幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2023年10月11日 水曜日

朝はすっかり涼しくなり「おはよう‼︎」と元気に挨拶したり中には「うゎ〜ん」と大泣きしながらもスタスタと歩いてきたりと可愛い幼児達の姿が見られます。たんぽぽ組の部屋では朝、兄弟で登園してくると仮園舎で一緒に過ごしている年長児のお兄さん、お姉さんが所持品の片付けを手伝ってくれています。泣いている子には「こっちにおいで」と手を握ってくれたり「今日はここにシール貼るんだよ」とシール帳貼りの手伝いをしてくれたりして優しい年長児の姿に心が温かくなります。

さて、今日は運動会に参加する日頃から交流しているミキスタディパルズの子ども達も赤コースの運動会練習に参加しました。今日は少しでも本番と同じようにするために青コースの子達が保護者役となり席から応援です!応援合戦では各クラス代表の子がクラスの名前を呼んでいく中、たんぽぽ組のAちゃんも片言まじりで「たんぼぼ組」と一生懸命呼びます。そして、園歌やはじめの言葉と進んでいく中で園長先生のお話です。いつも子ども達がワクワクする話をしてくれる古森先生!!今日は風が強い事に注目すると「今日は赤コースさんの運動会練習だね。かけっこや踊りとかをするんだけど空を見て!!雲も今日はかけっこしてるんだよ」と空を指さしながら話してくださると子ども達も「え!どれどれ」と顔をあげると「本当だ」「あっちの雲の方が速いね!」等と言ってしばらく雲の流れを目で追いかけていました。その様子を見て自分もその日の天気、視界の見え方によって子ども達に話す園長先生の楽しい話を聞いて自分ももっと周りに見えるものを会話に入れながら子ども達の興味を引いていかないといけないなと思いました。

競技に入るとプログラムに沿ってかけっこや踊り等を進めていきました。年中児のかけっこでは5日のブログでは砂遊びをして遊んでいたので大好きな土にバンザイをした子ども達!!今日は…..空に向かってバンザイをすることが出来ました。子ども達も大きな声で「バンザーイ、バンザーイ」と大喜びです。踊りでは可愛い、かっこいい衣装に変身する子ども達!!年長児の踊りではかけっこをするために入場門で待機していたたんぽぽの子達はその場で「やぁ〜」「ハァ」と一緒にかけ声を言いながら踊ったり歌ったりして楽しんでいました。

運動会まで後1週間!!子ども達が自分で作ったお面や帽子、そして、かっこいい衣装可愛い衣装を身に着けて踊ったり自分達の手が加わった道具を使っての競技、そして、年長児は最後の運動会、恒例のリレーや鼓笛隊を楽しんでいただけるよう子ども達と一緒に準備を進めています。三葉幼稚園の運動会は子ども達が主役の運動会です。狭い場所での運動会ですが「やればできる」は大人も子どもも同じです。皆が笑顔になれる1日になりますように!!

2023年10月10日 火曜日

先週金曜日、うさぎ組は自分達の工事用安全帯を作りました。しかし、まだ完成していない子も多く「先生、ベルトの続きをしなくちゃ!!」「ベルトを早く作らないと、運動会に間に会わない!!」とやる気満々で登園して来ていました。そして、早速ベルトを作り始めました。今まで、何度も工事現場のおじちゃん達を見てきたこども達は、すぐにイメージが出来たようで、必要な廃材を選んで作っていきました。「工事のおじちゃん達のベルトに何が付いとった?」と聞くと「高い所から落ちないように、こうやってひっかけるやつがついとった!」「あとテープとか、てぶくろみたいなのもついてたよ!」と、一つ一つ思い出しながら話していました。そんな話をしている中、Mちゃんは、何やら黙々と作っていました。「何を作っているの?」と聞くと、「あのね、落ちないようにひっかけるやつを作ってるの!」と、自信満々に教えてくれました。長く仲びるひもの部分は、細長く切った廃材をつないで作り、その先に物を引っかけられるようにCの形に切った廃材を付けました。そして「先生、出来たよ!」と嬉しそうに見せてくれました。しかし、その手作りのひもはブラブラしてしまいます。それが気になったMちゃんは、ブラブラならないように、先を引っかけられる場所を作りました。小さく切った廃材を貼り付け、先のCの部分が引っかかるように、長さを調節しながら作っていました。そして無事、引っかける所も出来ました。「すごい!自分で、考えて作ったの!?」と他の先生に言われると、少し恥ずかしそうにしながら笑顔で頷いていました。他にも、テープがぶらがっていたからとセロハンテープの芯をつるす子、かっこいいベルトにしたいと、自分の気に入った廃材を付ける子など、一人一人が自分のイメージで作っていました。

IMG_6660IMG_6658IMG_6657IMG_6656IMG_6659

そしてベルトが完成すると昼食が終わってから、実際にそのベルトを付けて、踊ることになりました。子ども達は食事をいつもよりさっさと食べてベルトに手を伸ばしていました。

ベルトを付けると、みんな気合いが入り、いつも以上に手を伸ばして、元気いっぱいで踊っていました。移動もいつもは、ゆっくりで列に入れないでいた子も、今日はみんな走って遅れることなく移動が出来ていて驚きました。

IMG_3054IMG_3055IMG_3058

運動会当日は、このベルトをつけて、自分で作ったヘルメットをかぶり、衣装のズボンを履きます。

手作りのヘルメットとベルトを付けると、本物の工事のおじちゃんに見えて、その姿がとっても可愛いのです。

運動会がとても楽しみです。

2023年10月7日 土曜日

さんさんらんどから吹き下ろす風も秋の訪れを感じられる日が多くなり、子ども達はますます元気いっぱいに遊び回っています。PXL_20231002_011148763PXL_20231002_011642100PXL_20231002_003621164PXL_20230928_012711395

そんな元気な子ども達ですが、日々の生活の中で”できること”もたくさん増えてきています。その1つがおつむ替え後のズボン履きです。「はい、ズボン履いて〜!」と子どもの前にズボンを広げて置くと、WEST部分に手を伸ばし、穴の中へ足を入れようと頑張り始めます。しかし、最初は要領が分からず手を伸ばして引っ張ることをしないで悪戦苦闘している子もいましたが、少し手を掛けることでモゾモゾとウエストの大きな穴に片足を入れ嬉しそうに立ち上がり『できたよ!』と言わんばかりに見せてくれるようになってきます。「もう1つの足入ってないよ?」と伝えると、”あれ?”と首を傾げって、またまたここからば試練です。もう片方の足をもう1つのズボンの穴に通さなければ…。モゾモゾモゾともう片方の足を入れるのですが、なかなか上手に通りません。なぜなら同じところに両足が入ってしまっているからです。”なんで足が出ないんだ!”と怒る子、なんとか足が出たものの人魚のようになってしまっている子もいます。一方で、裾の広いズボンの子達は同じ所に足が入ってもしっかり上まで引っ張り上げる事ができて、片方の穴に足が入っていなくても履けているような気分になって、得意気に笑って見せる子もいます。中でもTくんやHちゃんは半分履けていないのに自信満々にぐっとズボンを上げ、お腹まで上げては「あれ?」と言って笑っていました。それもまたかわいい失敗です。

PXL_20231004_001841289PXL_20231004_001705571PXL_20231004_014627531PXL_20231006_063856918PXL_20231004_001207983PXL_20231003_001715958PXL_20231004_014202516PXL_20231006_002438568

足をズボンの穴に通すことをクリアできると次はお尻を隠すという最難関が待っています。前側のウエスト部分を持って上手に引っ張り上げ、お腹まで上がると、おしりが上がっていなくても『できたよ!』と嬉しそうに見せてくれます。「おしりが入ってないよ」と声をかけると、キョトンとしたり、おしりに手を当てて『あれ?』と振り返って確かめたり、その反応は様々です。ここだよと手を後ろ側のズボンの場所に添えてあげると、普段はなかなかすることのない手を後ろにして見えない部分を手探りで物を掴むという動きに、どの子も四苦八苦です。掴むことが出来るようになっても、おむつの厚みが邪魔して思うようには上がりません。「せーの、ぐいっ!」と一緒にズボンを上げて、すぽんっとズボンが上まで上がった時の子ども達の顔はなんとも言えないホッとした表情のあと、嬉しさと満足感でいっぱいの様でした。

PXL_20231004_014126680PXL_20231006_002346154PXL_20231006_001731497PXL_20231003_001759208PXL_20231005_001046339PXL_20231006_064228550.ACTION_PAN-01.COVER

ズボンを履く以外にも”できること”は増えています。自分で水筒の蓋を開けられるようになったり、コップで飲んだり、給食準備や片付けしたり、スプーンを使って食べたり、持ち物を片付けたりと挙げていけばたくさんあります。成長と共にできることが当たり前となっていく些細なことも、子ども達にとっては初めて自分でやる未知のことばかりです。”1人でできた喜び”をたくさんの子ども達に味わってもらえるように1日1日くり返して、失敗する悔しさもしっかり体験しながら成長していけるように手助けしていきたいと思いました。今しかないこの時期の1つ1つの成長と発達の姿を保護者の方達と存分に味わいたいと思います。PXL_20231004_023316999 PXL_20231004_023341740 PXL_20231004_023326500 

2023年10月6日 金曜日

「おはよう!!」と登園すると一番に 「先生!!今日はお祭りに行くんだ!」とF君!そこへやってきたM君も「僕も行く!」と話が盛り上がった…と思うと、今度は「ねえ、先生、今日は幼稚園の工事見に行けるかな。今日もショベルカーが来てるんじゃない。」と工事の話になりました。すると今度は「今日もかけっこしたいね。」とやりたいことがいっぱいの子ども達は目をキラキラさせて話がつきません。

IMG_4150

しばらくして、登園した幼児が増えてくるとさらにやりたいことが沢山の三葉っ子達です。すると、今度は年長児が「リレーしたい!」と言って自分達で準備し始めました。自分達でコーンを出し、水線を引きバトンを準備します。そんな年長さんに憧れを持っている年少さんは年長さんの姿を目で追います。水線に興味を持ったMちゃんは、水線を引いてる年長さんに近づいて小さな声で遠慮がちに「私もやりたい。」と声を掛けると「いいよ!」と水の入ったジョーロを渡してくれました。そして、うっすら残っている線に水をジャブジャブと落とすとちょっぴり水たまりに!それでも納得のMちゃんは、「できた!」と自信満々の顔をしていました。

IMG_4153IMG_4156IMG_4157IMG_4162

幼稚園での年長さんは憧れの存在!今日の鼓笛隊の練習にも釘付けです。そういえば2年前の鼓笛隊を目を釘付けで見ていたのが今の年長さん!!そして、今、目をくぎ付けにしてみている年少児が2年後にこうなるのかと思うと、運動会を前にちょっぴり感動です。そして、今日の鼓笛隊の練習の最後には、突然呼ばれた三葉幼稚園を卒園した先生たちです!「先生たちも昔、鼓笛隊したんだよね。どうだったか聞いてみよう!」と今日の感想を求められ、それぞれ「かっこよかったよ―!」「手がしっかり伸びてたよー!」と褒めてもらいました。ちなみに河野は太鼓、西森先生は青旗、岸田先生はポンポンだったそうで子どもの頃を思い出していました。

IMG_4169IMG_4175

年少児は今日、メダルに使う写真を撮りました。昨日、古森先生から「かわいいね。頑張ってたよ。」と褒めてもらった子どもたちは「パンパカパイナップル」の踊りが大好きです。今日も衣装を身につけ気持ちはパイナップル王子と、パイナップル姫です。運動会の日、ご褒美のメダルにはかわいいパイナップル王子、パイナップル姫の記念写真が入っています。お楽しみに!!

IMG_4170IMG_4174

IMG_4263 IMG_4265

2023年10月5日 木曜日

 昨日のブログで紹介しました「工事現場での作業員さんいわぎさんのお話」からの今日、年中さんたちにこんなビックリするような出来事がありました。

昼過ぎ、幼稚園に戻ってみると事務所で古森先生と三葉組の年中さんS君とTちゃん、H先生が話をしている最中でした。何やらとても楽しそうなので私ものぞき込んでみると「これみて~!」と言って見せてくれたもの、それは昨日実際に工事現場に入って見せてもらった自作の安全帯(安全ベルト)だったのです。廃材を使って、うまい具合に伸びる安全ベルトを作っていたのです。「わ~すごい!」本当にびっくりしました。さすが三葉っ子!昨日見た本物のベルトがS君にとって、ものすごく印象的だったのでしょう。子どもってなんてすごいんだろう!と思いました。体験をすぐさま自分のものにして、こんな表現ができるのです。大人の想像をはるかに超えています。子どもの成長にはどんなにしても大人は追いつかないなと思いました。本当に自慢の三葉っ子たちです。しかし、その後事件が・・・・・。

S君が紙のベルトを伸ばして先生たちに見せているうちにバック(箱)の中からベルトが抜けてしまったのです。「あっ!大変!!」でもそこは製作者のS君、すぐに直し始めました。そばにいたTちゃんも箱(バック)が動かない様、さっと手で押さえていました。このさりげない助け合いも三葉っ子ならではです。

8AB9445D-8F91-46EA-AC26-6B932D645EA5 C673DA0A-754C-4DEA-85DC-1A0A5FDC9DC3 04E26368-08A3-4E2E-B555-A220DA13A62A

感動エピソードの裏話、実は今日年中さんたちは、運動会の練習の中でこんなことがありました。

年中さんのかけっこの時のことです。み~んな頑張って走った後、今日は(いつになく?)砂遊びをしている子が目立っていました。それを見た古森先生が「あ~ら、今日はお砂と仲良しなのね。お空やお日様となかよしの子は手を上にして『バンザ~イ』ってするんだけど、お砂と仲良しだから今日は手を下に『バンザ~イ』になっちゃうね。」という事で「下バンザイ」をみんなでやってみました。すると・・・「やっぱり上バンザイがいい!」と年中さん達。次はきっと砂と仲良しの子はいないかな?と思いながら、下バンザイをしている年中さんたちがかわいくて、とても微笑ましく思いました。

C94198F6-A7FC-492F-AAE3-F0B10BE090A9 135A86C7-1429-4E99-9FF6-717F3D7DD67F A088974C-4739-4916-827F-C0B0270A41C7

今月に入ってからお気づきの方もいらっしゃると思いますが、屋外遊ぎ場仮園舎の横にしばらくビニールシートで覆われた山西町の大神輿が置いてありました。今日、「宵宮」の日なので山西町のお祭りの会の方たちが準備に来られていました。かけられていたシートを外すと、中から大きな大きなお神輿が現れたのです。預かり保育の子たちが次々と集まって来て見せてもらいました。

このお神輿の中に神様が入ることや、30人の男の人たちがこのお神輿を担ぐことなどを聞いて「すご~い!」と口々に言って、誰からともなく「わっしょい!わっしょい!」と掛け声が上がり大合唱となりました。

運動会では、年中さんたちが作ったねぶたを引いて練り歩きます。お祭り気分はまだまだ続きそうです。楽しみがいっぱいです。

BAA1F976-AF41-4B61-80FF-9DACEBB8E6A6 A83BCD0A-9028-4114-AA00-FEADE703FB9E DF65EB90-F247-4AF3-A302-6C916B138CE3

2023年10月4日 水曜日

年中さんの今年の運動会の踊りは、「エンジン全開」と言う踊りです。この踊りには、様々な働く車が出てきます。丁度、幼稚園本園では、新園舎を建てる工事が始まり、色々な機械や車が入ってきます。ブルトーザー、ミキサー車、ボーリング等、様々な大きな車輛が毎日出入りしており、子ども達は時間を忘れて見入っています。昨日も遊びの部屋で仮園舎から本園舎に上がって来た子ども達は、長ーいクレーン車で鉄の棒を引き上げて、降ろしているのを見た途端、「わー!!」と目を輝かしていました。工事の車が大好きなM君は「先生!見て! 先生!見て!長いねぇ」と。またその次は、工事をしている方がその鉄の棒を差し込むと、腰のベルトの袋から工具を出して、クルクルと閉めていきました。それを見たM君は、またまた「先生!先生!すごいよ ここから出したものでクルクルと回したよ」と嬉しさと感動で話が止まらなくなっていました。

それと同時に昨日届いた月刊絵本ビックサイエンスの11月号もなんとブルドーザーやミキサー車等が載っている働く車特集でした。工事の機械や車が出てくる踊りを踊る年中の仮園舎にいて、見ていない子ども達にも工事を見せてあげたくて、園長先生にお願いしたところ、「手作りヘルメットを被ってはいったらいいわね」と言ってくださり、工事の方の食事休憩中に入れていただけることになりました。

実は今日、本園舎に上がって来た年中4クラスで会議室で10月初のお家からの手作りお弁当を食べているところでした。昨日、明日はお弁当がいる事を伝えると、私の手を何度も引っ張って「お弁当」「お弁当」と嬉しそうに聞いてきたHちゃん。すぐにぺろりと食べていました。「見て!ぶどうが入っているの」「ドラえもんのふりかけを持ってきた」と嬉しそうに見せてくれ、どの子もほとんど食べたところに、工事現場に入れてもらえるという情報が入ってきたのです。しかも10分間だけと時間も限られていました。

imageimage

あともう少しでお昼休憩が終わるという事で、4クラス大急ぎで準備です。頭にはもちろん手作りのヘルメットで工事現場の中に入っていきました。今日は長ーいながーいホースが伸びた新しい車(セメントを流し込む車)が来ていました。それを見たり、「ヘルメット どう?」と見せ合って、比べたりしている子もいました。また深く土を掘ってコンクリートを敷いたところに鉄の棒が縦横に一面に並んでいる中に、更に鉄の棒が何本もたっているのを不思議そうに見ていました。そこで工事のおじさんに色々教えてもらった後、工事のおじさんはヘルメットをみんなと同じようにかぶっていましたが、「みんなに足りないものは?」そうです!!ベルトです。工事のおじさんのベルトには、何やら丈夫な紐の先に手錠のようなひっかける物がつながっていました。高い所に上った時にそれを丈夫な物にひっかけておくことで体を守れるのだと教わりました。みんなはどんなベルトが出来るか楽しみです。まじかにこのように工事が見られることは、すごく大切な環境だなぁと思いました。そこでしか学べないこと、私たちの保育や言葉では体験できないことは、チャンスを逃さず、触れさせていきたいと、今年度から始まった工事の方々との触れ合いの中で感じています。

imageimageIMG_2814IMG_2813IMG_2811IMG_2812IMG_2809

2023年10月3日 火曜日

 昨日から年長児は、本園に登園して鼓笛隊の朝練を始めています。昨日はテラスで鼓笛隊の曲をかけていると、廃材で太鼓を作って教わった通りのリズムで叩いている子がいました。それを見ていたきりん組のS君は、紙を上手に使ってシンバルを作って自主練をしていました。朝のスキマ時間を見つけて練習をしていてやる気満々の子ども達です。

 また、今日は運動会の座席のくじ引きをしました。「弟や妹がいるお兄ちゃん、お姉ちゃんは誰がくじ引きをするのか決めておいてね。」と事前に伝えておいたので、今朝登園した時に、「Yちゃんが引くって!」と家で相談して妹や弟にくじ引きをゆずってあげる年長児が沢山いました。自分の引いたくじ番号を覚えて「◯◯番やったよ!」と言っている子もいました。保護者席が決まったことで子ども達は運動会当日がさらに楽しみになったようでした。

IMG_2387IMG_2390IMG_2394IMG_2397

 昨日、園長が年長組の保護者席に座って鼓笛隊の隊形を見てくれ、全部のパートが立って演奏していた為、真ん中で踊っていたポンポンや旗が太鼓が壁になって見えないことに気付いてアドバイスをくれました。そのアドバイスをもとに、今日は新しい鼓笛隊の隊形移動に挑戦してみました。対角線上に移動をしてみましたが、最初は反対方向からくる子とぶつかったり、迷子になって立ち止まってしまう子もいたりする様子を見ていた園長から、「交差になるように歩いたらいいのよ」と正しい手本、間違った手本の両方を見せて理解できるように話してくれました。太鼓の後に鍵盤もしてみましたが、見ていたのもあって上手に移動ができました。出来ると園長はその度に「すご〜い!何ですぐできるの〜!」と拍手をしてくれるので、子ども達は増々張り切って自信をもって動くようになっていき、毎日驚かされます。最後のフィナーレは仮園舎側に向いて並んでいましたが、どの座席からも見えるようにと本部に前向きで並び直すよう指導してもらいました。そして、お客さんにお尻を向けた時は、「後ろ姿ばっかりじゃお客さんつまらないかな〜」と声を掛けてもらうと、お尻がきゅっとなって背筋もピンと伸びている子もいました。園長はすかさず「なんか後ろ姿もかっこいいね」「前から見たらもっとかっこいい!」と褒めてくれました。今日も園長の魔法の言葉で見違える程かっこよくなりました。

IMG_2417

 そして、昨日園長からもう1つ素敵なアドバイスをもらいました。踊りを踊っている時にどうしても手が伸びない子ども達に「バチか何か持ったらどうかしら」とリレーのバトンを試しに2〜3人の子に持たせてくれました。すると、その子達はバトンを持つだけで手も上がり、かっこよく踊ることができていました。そこで今朝さっそく新聞紙を丸めてバチを作ってみました。バチを持って威勢良く踊れるようにみんなで頑張ります!

IMG_0172IMG_0169