまります。早くに登園して来たY君は、「先生もうすぐラジオ体操の時間だね!」と、透明パネルの方を見ていると、ゾロゾロと工事のお兄さんたちが集まってきました。8時ちょっと前になると、透明パネルの中では、「今日も怪我なく幼稚園を造るぞー」とラジオ体操がはじまります。それを見た子どもたちは、なんの迷いもなく、いつもの生活の流れで一緒に体操をします。その様子を見て教師の私も、「さぁ今日も1日いっぱい楽しいことをするぞ〜!1日頑張るぞ〜!」と思いながら一緒に身体を動かします。登園して、朝1番にラジオ体操をして、身体もスッキリ!!何して遊ぼっかな~と子どもたちは好きな遊びをはじめます。

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そして昨日から、今度は作品展に向けて絵を描いたり、廃材集めをしたりしています。りす組のKちゃんやSちゃんが「絵が描きたい」と言って、クレヨンと画板を持ち透明パネルの真ん前で、工事現場のお兄さんの絵を描きはじめました。

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すると…その様子を見た大林組のお兄さんが、大きな大きなクレーン車を子ども達の方に向けてくれて、”ウィ~ン”と、クレーンの先を透明パネル越しの目の前まで降ろしてくれたのです!

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それを見た子ども達も教師も大興奮です!物をひっかける爪のような物はとても大きく、”すごーい!”と子ども達の目はキラキラです!!スゥーっと上に上がっていったと思ったら、2つ目のひっかける爪のような物が降りてきて、「え!!クレーンって2つもひっかける所あったんだね!!」と、大発見でした!

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こんな日頃目にすることのない車を見ることができて本当にラッキー!!後から登園してきた子ども達は急いで部屋に戻ると、クレヨンとカレンダーを持って降りてきました。今見たことを細かく描く子もいれば、かっこいいお兄さん達を描く子もいる。クレーン車を描く子もいれば、クレーン車で物をつった先のことを描く子もいる。ひとりひとり違ってみんなとても素敵な絵を描いていました。気がつけば1階の透明パネルテラスも、2階のテラスも子ども達でいーっぱい!みんな素敵な絵を描いていました。なかには1時間近く集中して描いている年長児もいて、すごいな~!細かいな~!と驚かされました。こんな真近で見る体験なんて、普通はできることではないので、ありがたいな!と思うし、又、それを見てすぐに描ける子ども達は、さすがだなぁ!と驚かされます。これから作品展にむけて、子ども達と楽しくいろんな物を作ったり描いたりしていきたいです。

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〈お願い〉

子どもたちがた~くさん素敵な絵を描いたり、廃材で作ったりしています。家にカレンダーや廃材がありましたら是非持たせてください♪